実家に向かう車の中で何者かが言った
今年の正月は
お前を慰めものにして楽しもう
実家に車が着いた
私は部屋に行き寝かされようとしている
タバコをずっと吸えずにいたから吸いたいのに
タバコを持つと寝てしまう
そしてタバコがすいたくて起きる
タバコを持つと意識を失う
どうしてもタバコが吸いたいからタバコに向かう
またしても意識を失う
この状況はまたリピートが始まったと思った
タバコを吸うまでの時間をリピートされ
飢えた状態を繰り返されるのだ
始まったかと思った
リピートだ
こういう状況が無限にも感じられるほど
繰り返されるのだ
妄想と幻聴が始まる
妄想と幻聴を明確には覚えていないが
部屋の丸いパターンが監視カメラのように
感じられていた
カーテンは閉められ外は見えない
船がやってくると思っていた
汽笛が鳴っている
自宅にいたときの最後の晩に
何者かが不思議とつぶやいた
何が起きていたのかはわからないが
光が抜け出した後だった
夜になり私は実家に監禁されているという
妄想にとらわれた
私はタバコを吸いたいがタバコがなくなっている
イライラが半端なかった
自宅に帰りたい
実家に監禁されていたくはない
私は家を出るから鍵と財布を返せといった
家を出るのならうちの子じゃないといわれた
それじゃぁこどもやめたるわといって
家を出て警察に向かった
なぜ警察なのかはわからないが
自宅に帰る手段がその時間なかったのだ
警察に言っても警察は取り合わない
おかしな人がやってきて何か言っているくらいだろう
父と妹が迎えに来て
車は自宅に向かった
しかし途中で実家に帰ることになった
私は車を降りて自由にさせてもらった
タバコを買いに行き
やっとタバコが吸える状態になった
タバコを吸うだけになんでこんなになるのか
そう思っていると
幻覚の映像が浮かぶ
工場の上に首のない人が頭を下げているのだ
死んで何をあやまっとるんやと思ったら
ムカついて来た
しばらくして
車のスモークガラスを怪しく思い
なかで脱法ドラッグでもやってるんじゃないかと
ムカついて来た
タバコも吸えない状態でいらいらしていた怒り
車にけりを入れていた
工場の扉をたたいた
寒空のもと素っ裸になり
タバコに火をつけた
なめやがって
朝までこのままおったる
素っ裸になりタバコを吸う
しばらくして異変に気がついたカップルの車が
その場を立ち去ろうと私の前を通ろうとした
カーセックスでもしていたのだろう
私はタバコをふかし
この一服で人生最後やと
向かってくる車に向かって走っていった
車はまっすぐに自分のほうに来る
これで何かが変わる
わけのわからんようになった世界が変わる
自分ひとりの犠牲で世界が変わる
わけのわからない妄想だった
車はとまり私はフロント部分に手をつき
そして何も変わらないことを悟った
車は少し進んで
とまっていたけど気にしなかった
素っ裸で地面に寝転んだ
しばらくしてパトカーがやってきて
家はどこやととわれた
東北便なまりの警察官だった
実家に連れて行かれた
妹が泣きそうにしていた
タバコを吸えたのでその晩は薬を飲んで寝た
そもそもおかしくなる前から断食は始めていた
幻聴が聞こえる前から断食は始めていた
そして幻聴と妄想が強化していき
薬をやめることで完全におかしくなった
その晩私は深い眠りについた
今年の正月は
お前を慰めものにして楽しもう
実家に車が着いた
私は部屋に行き寝かされようとしている
タバコをずっと吸えずにいたから吸いたいのに
タバコを持つと寝てしまう
そしてタバコがすいたくて起きる
タバコを持つと意識を失う
どうしてもタバコが吸いたいからタバコに向かう
またしても意識を失う
この状況はまたリピートが始まったと思った
タバコを吸うまでの時間をリピートされ
飢えた状態を繰り返されるのだ
始まったかと思った
リピートだ
こういう状況が無限にも感じられるほど
繰り返されるのだ
妄想と幻聴が始まる
妄想と幻聴を明確には覚えていないが
部屋の丸いパターンが監視カメラのように
感じられていた
カーテンは閉められ外は見えない
船がやってくると思っていた
汽笛が鳴っている
自宅にいたときの最後の晩に
何者かが不思議とつぶやいた
何が起きていたのかはわからないが
光が抜け出した後だった
夜になり私は実家に監禁されているという
妄想にとらわれた
私はタバコを吸いたいがタバコがなくなっている
イライラが半端なかった
自宅に帰りたい
実家に監禁されていたくはない
私は家を出るから鍵と財布を返せといった
家を出るのならうちの子じゃないといわれた
それじゃぁこどもやめたるわといって
家を出て警察に向かった
なぜ警察なのかはわからないが
自宅に帰る手段がその時間なかったのだ
警察に言っても警察は取り合わない
おかしな人がやってきて何か言っているくらいだろう
父と妹が迎えに来て
車は自宅に向かった
しかし途中で実家に帰ることになった
私は車を降りて自由にさせてもらった
タバコを買いに行き
やっとタバコが吸える状態になった
タバコを吸うだけになんでこんなになるのか
そう思っていると
幻覚の映像が浮かぶ
工場の上に首のない人が頭を下げているのだ
死んで何をあやまっとるんやと思ったら
ムカついて来た
しばらくして
車のスモークガラスを怪しく思い
なかで脱法ドラッグでもやってるんじゃないかと
ムカついて来た
タバコも吸えない状態でいらいらしていた怒り
車にけりを入れていた
工場の扉をたたいた
寒空のもと素っ裸になり
タバコに火をつけた
なめやがって
朝までこのままおったる
素っ裸になりタバコを吸う
しばらくして異変に気がついたカップルの車が
その場を立ち去ろうと私の前を通ろうとした
カーセックスでもしていたのだろう
私はタバコをふかし
この一服で人生最後やと
向かってくる車に向かって走っていった
車はまっすぐに自分のほうに来る
これで何かが変わる
わけのわからんようになった世界が変わる
自分ひとりの犠牲で世界が変わる
わけのわからない妄想だった
車はとまり私はフロント部分に手をつき
そして何も変わらないことを悟った
車は少し進んで
とまっていたけど気にしなかった
素っ裸で地面に寝転んだ
しばらくしてパトカーがやってきて
家はどこやととわれた
東北便なまりの警察官だった
実家に連れて行かれた
妹が泣きそうにしていた
タバコを吸えたのでその晩は薬を飲んで寝た
そもそもおかしくなる前から断食は始めていた
幻聴が聞こえる前から断食は始めていた
そして幻聴と妄想が強化していき
薬をやめることで完全におかしくなった
その晩私は深い眠りについた