jogo式Canoe Life

野生は厳しい

 雪がやんですぐ、畑の野菜が鳥に食い荒らされる事が多い。こう言うことを何回か経験している。網をかぶせればいいんだけど、そう言うことはしない。鳥だって大変なんだから、どうぞというスタンスだ。

 昔、アイヌの人たちは冬に貴重な命を繋ぐためのシャケが取れた時に、数匹は河原に置きっぱなしにすると聞いた。他の野生動物も生きるか死ぬかの冬。神様に感謝を捧げるという名目で置いていったらしいけど、実際は飢えた小動物や鳥がそれを食べたという。

 先人の知恵や魂に触れた時、僕は大きく揺さぶられる。そして影響を受ける。だから大きな魚が釣れたときは、半身はお裾分けする習慣が身についた。

 家の畑は越してきたばかりで、今年が1シーズン目。なので、失敗も繰り返している。小さい苗を植えると多くは雀が啄んでしまい、その70%は失った。時期があるみたいで、ある時期に(おそらく餌にありついていない日)いっぺんにやられ、やられない時はやられない。もちろん、鳥除け網は貼ってないし、ビニールマルチも使わない(自然に任せる)考えだ。観察を続け、なるべく野菜がやられない方法を模索するのだ

れで終わりということな何もない 銭学森

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