またまたお気に入りの「海鮮」グルメです。
以前にもご紹介した浜島町のてこね寿しを食べに行ってきました。
今まで2回に渡るトライでもネタ切れを理由に食することのできなかった、志摩市浜島町にあるプリンスという店の「特上あまのてこね」をゲットするのが目的です。
休日割引の利点を生かし、伊勢道で玉城ICまで快適な高速クルージングを期待しましたが、あいにくの強風のためハンドルが左右に揺られキモを冷やしながらのドライビングとなりました。
玉城ICからサニーロードを通り南勢町からR260沿いに入江の海苔ソダを車窓に眺めていると間もなく志摩市に入りました。昼食にはまだ時間があるので最初の目的は浜島漁港近くの地物を扱う鮮魚店です。
漁港へ通じる幹線道路?からは少し見難い場所ですが、右手の路地を注意しながら走ると生簀とお店が目に入ってきます。昼食前に下見のつもりで立寄ったのですが、店の大将曰く「残念ながら今日は強風のため漁が乏しくアジが少しばかり揚がっただけ。」でした。
大将に食事の後に立寄ることを伝え、お決まりの食事処へ向い念願の「特上」を注文しました。今まで食べた「特」に加えどんなネタが乗ってくるのか楽しみでしたが、運ばれてきたのは定食のような体裁です。てこね寿しも今まで食べたネタと変わらなくなんか拍子抜けしたような感じです。どうも「特」に煮魚と鉢物が付いてくるのが「特上」のようでした。
食事を終え、先程の鮮魚店に戻ってセル牡蠣とアッパ(緋扇貝)、太刀魚を仕入れ清算しようとすると2ndがほしいものがあると言い生簀の方へ歩いていきます。もしやイセエビかと構えているとなんと「生タコ」が食べたいと言い出しました。
生簀には見るからに大きなタコが一匹ずつ網に入れられ、正直言って見た事も無いほどの大きさの巨大タコばかりです。お店の兄さんが一番小さなのを選んでくれて秤に載せるとそれでも2Kgの大物でした。
浜島町を後にし多気の酒蔵で大吟醸を仕入れ帰宅しても、まだまだタコは元気なままで台所のボウルから何とか逃げ出そうと足を伸ばしてきました。
その後、抵抗むなしくこの足のうち1本は2ndに生のまま食べられ他は茹でタコと冷凍タコになるのでした。