JN2IFL's ブログ

日常の出来事をゆっくりのんびりと。

松尾寺

2008-06-29 14:48:07 | 旅行
 今回の宿は海水浴の家族連れを意識して、裏口から浜辺への通路が造られていました。仲居さんの話では夏休みシーズンには予約が取れないほどの賑わいだそうです。自分たちは14畳の和室と2畳の外見、8畳の板場(食事処)がある「スイート」を使いましたが、献立も含め結構お値打ち感のある内容でした。



 朝食を終え雨の中を今日の目的地「松尾寺」へ向かいます。宿から少し舞鶴方面へ戻り県境を過ぎたあたりから右に折れ、霧の山道を登っていくと駐車場に突きあたりました。1台も止まっていない駐車場に車を置いて石段を登るのですが風化のためか多くの石が変形していました。



 これで予定していたお寺巡りは成し遂げられましたが何か物足りません。そうです、昨日のお魚たちが頭から離れないのです。舞鶴西港まで戻るのは時間的ロスが大きいので小浜の魚市場に立寄ることとしました。

 お店に入りまずは体長15cmほどの小鯵がひしめくトロ箱を押さえました。他の品物を物色しますが品数がありません。どうも悪天候のため休漁の舟が多かったようです。
 まだお昼前ですが小浜といえば「かねまつのウニ丼」です。鯖街道の鯖寿司と天秤にかけたのですがウニ丼が勝ってしまいました。
 ウニの下に、イカ、ブリ、アジ、マグロが敷き詰められ以前よりバージョンアップしているようです。良く見ると値段も50円アップしていました。

 小浜からは若狭街道、湖西道路、琵琶湖大橋、東海道で帰宅しました。
 大量の小鯵はお隣へのおすそ分けと、から揚げ、煮付け、南蛮漬け、干物になる予定です。

 2日間の総走行距離 510Km。

成相寺と伊根の舟屋

2008-06-28 13:25:12 | 旅行
 天橋立の北側、丹後半島の付け根にある成相寺へ行ってきました。
 西国巡りの中で日本海側にある二つのお寺を回るため1泊2日の行程です。
 雨の予報でしたが、幸いにも昼過ぎまでは崩れること無く快適なドライブ旅行となりました。

 丹後地方へのルートはいくつかありますが、一番距離が短そうな「新名神~名神~京都縦貫道」を選択しました。ただ、大山崎ICから沓掛ICの間と京都縦貫道の未開通部分は下道を進むこととなります。
 京都縦貫道に入ると前後を走る車がほとんど無く対向車もまばらという状態で「もったいない道路」に感じました。並行する国道9号線が結構流れるからでしょうね。

[成相寺]


[おちゃめな案内板??]


 予定より早く11時過ぎにはおまいりを済ませてしまいました。
 昼食にはまだ時間があるので、以前から一度見てみたいと思っていた伊根の舟屋まで足を伸ばしてみました。伊根湾巡りの観光船乗り場を過ぎ、船屋が立ち並ぶ細い道を通って山側に上がると道の駅「舟屋の里公園」がありここのテラスで昼食としました。テラスからは伊根湾に沿って立ち並ぶ舟屋が一望でき、エサをもらおうとして観光船の後を飛ぶカモメまで見て取れます。海辺ののどかな風景にしばらく浸った後、本日の宿がある高浜町へ向かうこととしました。



 日本三景の天橋立は以前家族で訪れたことがあったのでスルーし、ひたすら東へ車を走らせていると「舞鶴港とれとれセンター」なるものが・・・とれとれの言葉につい吸い込まれて中に入ると多くの鮮魚店があり、買った魚介をその場で調理して客に食べさせていました。新鮮で値段も手ごろなので是非ともほしいところですが旅もあと1日あるので諦めてその場を後にしました。

 国道27号線で高浜町に入り、まず向かったのは天然温泉の「わたつみの湯」です。旅館の風呂は温泉で無いことが分かっていたので合わせ技で温泉旅館に泊まったつもりとしました。 <続く>

紀伊長島港

2008-06-21 17:18:20 | グルメ
 新鮮な魚を求めて紀伊長島港へ行ってきました。
 出発が遅かったので荷坂峠を下った頃には13:00を回っていたので、取り急ぎ食事を取ることとしました。

 R42沿いにある鮮魚直売店に併設された食事処に入り、地元の珍しいものが無いかメニューを見ますが判断がつきません。カウンターにいる板さんに尋ねると「海鮮丼には旬の魚が入る」とのことなのでそれを注文しました。
 さざえ、カンパチ、マグロ、イクラ、タイ、etcが彩りよく盛り付けられた丼は確かに美味でしたが、紀伊長島まで来た事を思うと何かインパクトに欠けてしまいます。金額は上がるかもしれないけど家の近くの和食店でも同じようなものが食べられそうな気がしました。

 気を取り直して紀伊長島港へ行ってみたけどなぜか周辺に活気がありません。港近くにある活魚店のおばさんが「土曜日は市場は休みだよ」と教えてくれました。
 このお店で「ガシ」と海洋深層水で固めた「海水うに」を買い、同じ通りにある干物店で出来立ての「小鯵の味醂干」を求めました。

 物は試しとばかりに街中のスーパーへ立寄ってみると、あるはあるは、「長島産」のシールが張られた魚が大量に!どうも地元の人はスーパーで魚を買い求めているようです。値段も港のお店とあまり変わらないところが良心的で人気の理由かもしれません。
 自分も「ムツの幼魚」などを買い込み帰路につきました。

信楽で十割そば

2008-06-15 15:37:25 | グルメ
 タイトルは「味」となっていますが、実はそれが目的で出かけたわけでではありません。道の駅「あやま」に用事があって、そのついでに信楽焼を見にいったときに入ったお店です。
 壬生野I.Cで名阪国道を離れ、県道49号を北上するとわずか10分で道の駅「あやま」に到着します。なぜかこの駅は訪れる人が多く駐車場も車であふれかえっています。バイクの立ち寄りが多いのも特色でしょうか。
 用事をすませて車に戻ると、見たこともないビッグバイクが隣のスペースに鎮座していました。トライアンフのアメリカンタイプとしか分かりませんが、とてもiflに乗りこなせるものではないことは一目瞭然でした。

 

 次に向かうは狸の群れのいる信楽です。県道を少し戻って阿山中学校の角を右折しR422に合流してしばらくで狸の群れが出現しました。
 いろんなポーズをとりながら整列している狸には愛着すら感じてしまいます。

 

 大き目の皿を2枚買い込み、さらにR422を西に向かったところで今度は「朝宮茶」の看板に吸寄せられて新茶をお買い上げ。お店の奥さんが淹れてくれたお茶はまろやかで甘みがあって「うまい」の表現がぴったりでしたが、さて買った同じ茶葉で同じ味がだせるかどうか・・・期待薄。

 少し西進したところでR422とR307の重複区間に別れを告げ「手打ちそば」の看板に沿って山里へ。見落としそうな未舗装路を入っていくと小さな店があり、大阪、名古屋、京都ナンバーの車が停まっているところを見るとかなりの人気店のようです。



 30分ほど順番待ちをしたあと店内に入ると、4人掛けのテーブルが二つと、囲炉裏を囲んだ席が6席あるだけのほんとに小さなお店で、メニューも至ってシンプルでそばの味を楽しむために造られた空間のように感じました。

 今回は「やまかけ」を食べましたが、つぎは「生粉打」の香りを心から堪能するため「もり」を注文しようと思っています。

 作美 0748-84-0058 信楽町宮尻185-3
 11:30-15:00(土日祝16:00)麺がなくなり次第閉店あり
 水曜、第3火曜定休

臼杵ヶ岳

2008-06-07 21:22:31 | 
 安楽峠から仙ヶ岳までの県境尾根を時間の許す限り歩いてみました。ひとまずの目標は途中の目印になる舟石までとして、その先は時間と体力に相談することとしました。
 安楽峠にディグリーを止め、東海自然歩道の一部となっている県境尾根に取り付きました。傾斜の大きい部分は階段が備えられ危険な部分はありませんが、山登りで意外と体力を奪うのは階段です。
 東海自然歩道は途中の「かもしか高原」までで、ここから先は踏み跡の少ない登山道に変わります。



 左に沢の水音を聞きながら、鶯の鳴き比べの続く木立の中を進んでいくと突然前方が明るくなり展望の利く場所で一休み。下界には新名神の橋脚が規律良く並んでいました。ここからはもう一息で臼杵ヶ岳に到着です。



 ここから目的の舟石へはあっけなく小1時間でたどり着いてしまいました。これがこの後の波乱を招くこととなるとは・・・。



 舟石で昼飯として、まだ時間に余裕があることからつい先に進んでしまいました。
 尾根道を歩くことに集中していたため道なりに進んでいくと高度がどんどん下がり、最後は急斜面を枝をつかみながら下りることとなってしまいました。間違いに気づいたときは高度を十分に下げ、目差す尾根は遥か上方に見えるではないですか。
 このまま下るか尾根に戻るか思案の末、体力は残っていそうなので急斜面を貞子スタイルで登り返し無事尾根道へ戻ることができました。

 御所平に上がる手前のカールで時間となったので、今来たルートをそのまま返し無事ディグリーの待つ安楽峠にたどり着きました。

安楽峠(25分)かもしか高原(40分)臼杵ヶ岳(50分)舟石(15分)御所平下