PCR検査で予兆を掴むと言うよりかはデルタ株の感染力が強く、アルファ株との置き換わりを調査してその動向を警戒していたのでは?
例えば下記の記事のように
先月半ばにはデルタ株の脅威を認識して置き換わりで感染拡大する恐れを監視していたのかと思います。
この記事でもそれを意識しています。
問題は抜き取りでしか検査出来ないデルタ株を認識してその感染力を正しく恐れて自粛する事だした。
それがワクチン接種やマスコミの長期に渡る自粛慣れ、自粛疲れを報道した事でその雰囲気に若者が行動を活発にしてしまった結果のような気がします。
第五波の予兆だけを云々するなら、デルタ株への置き換わりでリスクが高まるくらいは知れていました。
ですが、未曾有の現象であり具体的な数字としての予見は外れたようです。
実際にはなんと5042人を8月5日開催中に記録していました。
こんな表現で誤魔化す気はありませんが、これまでの感染が感染拡大なら、デルタ株への置き換わりは感染爆発のような衝撃なのかと思います。
重圧等ならまだ予測可能でも爆発のような衝撃だと予測は難しくなります。
破壊に至るような物質の限界を予測しようとしても難しいのと同じで、感染力が強い事で一気に広がってしまいました。
定常と過渡現象の差ぐらい違うような事象なのかと考えます。
纏めると、感染リスク自体はデルタ株への置き換わりで予見されたが、具体的な数値を予測するにはあまりに感染力が強かったので過小な数値でしか示せなかったのかと考察しました。
何事も経験ですから、こう言う資料が残されていけば将来もっと精度の高い予測とその対策が出来れば良いと思う次第です。
ただ、若者はいつの時代も活発ですからその時が来ない事を願うしかありません。