アンケートの調査結果はそれなりに世間の感覚を反映しているのでしょう。
ですが、基本的な問題は政策よりも個人の行動の総合で感染が拡大しているのです。
例えば、GOTOトラベルにしても参加は個人の判断です。
その統計的な合算値がかなり積極的に利用されていたとなるのです。
政府が止めないとそのまま利用する人達は何も責められないと言うか、感染の有無すら自覚していない可能性も大です。
極論で言えば、多くの人達はテレビ局のGOTOトラベル反対よりも政府のGOTOトラベルに便乗しました。
それで、参加したかしないか別としても新聞社に聞かれると政府が悪いとなるのですよね。
傍から見ればコントのような有様です。
多くの人がGOTOトラベルに参加しておいて悪いのは政府となるのですから。
判断も出来なければ、更には自覚もないのです。
何故こんな無責任な事態に陥るようになったのか、そこには自己責任の否定も有るとは思います。
なんでも誰かが悪くて自分達は悪くないと言ってしまうような体質が感染防止の妨げになっています。
多くの報道はその場主義で感染が増えれば防止を騒ぎ、反対に感染が収まれば経済を騒ぐのです。
これでは明確な解決にはならないでしょう。
解決策が見出せていないのは政府だけでなく、マスコミも一緒で世論がのたうち回る度にこれもいけない、あれもいけないとなって良いのが無くなります。
現実的には他国よりも良いのですけど、それすら満足しないで、現実高齢者が亡くなっているのにそれではなく死者数や医療崩壊で問題を抱えさせています。
しかしながら、現実問題として医療現場以前に医療を受けないで高齢を理由にそれでいいとする方もいらっしゃるのです。
そちらの問題も深刻と言えば深刻なのですが、問題視出来ないのが現状です。
会見がある度に取材に行ってネタにしていますから、知事や医師会の意見は多く流れ反対に会見をしない総理は追い込まれた形になりました。
しかしながら、その知事や医師会の話を聞いていたら少なくとも街の人出は減るのかと思います。
問われるべきは政府の政策もありますが、それとは別に世間での感染防止の問題点の抽出なのです。
幾ら協力を呼びかけても反応しなくなったのが困りもので、その対策の方が必要なくらいです。
まさか、強制する訳にもいかないので結局は政権の問題よりも深刻なのです。
事例を挙げると大阪でのハロウィンの人出のように渋谷とか大人しくしていたのに騒いで結果として要因になった感じがします。
仮に政府や自治体に責任があるとすれば例えば東京都と政府の間の責任の擦り付け合いのような体質でしょうか?
その原因も政権や知事への信頼を軽んじさせる報道や揶揄するネットが原因です。
人気が無いと政権が保たないと思ってしまえば責任を転嫁したがる状況に陥ります。
結果としてその話し合いなどでも時間を要するのでした。
テレビではよく二週間後の結果と言う潜伏期間の話が出ます。
なので政策を早目に打たないと意味がないとなります。
しかし多くは二週間前の人出や感染予防の結果で本質的にGOTOトラベルのよると明確な事例のクラスターの方が少ないのでしょう。
つまりGOTOトラベルの所為にしたいのはマスコミにとって一般生活での感染が深刻なのを置いておきたいからなのかもしれません。
仮に一般生活での感染を防止するとなると至難の業です。
そして色々弊害が生じます。
しかしそれが現実です。