明らかにクラスターなんだけど、そうは書かないのでしょうね。
コロナ感染急拡大に焦り強める政府 出口戦略が急務
典型的な古い想定で、2回のワクチン接種で済んだ時の話のままを想定した世界観から抜け出せていません。
世界的に見ても、マスク着用に後退しました。
それはデルタ株に加え、ラムダ株と変異株には現在のところのワクチンでは重症化や死亡のリスクは減らせても感染は防げないのですから。
それに以前ならアストラゼネカのワクチンは怖くて使わなかったのに足りなくて打とうとしています。
つまり、事態は追い込まれているのです。
田村厚労大臣は
>「行動制約を緩めていく姿を見せていかないと、国民はいつまでもわれわれのメッセージを聞いてくれない」
と言っています。
ところが最初から聞く耳を持たない人達がいましたよね。
バーベキューしたり、公園とかで屯(たむろ)したりする人達です。
仕向けた訳でもなく、また利害関係もないのにやってリスクを高めました。
ストリーが複雑になったのは3回目の接種を言い出した頃からで、それは2回の接種でも感染するとなったからです。
しかしながら、3回目のワクチン接種にせよ、デルタ株やラムダ株に有効なワクチンにせよもう一回多く打つ可能性が高まりました。
そろそろ、有りもしない夢のプランを捨てて現実的な対応をしないと海外との差が歴然として世界から敬遠されます。
と言うか、海外旅行が出来ません。
反対にこのままだとインバウンドなんて再来しませんよ。
日本で急激に増えたデルタ株の高い感染力は若者の行動様式では感染してしまうようなのです。
面白くない日常で、下手すれば誤解されるかもしれないマスク着用と不要なお喋りをしない努力でないとデルタ株への感染を避けられません。
その上、集団免疫が出来るかどうか学会ですらデーターが無いのに尾身氏は出来ないと言ってしまっています。
確かに今のワクチンの2回接種では確率的に低いのでしょうけど。
他の国が接種させる為に言っていたような話まで否定するのはどうかと思います。
結局、現在のところ接種目標の40%をクリアしても何も起きないようです。
そうなると言っていた事が違うとなります。
しかしながら、それ以上に厳しい現実の前に駄々を捏ねても無意味です。
しっかりマスク着用と手洗いうがいなどで感染防止しないとリスクは高くなっているのです。
若者が言う事を聞こうが聞くまいが答えは今のところ感染対策するしかないのです。
ワクチンにしても拒否反応が出ない限り義務化しないととても防げません。
より低い接種率では各個人の抗体の総和が低いままでウイルスにとっては残り易いのです。
理由をきちんと説明してワクチン接種率の目標を高めに上げて若者も守れる社会に変えていくのがクレバーだと教えるべきです。