【報ステ解説】日本が安全保障に積極的関与へ…岸田総理が欧米歴訪“中国包囲網”は(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
これまでに4カ国を訪問した岸田総理は、13日に最後の訪問国アメリカに到着しました。今回の外遊は、とにかく強行軍でした。9日に日本を発ち、まずはフランスに移動。10日...
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解説と称してもどう見てもこれまでの経過と同行取材の報告でしかありません。
解説出来るだけの構想が中国側、日本側になく、中国にしても出たとこ勝負の一帯一路で経済的にアドバンテージは取ったものの行き詰まりました。
ロシアのウクライナ侵攻で経済制裁が発動され、中国はロシアとの関係見直しを迫られていました。
それまで順調に成長していた経済もコロナ禍とインフレ等で上手く行かなくなってしまったようです。
台湾の件も一つの中国までは認められても香港同様に行かないのがあり、停滞して脅している感じです。
ただ、下手すればロシアや北朝鮮同様の経済制裁ですからそう簡単には動きません。
日本も安全保障を変えても実際にない紛争への対応で装備や施設を整えてもそれはまだ防衛でしかありません。
中国次第でも中国は経済制裁されたら、下手すれば国内が内乱になってしまいます。
ゼロコロナ対策であれでしたから、本物の経済制裁されたら不満が爆発してしまいます。
国内政治すら、民意の掌握に失敗して支持率の低い岸田首相が外交なら上手くいくのかと言えば違いますよね。
アメリカの都合に上手く乗っかったつもりでも現実にはそこまでの自衛隊ではありません。
座礁した戦艦とか見ても大丈夫?となってしまいそうです。
広島サミットは行われるにしてもその参加国のトップと会談して事前打ち合わせまでは良いとして、それで何かを形に出来るのかです。
そこまでの器とは思えませんから、インド太平洋での不測の事態が起きないような雰囲気になればまだ良いのかと思います。
おそらく、ウクライナ侵攻だけでも各国は既に兵器の在庫を使い果たし、生産しているものと想像します。
だとすれば、今はまだ何か次の軍事消耗戦を欲しがるとは思えません。
本当に中国がバブル崩壊から立ち直ってコロナも安定した後にいよいよアメリカ経済を中国経済が凌駕する時に、経済戦を皮切りに外交がエキサイトすれば本格的に危機なのかと推測されます。
ただ、その時にロシアが戦争していたり、北朝鮮が暴走したりしてしまえばそれどころではありません。
まして台湾を攻めると言うよりも懐柔する方が楽です。
何故なら、同胞なのに考えの違いだけで血を見るのは嫌な筈です。
懐柔する為には中国国内での政権の我儘よりも民意を上手くリードする事が大事です。
外交部の遣り方だとおそらくは中国から韓国や日本へ来た時に状況は分かるのかと思います。
中国人の来日検査はあっても通過出来ます。
一方の中国はシャットアウトですから、公平な対応ではなく、古い唐の時代の感覚のままに日本韓国を格下に考えています。
国際感覚が未だに唐の時代、7世紀から9世紀の頃と変わらないのです。
皮肉を言えば、もう1000年以上前から差別的な感覚は進化していませんよね。
結局は中華思想がネックなのにそれすら国内に居る共産党や人民軍には国際感覚や指導要領が身に付かないのでしょう。
経済的に恩着せがましくして、下手すればその代償に拠点確保するような様はとても世界進出するのに向きません。
日本が市場や工場でその国への貢献を目指しているのと段違いです。
5月の広島サミットが成功するように地均しして世界平和に貢献出来ればいいのでしょうけど。