土曜日の夜、掲示板に「あした西方面へツーリングに行きます」??の書込みを見つけ、書込み主SDKに電話確認したところ、「マダ決まってないけど、京都縦貫とか行ってみたいよね」とのこと。
時間も遅かったので「高速ばかりだとつまらないし、行程が決まったら書き込んで!」とお願いして就寝。当日の朝、確認の電話を入れるもやはり「中国道の佐用から北をめざして・・」とあくまで高速道路メインで日本海を目指す様子。土日の高速道路の渋滞状況からして、ましてや吹田を越えて行くのは至難の業だと説得し、「西方面の地溝帯が見たい」の意見にやっと同意を得ました。
9時に亀山ハイウェイオアシスで待ち合わせとしたものの、当局の準備が間に合わずその時間にはまだ給油を終えたばかりの状況でした。電話で待ち合わせ場所を御在所SAに変更してもらい、合流したのが9時半。大き目の二輪駐車場には他のツーリングチームのバイクが溢れるほど集まっていました。
当日の打合せでまずは浜松から北に向かい、地溝帯を抜けて伊那から中央道で帰ることに。
休憩もそこそこに出発して、東名阪から湾岸に乗り名港トリトンで横風を受けながら霞む目で電光表示を見ると「東名11K渋滞」とのこと。刈谷SAで再度打合せして逆周りの中央道から浜松に南下する事にして東海環状を直進。ところがなんと、ここにも「土岐から渋滞10K」の表示、さらには2台の白バイが先導していてペースが上がりません。
中央道も諦めて、豊田勘八で高速を下りて足助街道から先を進むことに。香嵐渓の紅葉には少し早い時期だけど、行楽日和の天気予報で車が多く速度は上がらず少しじれじれ。休憩した稲武の道の駅はカブからハーレーまで様々なバイクでごった返していました。
ニコチン補給のため喫煙所で煙を吹かしているとSDKはいつの間にか道の駅店内に。特に買い物をするわけでもなく外に出ると「饅頭でも買ってくるわ」とエネルギー補給。相変わらずのマイペースに完全にのまれてしまう自分でした。
恵那に続くR257との交差点を横切りしばらくご機嫌なコーナーを楽しんだところで信州に入ります。そこで本場の石挽きそばの店を発見。ここで時間もころあいなので信州蕎麦を楽しむことにしました。メニューはシンプルに天ぷら、山菜、とろろの3種類です。SDKは山菜そばの大盛り、当方は天ざるで腹を満たしてこの先に待ち構える山岳路に備えました。
食事を終えたあと、行く手をR153からR418に変え平谷峠(1164m)を越えたところで南アルプスの山並みが前方に!その向こうには富士山の頂?が・・。確かに見えたけど一瞬のことだったのでSDKに伝えることなく先を急ぎました。
天龍村に入ってからは隘路、高規格2車線とめまぐるしく道路が変化するなか、モンキーの集団に出会ったり、平岡駅付近ではスクーターの集団に出会ったりで昔なつかしく楽しませてくれました。また、山岳路をひたすら走ってきた自分達にとって、突然現れた平岡の町並みには近代オアシスのような錯覚さえ覚えてしまいました。
R418はそのままR152に合流することとなるのですが、合流地点での南下を忘れ少しばかり北上して遠山中学校なる駐車場で小休止。SDKは飯田の友人に理由も無く電話してご機嫌の様子。なんで飯田に知り合いがおるねん!
北上を諦め、長野、静岡県境の青崩峠を行ける所まで行ってみようと南下するもすぐに国道は通行止め。ディグリーなら脇をすり抜けるところだけどFJRとFZ6では立ち往生必至の勾配で無理も出来ないと判断して、少し戻った兵越林道で青崩峠をバイパスすることに。兵越峠では24日に行われる国取り綱引き大会の準備で忙しそうです。
ご機嫌に林道を下りR152でひたすら浜松を目指すども、浜松までの距離表示がなかなか減っていきません。正直かなりこたえました。
やっとのことで浜北まで下り、罪滅ぼしのため和菓子の「ふる里総本家」で「おだいさま」と「ちゃちゃさま」を購入。ここではなぜかSDKも同調。
あとは浜松西ICから東名、湾岸、東名阪を通り、御在所SAで解散し無事帰宅となりました。
本日の走行距離 447.6Km 燃費23.7Km/L
SDKは当局の80Kmプラスなので1日で約530Kmの走行となります。あっぱれ!!