中納言家持 はるのゝにあさる 　　きゞすのつま 　　　　　　　ごひに 　　...

　　　　源宗于朝臣 常盤なる松の 　　みどりも春 　くればいまひとし 　　　ほの色まさ...

ねずみさんの事 正月にねずみ、ちゝはゝいでて、子を十二疋うむ、おやともに十四疋に成也。...

入子さん あるひは七つ入子を 銀弐拾壱匁に買時 いれ子一つに付 六分づゝさげては 何程にと...

ふなづみうんちんの事 ▲あるひは米二百五十石つみていつ方へ成ともつくる時にうん ちん百石...

やくしさんといふ事 かくのごとく四方にならべて一方に 八つづゝ有時一方は八つをそのまゝ置...

大唐武帝の御子 蒼舒いはく 象を舟にのせて 水あとさかん ところをしるし 置きて象を おろし...

　清輔朝臣の許にて 　雨中苗代といへる 　ことをよめる 　　　　　勝命法師 雨ふれば小田の 　ますらおいとまあれ 　　　　　　　　　や なはしろみづを 　　そらにまかせて ...

伊勢太輔　　歌譯 清少納言　　歌譯 　函谷関の故事の話　　　　　　　　　香炉峰の雪の...