シンシンと雪降る中で寝袋に潜り込み、短波ラジオを聞いていた。テントの外ではカーチャンと娘ちゃんが何やらやってるし、テントに向かって雪玉を投げてキャッキャしてる。まだ子供だな。
朝起きるとテントの前に小さな雪だるま。雪も悪くない。実は気温は3℃で氷点下でなかったのでぬくぬくとして、よく寝れた。マイナス気温だとまた違うんだろう。そういう条件も体験してみたい。
ご近所さんからは、テントで何やってるんですか?、と聞かれる。雪中キャンプをしていたというと100%の笑いを取れることを知った。笑われ者ぐらいがちょうどいい。あそこのご主人はかなりの変態だと伝わればもっといい。
僕たちは過去に起こった出来事から未来のために学んでいかなければならない。古瀬祐気