jogo式Canoe Life

平日もやりましょう



5月24日(水)9:00-事故事例集計(事例研究)そこから見えたもの、平日にも1回やってみます。まだ残席がありますのでよかったら、申し込み下さい。この時20件分のカヤック事故のデーターをお渡しします。

  分析を進めて、分かったことがあります。釣りを目的としたカヤッキングですが、事故をもの極減らせるであろう対策が見えました。そしてこの対策は高い効果があるはずです。

 釣りを目的としたパドリング中の死亡事故は20件中5件(シットオントップ3件シーカヤック1件カナディアンカヌー1件)でした。死亡者は5名。そのうちライジャケを着けていなかったものが2人。3件のシットオントップ全てが発見時転覆状態でした。

 まず、釣りを目的とした人のライジャケ着用率の低さが気になります。シーカヤックで亡くなった人のライジャケ着用率は100%です。これと比較しても、高すぎます。シットオントップの人がライジャケ着用率が低いのは、シットオンはひっくり返らないという間違った認識、思い込みがあるからです。これを、業界を上げて訂正するべきです。シットオンでもひっくり返る、故にその対策は十分に取ってから海に出ること。もし取れないなら海に出ないと、隅々まで公報すべきです。同時に、沈した場合のレスキュー、いわゆるセルフレスキュー、グループレスキューのスキルを身に着けるべきです。ここで問題が。亡くなった釣り目的のパドラーの多くが単独で海に出ています。つまり、グループレスキューが期待できない。つまりセルフレスキュースキルの習得の徹底、それと、できるならそういった力のある人たちでグループを組んで行動したり、練習したり、釣りに出る時も一緒に出ればいいじゃないですか。
 シットオントップは、転覆しますよ、そうした場合、再乗艇できますか?、と責任のある立場にある10人ぐらいの人が週に1回ぐらい言い始めれば状況は好転するでしょう。

 間違った思い込みや認識がたくさんあることが分かりました。それは、ここに上げた「シットオントップはひっくり返らない」だけではありません。よくシーカヤッカーは、事故を起こしているのは釣りの連中だ、シットオントップだといいます。これは微妙に間違っています。釣り目的の人の死亡事故より、シーカヤッカーは起こした事故の方が2倍多く、亡くなった方は3倍以上います。本質を見誤っています。最も死亡事故を起こしているのは、シーカヤッカーです。確かに保安庁や漁師さんにレスキューされるのはシットオントップかもしれません(これは確認を取っていません、今後調査していきます)。ですが死亡事故だけに限ると全く違う結果になっているのです。僕も含めここは、認識を新たにしないといけないし、謙虚に誤りを認め、修正すべきところです。「思い込みは役に立たない」という言葉があります。真実や本当のところを知り、それを生かしながら安全にカヤッキングを楽しみましょう。僕らにはそれができるのですから。そして漕ぎ続けることを許されているのですから。

 参加費は3000円。問い合わせは、 vzc00573@yahoo.co.jp まで。


5月7日(日)14:00-事例研究「近くて遠い岸」 残席1
5月13日-14日 豚オフ
5月14日(日)14:00- 事故事例集計(事例研究) そこから見えたもの 残席2-3
5月21日(日)14:00-「三浦半島パドリングガイド」残席2
5月24日(水)9:00-事故事例集計(事例研究) そこから見えたもの 残席2
5日28日(日)14:00-「天気図を読めるようになろう」残席3
6月11日(日)14:00-事例研究『1996.5.5』残席3
6月18日(日)14:00-シーカヤックコロコロを作ってみよう 残席2
6月25日(日)14:00-「天気図を書けるようになろう」 残席3
7月2日(日)14:00-シカトロミーティング
7月9日(日)14:00-事例研究「長い1日」
7月16日(日)14:00-シカトロの仕掛けを作ってみよう
7月23日(日)14:00-夏魚の捌き方
7月30日(日)14:00-シカトロ初級
12月25日(月)SFダービー終了
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