ネットスラング
ネットスラングとしての伝書鳩は、通信手段での「鳩を使って情報を他者に伝える」ことに例え生まれた言葉。生配信などで配信者とは関係ない別の配信者の話をリスナーが出し、コメントする行為のことである。この行為そのものを「鳩行為」、そのコメントをする者を「伝書鳩」「鳩」と呼ぶことがある。かつては「出張」とも呼ばれていたが、2020年現在ではこの単語の使用もされるようになってきている。
具体的に鳩行為と呼ばれるコメントとして、Aという配信者がマリオカートをやっていたとして、「Bくんもそのコースこの前選んでたよ」などとコメントする者を鳩、そのコメントを鳩行為と指す。広義には「○○から来ました」といったコメントもこの鳩行為の対象とされる。
この鳩行為は、鳩が配信に「配信内容と関係ない話を出す荒らし」であると認識されるケースが多く、生放送が荒れる原因の1つとしてあげられている。ただし、この鳩たちの多くは悪意のない無自覚な荒らしであることが殆どであるため、配信者や他のリスナーは荒らしであると思ってもこの鳩に対して過剰に反応することは先決ではないだろう。スルースキルを意識し、荒らしに反応するのも荒らしであることを自覚するべきである。行為自体は重大な場を乱す行為でないことが多いことを念頭に置き、配信者はもし注意すると判断しても語気を強くせず「やるな」「やめろ」ではなく、「するべきではない」とあなたが思った内容を簡潔に反応するべきだろう。本当に荒れる原因は他のリスナーが反応することだろう。あまりに鳩行為が多ければ、各自で優しく教えるべきだろう。
他のリスナーはコメントで自治を行うべきではなく、その場でやり過ごすことを考えることが大切。この伝書鳩によって荒れる原因は、間違いなく、殆どこの鳩に反応したリスナーが原因で荒れが発生している。自治厨は配信者などにとっても望まれない存在となりえる。極論、荒らしは一切注意・反応をするべきではない。
聞き手は、他所での身内ネタや他の配信者などの名を出さず、その配信内容と直接関係のあるコメントをすることが基本である。しかし、近年スマートフォンの供給により、ネットリテラシーやマナーを学ばずにネットに触れるものが増えており、荒らしの概念がわからない者も多い中で、この大百科が作成される今日まで、「鳩行為」などについてネットにまとまったページは少なく、この「鳩」という一言だけで伝わらないことも多い。配信者は「鳩行為禁止」であるとか「鳩はやめてね」とだけ書くのではなく、具体的な文言で注意を促すことが必要だろう
配信者Aの生配信のチャット欄に配信者Bの配信内容他を書き込むと荒れると言う事があってこのルールが暗黙にネット全体に広がっています。
つまり、一人の人とかでなく、違う会社の有名なYouTuberが異口同音にこのルールを説明して前提としています。
本当はどちらかと言えば、全く無関係な実況者の名前や配信を出す筈もなく関係しているから話にのぼるのです。
例えば、同じサーバー内での関連情報は出易いものです。
ネタバレを防ぐのに伝書鳩禁止は有効なのですが、本来はその茶番劇に付き合わされている視聴者の方にしてみればそこまで気にするくらいなら限定的な配信にすれば良いのかと思います。
メンバー限定配信で自分のファンに不快にさせないのは可能ですから。
むしろ、茶番劇に付き合わされた上にその配信者グループを守らなければならないようだと続かなくなります。
所詮、YouTubeなどが衰退しているのも仕方ない話です。
アメリカ経済がコロナ給付金からインフレになってその対策で利上げされたら、人手を減らす事になったのですから。
そうなると悲惨なのは好景気の恵みで潤っていたYouTuberで広告費の財源も節約されたら多くは厳しくなります。
ただ、その中でもかち合う配信だと自然とそのチャット欄やコメント欄には相互の話が出易いのかと思われます。
配信、ゲーム実況の暗黙のルールで縛らないと配信者を守れない状況には直ぐなります。
そもそもエゴサーチ自身が危険なのですが、それをしなくても飛び込んでくるチャット欄やコメント欄は要注意なのです。
ただ、子供達まで参加している事もあるのでそれを踏まえての話が理解されるのかです。
テレビだと台本や設定で済むようなものでもネットだと配信者A、配信者Bのドッキリとかになると互いにファンはいるし、更には双方のファンも見れるのですから複雑です。
それに一番下手すると伝書鳩禁止以前に無関心で反応していないだけなのもあるのでしょう。
配信者が思う程に暇はなく、更に配信者AとBの茶番をも見下している恐れすらあります。
両方とも見て状況からそれが最初から仕掛けるような話でも付き合うだけの馴れ合いなんですよね。
でたまに部外者がいると空気が読めないでごく当たり前の話をしてしまう事もあるのでしょう。
常駐しているリスナーは限定的でファンだけど、たまたまリストの上の方に表示されて見に来た初見さんにはそのルールが通用しない筈なのですが。
最近、サーバーが強くなって、通信環境も良くなったので大勢が同じサーバーで一緒に活動する事も散見されます。
また、有名な配信者と同じ動画に収まる事で若手の配信者の名が知れる事もあるのでしょう。
現実問題としてのそう言う管理や対策は縛りを設ける事になってルールと言うか常識になっていきます。
リテラシーを向上させないと不幸な出来事は防げないので仕方ない一面もあります。
こうせぇ、ああせぇと昔の先生で自分ルールの多い人がいましたが、そう言うのさえも時代の変化の中で消えていく運命だったのでしょう。
小難しい先生よりも話し方が上手い、ネタが豊富な先生が注目されがちな世の中です。
(ここで言う先生は学校でなく、予備校の講師でテレビでも引っ張りダコな人の話も含めてです。)
ネットでも同様に個性的な配信者よりはネタが豊富とか、話すのが上手いのは勿論更には器用や運動神経が良いとか、歌が上手いとか何らの特技も要求されますよね。
アメリカ発の経済的な事象のインフレがかえって余裕を無くして趣味の世界までも縛りが強くなってきました。
自然と視聴者リスナーは比較してしまうので競争型社会の癖でより良いものを選択してしまうようです。
一方の配信者は多くが一般的な社会人経験者とは限らずストレートに配信活動に入ってしまった人も居てその辺りが脆弱性に繋がり兼ねません。
ブラック企業の経験者が配信者になると何故か浮き上がります。
それは仲良し状態しか知らないような配信者からすれば立ち回りや指摘が違うのでしょう。
こう考えて来るとネット配信はバラバラの経験を持つ複合体の割にルールがまだ未熟で事故も起こり易いのです。
ですが、それでも集まるような状況ですから積んでは崩れを繰り返してでも整然とさせていく流れなのかと思われます。