JN2IFL's ブログ

日常の出来事をゆっくりのんびりと。

宮指路岳(ヤケギ谷コース)

2008-09-28 22:11:27 | 
 3ヶ月以上ぶりに鈴鹿の山を歩いてきました。
 今回目差す山は入道ヶ岳の陰に隠れてあまり目立たない宮指路岳(くしろだけ)です。この山名の由来は標高が946mであることからきているとされています。このことからも新しく名づけられた山で古来から重視された峰ではなかったことが推察されますが、当局にとっては鈴鹿の首稜沿いに位置していることが大切な要件です。

 小岐須渓谷のキャンプ場を過ぎ、登山口手前の広場に車を止め山登りの身支度を整えます。いつもの通りの軽装ですが今回は足元を固めスパッツを装着しました。というのも次第に活動範囲を広げている山ヒルの侵入を防ぐためです。

 RENさんからいただいたツーリング誘惑電話もお断りしいざ登山口へ。しばらく沢の音を聞きながら歩を進めペースがつかめてくる頃から水音が遠ざかり息が弾み出しました。炭焼小屋跡の石組みに腰を掛け休憩していると付近の茂みから「ガサゴソ」と音がしてきます。「熊出没情報あり」の看板を思い出し耳をそばだてていると、大きなリスが木の実を捜しながら飛び跳ねていきます。シマリスの2倍ほどはある大きな体で軽快に走り回る姿はユーモラスで可愛くもあり、自然の営みを邪魔してはいけないと音が遠ざかるまで休憩時間を延長しました。

 長めの休憩を終え、さらに歩を進めていくと2組の登山客とすれ違いましたが、登山口に駐車していた車の数が他に2台しかなかったので頂上は独り占めできそうな予感です。案の定、頂上には一人の姿もなく(逆に寂しく)孤独と爽快感に浸りながら冷めた昼食を済ますのでした。



 昼食を終え、さらに目指すは南鈴鹿の雄「仙ヶ岳」です。しばらく県境尾根を南下すると最大の難所「犬返しの剣」に差し掛かります。ガレと脆い岩のキレットが行く手を阻み、足の幅しかない狭い足場のすぐ横は切り立った崖が待ち受けています。その名のとおり、よほどの忠犬でも歩みを躊躇してしまいそうな場所でした。



 犬返しの剣を越えてからもアップダウンが続き、先日の大雨と近江側の崩落(風化)により縦走路が途絶えた場所や、やせ尾根のオーバーハングが随所に見られました。そんな中またもや「ガサゴソ」の音に目をやると「赤い小型の雉」が逃げていきます。和歌に詠まれた「ヤマドリ」の雄のようです。

 さらに先を急ぐのですが、久々の登山で膝に疲労が出てきたのと雨が降り始めたので小社峠から稜線を離れ、仙ヶ岳は次の機会に取っておくこととしました。
 小岐須林道終点まで下り登山口までの途中の林で、正月飾りにも使うシダの群生が赤茶けて枯れている様子は何を暗示しているのでしょう。



登山口(140分)頂上(70分)小社峠(100分)登山口

XLディグリーメンテ

2008-09-26 15:15:35 | バイク
 前回の380Kmロングツーの帰り道、何やらシャカシャカと音がすると気にかかっていたのはチェーンのグリス切れでした。
 見た目はオイルでベトベトのチェーンもコマの部分は完全に乾ききり、かなりフリクション(抵抗)が増していたようです。

 まずは、注ぎ足してきたグリスにほこりが付着し、今ではゴールドの片鱗すら見えなくなってしまったチェーンの洗浄から始めることとしました。
 いつものようにエンジンガードの下にビールケースを当て後輪を浮かせます。スプロケットの下あたりにオイル受けを置き、パーツクリーナーを吹きかけてタール状になったグリスを洗い流していきます。


(今回の場合ノンシールチェーンだから荒業を使いましたが、シールチェーンには絶対パーツクリーナーを吹き付けないでください。せっかくのシールを痛め内部のグリスが漏れ出してしまいます。)

 次にフロントスプロケットカバーを開け、カバーとチェーンスライダーに付いたタールを取り除いていきます。が、なんとスプロケットとギアケースの隙間に直径1cmほどの枝がはさまり、チェーンに削られ竹やり状と化していました。



 チェーンに使うグリスは専用の物がありますが、今回は油分を洗い流したので浸透しやすいエンジンオイルを一こまずつ注していきました。これもノンシールチェーンだからなせる業です。

 ついでにオイル交換も実施。前回の交換から距離は2500Kmほどしか伸びていませんが、韋駄天ライダーのペースに巻き込まれてダートを走ったり、今回の長距離ツーに付き合ってもらったご褒美です。
 使うオイルはHONDA純正の最低グレード「G1」ですが、前回交換時に残ったオイルも無駄にしません。抜いたオイルは思っていたより黒く、交換時期としては適切だったようです。





 最後に前後輪のスポークにマリン用防錆剤(CRC 6-66)を塗って作業を終えました。

酷道425号線をめざして

2008-09-23 14:06:08 | ツーリング
 去年、尾鷲から坂本ダムを経て下北山村へ「国道425号線」を走破したものの、帰路の名阪国道でキャブレタートラブルのため完走できなかったので再度挑戦してきました。
 少し前に記録的な集中豪雨があったので事前に交通情報をネットで調べたところ、下北山から十津川に至る部分は2箇所で通行止めですが、目差す区間には何の表示もありません。
 以前通った時の425号は隘路のうえカーブが多く、さらには冠水場所があったので駆るバイクはおのずとディグリーに決まりました。

 最近ハードな使い方をしていたディグリーなのでチェーンルブを申し訳程度に吹き付けいざ出発。
 南へ向かうときはいつも使う道を通りR166へを右折、そのまま高見峠を越えて奈良県側から尾鷲に抜けることとしました。
 途中に見つけた櫛田川に架かる沈下橋で記念撮影を済ませ、せっかくの天気なので高見峠は旧道を選択。峠には登山客らしき車と自転車が2台。自転車ライダーに声をかけてみると大阪から来てこのままお伊勢さんまで行くとの事。二人の健闘を祈って峠を後にしました。

[櫛田川の沈下橋]


[旧道から望む高見山]


 奈良県道を経てR169に入ってからは通行車両も少なく快適に距離を伸ばします。 道の駅「吉野路上北山」で軽い食事を済ませ再出発。ここまでの走行は180km余り、あと70km程度で尾鷲へたどり着くので計算上燃料は持つはずですが万一を考え最後のスタンドで給油としました。少々割高なのは覚悟していましたが・・レギュラー200円/Lにはびっくりです。このあたりは離島並みの輸送コストがかかるのでしょうか。
 ここまでくればやはりお土産は柿の葉寿しということで、「ゐざさ寿し」本店で鯛と鮭それに定番の鯖を折箱に詰めてもらいリュックに押し込みました。帰ってから食べてみるとシャリが握り寿司程度にやわらかく、ドライブインあたりに出荷するものとは製法が違うようです。

[ゐざさ寿し本店]


 池原ダム湖畔を堪能し425号との分岐点で一服。入口付近に目をやると何やら立て看板が・・・なんと尾鷲すぐ手前の坂下トンネル付近で「全面通行止」とのこと。信じられず交通情報センターへ確認したけど看板に偽りはありません。仕方なくそのままR169を南下してR42から帰路につきました。
 いつもは大丈夫なのに今回は火が出るほどお尻が痛くなり、425号が通行止めならDS11でこれば良かったと反省しきりのツーリングとなりました。

本日の走行距離 380.2Km 燃費 41.9Km/L

釣り-河芸漁港

2008-09-13 22:07:54 | ノンジャンル
 2ndにつき合って河芸漁港へ半夜釣りに行ってきました。
 ターゲットはそろそろ時期を迎えた(20年程前にはたしか今頃だったっと。)セイゴです。
 電気うきとエサを仕入れていざ河芸漁港へ。南側の突堤は家族連れの釣り客が多く、ハゼ狙いで賑わっていて落ち着かないので北側突堤から竿を出すこととしました。
 薄暮れだした頃からぼちぼちあたりが出始めたのですがいくら合わせても乗ってきません。仕方なく針のサイズを小さくしたところ、手のひらにも満たないサイズの木っ端グレが上がってきました。
 それから2時間ほどあたりが続き数的には十分楽しめたので納竿としました。



 <釣果> 木っ端グレ20匹、ハゼ7匹、セイゴ2匹
 <調理> 刺身(湯引き)、塩焼き、煮付け

人間ドックとうな丼

2008-09-01 16:47:24 | 健康
 年に一度の人間ドックに行ってきました。
 夕べの9時以降は絶食絶飲という過酷な試練を乗り越え無事終了しました。毎年引っかかるのは肝機能と中性脂肪ですが、今年もどうも継続しそうです。
 腹部エコーでは技師さんが写真を見せながら「この白いところが肝臓ですが、肝臓自体は栄養を蓄える臓器だから少々油がたまるのは普通ですよ。」と慰めの言葉をいただきました。
 原因は自分でも十分承知しているつもりですが、なかなか実行に移せないのが心の弱いところです。あとは肝機能検査の結果が楽しみです。

 遅めの昼食は脂肪肝の疑いがあるにもかかわらず、空腹感の余り「うなぎ」にしてしまいました。
 鈴鹿市南玉垣のR23沿いにある「あおき」で上丼を注文しましたが、大ぶりのうなぎがフタからはみ出すほどボリュームがあり大満足でした。お試しあれ!