SDKのKLRとIFLのディグリーで未開の林道から青山高原登破を試みました。
予定通り12:00に待合わせ場所の伊賀ドライブインに到着。そこには既にSDKがベンチに座って待っていました。
長ぐつに膝あて、ジャケットの下には肘あてまで装備し、まるでローラーゲームのようないでたちです。
さらには上下ともインナーを付け防寒対策は万全のようです。
IFLはと言うとヒートテックのシャツを2枚重ねにフリースとジャケット、下は暖パン1枚という小春日和仕様。名阪走行のあまりの寒さに耐え切れず、暖かい昼食をおなかに入れることを提案しました。
熱い麺で暖を取り終えいざ出発となったとき、
SDK「おにぎりかパンもって行かんと。」
IFL「いま食べたところやん。」
SDK「なんか持ってないと心配やし。」
IFL「まあ飲み物くらいはいるかな。」
てな具合で飲み物を購入。
それでもまだ聞こえてくる「食べ物もってると安心できるけどな~。」
の声は聞こえぬふりして却下としました。
名阪を下り、大山田に抜けてまだまだ南に下ったあたりから林道アタック。
あまりの寒さに日差しのある場所で一息入れたかったけ、完全防備のSDKはそんなこともお構いなしにどんどん突き進んでいくのでした。
でも、不思議なことに林道に入ってしまうと風も無く体力を使うのでかえって暖かくなってくるのが実感できます。
1本目の林道はかなり高度は稼げたものの最後は杣道で終点。
2本目は1本目の途中から枝道を進入。
枝道の入口には軽トラックが停まり、ぬかるんだ道には小さなキャタピラーの轍がずっと先まで続いています。
入口で一瞬躊躇するも目くばせで進入することに決定。
こんな泥道の上り坂でスタックすれば再発進はまず不可能。
後輪を左右に振りながら、勢いを落とさないようにアクセルを開けすぎて空転しないように微妙なアクセルワークで高度を上げていきます。
キャタピラー跡の終点には原木搬出用の運搬機と焚き火で暖を取る2人のおじさん。なぜかSDKは親しそうに話し掛けています。なんと幾度の林道アタックに山中で出合い既に顔見知りだとか。
おじさん曰く「ここから尾根に上がって向こう側に下りると道があるかも。」って。
山師の言葉を信じていざ尾根道へ。
下草はきれいに刈られているので走れなくはないけど、どう見ても杣道でしかなく、倒木で道がふさがれているところは斜面を2人がかりで押して通過。
尾根を下りこんだところには石の道標があるものの、方角がいまいちはっきりしない。
やむなく一番走りやすそうな道を下って途中の枝道を偵察しながら最後は民家のあるところまで下ってしまいました。
次に分け入った林道はかなりの距離と高度が稼げたけど結局は広場で行止り。
所詮ここまでかと思った瞬間、目に入ってきな物は木々の隙間からちらちら見える風力発電のプロペラです。
目測で距離200m。高度差50m。
体力はかなり消耗してるけどここまで来たなら登り詰めないと!
意を決して川の源流沿いを歩いていくといくつか丸木橋が架かっている。と言うことは地図に残る古い道か?どうやら発電施設の造成で寸断された可能性もありそうです。
右手上に発電施設が見えてきたので鹿の水のみ場から続くけもの道に分け入り斜面を上ると、鹿の骨、鹿のフン、どうやらこのあたりは鹿のホームグラウンドのようです。
最後は急坂を登り切って発電塔に到着。
高原道路を走るバイクの音は聞こえるけど道は見えず、勝手知ったる青山高原でもどのあたりに出たのか見当がつきません。
歩いて確認するにもそろそろ体力の限界。小休止のあと下りやすそうな尾根道に見当をつけて無事バイクまで帰還しました。
さっきの位置を高原道路から確認するため、少し下って馬野川沿いを上り返すことに。
この道は自衛隊基地の入口付近に通じる舗装路でバイクの通行には支障ないはず。
ところが、前方の上り坂一面には残雪があるではありませんか!!
手前で停止してしばらく思案。
SDK「ここまできたら行くしかないな~。」
IFL「ん~。どうやろ。」
勇んで走り出すSDK。
もう少しでクリアというところで速度が落ちて停止。
長い足で支えるもそのまま転倒。
なぜかバイクをそのままにして立ち去るSDK。
助けに行って分かったけど、雪に見えたのはアイスバーン(カチカチの氷)で立ってるだけでも難しく、バイクを起こすなんてとても無理。結局二人でなんとか起こしてタイヤを滑らせながら乾いた路面まで下っていくしかありませんでした。
高原道路からの確認は次の機会として、泥々のバイクを洗う時間を見越して本日は解散となりました。
途中まで迎えに来て、さらに見送ってくれたSDKに感謝。
(お詫び:シャッターチャンスがたくさんあったのに写真を撮るのを忘れてました。)
予定通り12:00に待合わせ場所の伊賀ドライブインに到着。そこには既にSDKがベンチに座って待っていました。
長ぐつに膝あて、ジャケットの下には肘あてまで装備し、まるでローラーゲームのようないでたちです。
さらには上下ともインナーを付け防寒対策は万全のようです。
IFLはと言うとヒートテックのシャツを2枚重ねにフリースとジャケット、下は暖パン1枚という小春日和仕様。名阪走行のあまりの寒さに耐え切れず、暖かい昼食をおなかに入れることを提案しました。
熱い麺で暖を取り終えいざ出発となったとき、
SDK「おにぎりかパンもって行かんと。」
IFL「いま食べたところやん。」
SDK「なんか持ってないと心配やし。」
IFL「まあ飲み物くらいはいるかな。」
てな具合で飲み物を購入。
それでもまだ聞こえてくる「食べ物もってると安心できるけどな~。」
の声は聞こえぬふりして却下としました。
名阪を下り、大山田に抜けてまだまだ南に下ったあたりから林道アタック。
あまりの寒さに日差しのある場所で一息入れたかったけ、完全防備のSDKはそんなこともお構いなしにどんどん突き進んでいくのでした。
でも、不思議なことに林道に入ってしまうと風も無く体力を使うのでかえって暖かくなってくるのが実感できます。
1本目の林道はかなり高度は稼げたものの最後は杣道で終点。
2本目は1本目の途中から枝道を進入。
枝道の入口には軽トラックが停まり、ぬかるんだ道には小さなキャタピラーの轍がずっと先まで続いています。
入口で一瞬躊躇するも目くばせで進入することに決定。
こんな泥道の上り坂でスタックすれば再発進はまず不可能。
後輪を左右に振りながら、勢いを落とさないようにアクセルを開けすぎて空転しないように微妙なアクセルワークで高度を上げていきます。
キャタピラー跡の終点には原木搬出用の運搬機と焚き火で暖を取る2人のおじさん。なぜかSDKは親しそうに話し掛けています。なんと幾度の林道アタックに山中で出合い既に顔見知りだとか。
おじさん曰く「ここから尾根に上がって向こう側に下りると道があるかも。」って。
山師の言葉を信じていざ尾根道へ。
下草はきれいに刈られているので走れなくはないけど、どう見ても杣道でしかなく、倒木で道がふさがれているところは斜面を2人がかりで押して通過。
尾根を下りこんだところには石の道標があるものの、方角がいまいちはっきりしない。
やむなく一番走りやすそうな道を下って途中の枝道を偵察しながら最後は民家のあるところまで下ってしまいました。
次に分け入った林道はかなりの距離と高度が稼げたけど結局は広場で行止り。
所詮ここまでかと思った瞬間、目に入ってきな物は木々の隙間からちらちら見える風力発電のプロペラです。
目測で距離200m。高度差50m。
体力はかなり消耗してるけどここまで来たなら登り詰めないと!
意を決して川の源流沿いを歩いていくといくつか丸木橋が架かっている。と言うことは地図に残る古い道か?どうやら発電施設の造成で寸断された可能性もありそうです。
右手上に発電施設が見えてきたので鹿の水のみ場から続くけもの道に分け入り斜面を上ると、鹿の骨、鹿のフン、どうやらこのあたりは鹿のホームグラウンドのようです。
最後は急坂を登り切って発電塔に到着。
高原道路を走るバイクの音は聞こえるけど道は見えず、勝手知ったる青山高原でもどのあたりに出たのか見当がつきません。
歩いて確認するにもそろそろ体力の限界。小休止のあと下りやすそうな尾根道に見当をつけて無事バイクまで帰還しました。
さっきの位置を高原道路から確認するため、少し下って馬野川沿いを上り返すことに。
この道は自衛隊基地の入口付近に通じる舗装路でバイクの通行には支障ないはず。
ところが、前方の上り坂一面には残雪があるではありませんか!!
手前で停止してしばらく思案。
SDK「ここまできたら行くしかないな~。」
IFL「ん~。どうやろ。」
勇んで走り出すSDK。
もう少しでクリアというところで速度が落ちて停止。
長い足で支えるもそのまま転倒。
なぜかバイクをそのままにして立ち去るSDK。
助けに行って分かったけど、雪に見えたのはアイスバーン(カチカチの氷)で立ってるだけでも難しく、バイクを起こすなんてとても無理。結局二人でなんとか起こしてタイヤを滑らせながら乾いた路面まで下っていくしかありませんでした。
高原道路からの確認は次の機会として、泥々のバイクを洗う時間を見越して本日は解散となりました。
途中まで迎えに来て、さらに見送ってくれたSDKに感謝。
(お詫び:シャッターチャンスがたくさんあったのに写真を撮るのを忘れてました。)