日本のエリート、世界では「低学歴」。はるかに“学歴社会”が色濃い欧州で直面した劣等感
一言で言うとエリートって使えない人達です。
今回のアメリカの2つの銀行とヨーロッパ・スイスのクレディスイス証券の件などはその例かと思います。
アメリカの銀行の一つは「シリコンバレーバンク」でスタートアップ企業への融資をしていたそうです。
もう一つは「シグネチャーバンク」で暗号資産関連の企業向けの融資でした。
クレディスイス証券は
と悪い点を見れば、決して褒められた状況にはありません。
理論で社会を動かそうとしても現実はそんなにモデル化された単純な構図では有りません。
なのでどうしても明暗があって闇の部分はそれなりに処理しないと難しいのです。
バブルやサブプライム問題のようにいつかは成長にも限界がありその結末としてそのモデルが崩壊してしまうのでしょう。
それは実社会経験者なら誰もが知る事になります。
表面の綺麗さとは別にトラブルや突発事故など想定外の支障はあるものです。
困るのはエリートの多くはそこまで挫折を知らないので、スランプになっても対処方法があまり得意ではないのです。
一方日本の場合、何かあってもそれは話し合いです。
最悪、親方日の丸で税金使って始末するのはこれまでの件で知れています。
確かに本当にエリートで凄い人は存在する事も稀に居ますが、それは日本でも修士博士レベルです。
それに日本のエリートさんは世界に他に居ないような人達なので、代替不可ですがヨーロッパやアメリカはたいてい代わりがいます。
よくいろんな人が海外でも優秀だとされますが、本当に優秀な人は個人が優秀なのではなく優秀な組織、技術、施設設備などを揃えられるだけの能力や表現力を有します。
なのでそう簡単に赤字にはしないのです。
人に説明していますから、その間に問題なら修正しております。
人間関係や御用達の会社などもそれ相当の理由や使い易さですから、一概にエリートと言う枠でなくそれなりの会社組織で、かつ能力や魅力があるような人でないと長続きしません。
それでも体を壊したりするのですから、本当にエリートが良いのか分かりません。
所詮、文屋だと記事やテレビ出演で好評ならエリート会社幹部よりも良い収入になりますよね。
また、政治への関心があるなら大物政治家と対等に質疑応答されます。
それから考えると理論武装して勝てるのは或る程度で、それよりも相手を納得させるような丁寧な説明や優しい解説・実演など相手にも有益な資料や情報の提供かと思います。
アメリカの会社だとなかなかそう言うので利益を上げると言うよりも競争や独創的な物なんです。
確かに海外でも活躍してその語学や環境の違いで耐えられる能力は優れているのでしょうけど、そんなのは少し前の日本だと当たり前の時代でしたよね。
幾ら凄い会社でも問題が起きれば直ぐに旗色は悪くなります。
最後は個人ですし、本当に必要なのは誠意なんでしょうけどそれが伝わらない社会ってどうなんですかね?
一所懸命に努力してもそれを報いるだけの気持ちの無い社会では何をやっても結局は所詮本当の成果は出ないようです。
海外の企業で例えばマスク氏のような経営者交代が有れば、エリートと言えども残念な事になりましたよね。
エリートに対する一般的な価値観だと記事のようなんでしょうけど、それでも国際社会はよくなっていないのです。
日本がそれなりに頑張っていた時の方がまだ世界中が潤っていたのに欧米は移民と言う格差社会で成立するようなモデルなんですけどね。