
マンダレーに到着してすぐにこの危機に気が付きました。すでに電車のコンパートメント内で話題になっていたのですが、それは泊まり先、ホテルです。何軒も電話したけれども予約が取れなかった、だから行って直接探すとイギリス人ご夫婦。ホテル不足だというのはガイドブックに書いてありましたが、最初の2軒目断られた時点で、スイッチが入りました。
まず受付に行くと最初に言われるのは「予約を取ったか?」なのですが、アジアでそんなこと一度もありません。宿はふらりと行って決めるものなのですから。
どの宿もバックパッカーがウロウロ。ロビーは人で溢れてる。これはダメだと分かりました。ガイドブックに出ている宿は旅行者で一杯。なので、出てないところを探す。あてはありました。シナ宿です。漢字とビルマ語でしか看板を出していない宿を見つけるのです。「Hotel」と書いてあるところは、ほとんど外国人に先に押さえられていますが、これなら大丈夫です。
ちなみにタイの場合もこの手が使えます。中国人のいるところににはシナ宿あり。またタイ人向けだけのホテルはタイ語でしか記載がありませんが「โรงแรม」と書いてあればそこがホテルです。裏技として、数字が、例えば66とか69とか書いてあるのもだいたいホテルです。でも、Hなホテルですが、外国人なら一人でも泊めてくれます。