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おいらは精神科の病院に8度入院した
それは数が多いほうなのだろうか?
震災の跡に罪悪感に見舞われた
それは強烈な罪悪感だった
まったく震災とは関係のない地域にいながら
なぜ甲まで罪悪感を感じたのかはわからない
ゴスペルを聞きにいった後に入院するのだ
電気を消せ
お前は電気の使いすぎだ
な?なに?
電気を消せ
お前は電気の使いすぎだ
数日して
食欲がだんだんとわかなくなってくる
地球はひとつ
哀しみが地球を覆うと
地球が怒る
人間だけが住んでいるんじゃない
な?なに?
食欲がわかなくなっていき
絶食状態が続く
体調が悪い
薬を飲んでも体調が悪い
薬を徐々に減らしていたけど
これは薬が悪いのではないか?
私はブレーカーを落とすことにした
夜は真っ暗になる
それでも目をつぶって
ものをとる訓練をしていたから
部屋のどこに何があるのかがわかった
薬を飲んでいるのに状態がおかしい
これは薬を変えても同じだろう
今までは効いていたのだから
薬をいったん中止することにする
そして睡眠薬だけは飲むことにする
お前ずっと前に買ってた宝くじ
当たったぞ
大きいの当たったぞ
は?何を言うとるんや?
ベランダから下を覗き込むと
今にも自殺しそうな青年が見える
上から見ていても
青い顔にうなだれた姿勢で
死神がとりついていそうに見えた
死神を取り払わないといけない
降りていき大丈夫かと声をかけ
生気が戻ったような気がしたので
部屋に戻ろうとするが
階を間違える
は?
薬を飲んでいない頭は混乱している
鍵を回す
回らない
鍵を思いっきり回す
回らない
階が違うのだ
すると先ほど自殺しそうにしていた
男がおいらを捕まえて
倒しにかかる
わけがわからないけれども
自分についている変なつきと
この男についている死神とを
葬れるような気がした
倒されるにまかせ倒れておとなしくする
誰か警察を呼んでくださいという
何を言っているんだと思いながら
警察が着たら誤解が解けるやろうと
素直に倒れる
妄想が出現する
お前が救いたいものは
そんなもんじゃないだろう
お前の世界はそんなもんなのか
だんだんとわけがわからなくなっていく
混乱が始まったのだ
警察が来て部屋に連れて行かれる
大家が現れて何か話している
警察に尋問される
質問の仕方がおかしい
何かありきの質問だ
こんなのに応えてられない
混乱してるのに
何かありきの質問に答える余裕はない
警察は帰っていく
宝くじ当たってるのに
お前はみいひんのか?
大きいの当たっているのにみいひんのか?
当たっているならば
わけのわからないことは起こらないはずだ
馬鹿なことをしたほうが大きく当たるんだ
馬鹿なだけ大きなあたりが来るんだよ
ならば元妻に当たりを告げに行く
わけのわからない因果と死神を葬るために
彼女の存在は元妻を追いやっている
そして死神は隣の部屋に現れている
死神を葬らないと誰かがやられてしまう
知り合いは守らないといけない
馬鹿をやれば大きく当たる
そいつと差し替えて死神を葬る
妄想と幻聴とで混乱した世界の中に
突入していた
死神が見えたときから
妄想と幻聴とで混乱を始めていたのだ
なぜ薬をやめたのだろう
なぜ罪悪感が襲ってきたのだろう
なぜ宝くじと死神なのだろう
そしてそれを置き換えてゼロにする
元妻の部屋に向かった
それは昼のことだった
文字が出るときがあります
おいらは精神科の病院に8度入院した
それは数が多いほうなのだろうか?
震災の跡に罪悪感に見舞われた
それは強烈な罪悪感だった
まったく震災とは関係のない地域にいながら
なぜ甲まで罪悪感を感じたのかはわからない
ゴスペルを聞きにいった後に入院するのだ
電気を消せ
お前は電気の使いすぎだ
な?なに?
電気を消せ
お前は電気の使いすぎだ
数日して
食欲がだんだんとわかなくなってくる
地球はひとつ
哀しみが地球を覆うと
地球が怒る
人間だけが住んでいるんじゃない
な?なに?
食欲がわかなくなっていき
絶食状態が続く
体調が悪い
薬を飲んでも体調が悪い
薬を徐々に減らしていたけど
これは薬が悪いのではないか?
私はブレーカーを落とすことにした
夜は真っ暗になる
それでも目をつぶって
ものをとる訓練をしていたから
部屋のどこに何があるのかがわかった
薬を飲んでいるのに状態がおかしい
これは薬を変えても同じだろう
今までは効いていたのだから
薬をいったん中止することにする
そして睡眠薬だけは飲むことにする
お前ずっと前に買ってた宝くじ
当たったぞ
大きいの当たったぞ
は?何を言うとるんや?
ベランダから下を覗き込むと
今にも自殺しそうな青年が見える
上から見ていても
青い顔にうなだれた姿勢で
死神がとりついていそうに見えた
死神を取り払わないといけない
降りていき大丈夫かと声をかけ
生気が戻ったような気がしたので
部屋に戻ろうとするが
階を間違える
は?
薬を飲んでいない頭は混乱している
鍵を回す
回らない
鍵を思いっきり回す
回らない
階が違うのだ
すると先ほど自殺しそうにしていた
男がおいらを捕まえて
倒しにかかる
わけがわからないけれども
自分についている変なつきと
この男についている死神とを
葬れるような気がした
倒されるにまかせ倒れておとなしくする
誰か警察を呼んでくださいという
何を言っているんだと思いながら
警察が着たら誤解が解けるやろうと
素直に倒れる
妄想が出現する
お前が救いたいものは
そんなもんじゃないだろう
お前の世界はそんなもんなのか
だんだんとわけがわからなくなっていく
混乱が始まったのだ
警察が来て部屋に連れて行かれる
大家が現れて何か話している
警察に尋問される
質問の仕方がおかしい
何かありきの質問だ
こんなのに応えてられない
混乱してるのに
何かありきの質問に答える余裕はない
警察は帰っていく
宝くじ当たってるのに
お前はみいひんのか?
大きいの当たっているのにみいひんのか?
当たっているならば
わけのわからないことは起こらないはずだ
馬鹿なことをしたほうが大きく当たるんだ
馬鹿なだけ大きなあたりが来るんだよ
ならば元妻に当たりを告げに行く
わけのわからない因果と死神を葬るために
彼女の存在は元妻を追いやっている
そして死神は隣の部屋に現れている
死神を葬らないと誰かがやられてしまう
知り合いは守らないといけない
馬鹿をやれば大きく当たる
そいつと差し替えて死神を葬る
妄想と幻聴とで混乱した世界の中に
突入していた
死神が見えたときから
妄想と幻聴とで混乱を始めていたのだ
なぜ薬をやめたのだろう
なぜ罪悪感が襲ってきたのだろう
なぜ宝くじと死神なのだろう
そしてそれを置き換えてゼロにする
元妻の部屋に向かった
それは昼のことだった