(1)キックバックされた政治資金の使い途
それで何に使ったのか、日本テレビでは独自に取材をしています。これまでに判明したのは87人のうち、26人が「事務所で保管・未使用」、続いて、20人が「事務所経費・会合費等」、22人が「不明・未回答」となっています。
アンケートに使い途を聞いていればまだ国民の側が税金を支払う事で不公平だと言えなくなりますよね。
1つ目は13日に発表された自民党のアンケートとは別に行っている自民党幹部による聞き取り調査の結果です。週内に公表する予定です。使い道はこの調査で聞いているそうなので、どこまで詳しい中身が出るかが注目です。
日テレの取材並みに詳細が出るのかが気になります。
出れば税金の修正報告と納税になるのですが、回答が曖昧になると鬱憤が溜まるので更なるリスクが高まるのかと推測されます。
(2)政治倫理審査会を拒否するのか?
政倫審は「政治倫理審査会」と呼ばれ、政治とカネの問題などで疑惑を向けられた議員に事情を聞く、国会の場の一つになっています。
やはり拒否する恐れが高く、それもまた有権者には不満になるのでしょう。
(3)秘書が立件された政治家への処分
が、ここにきて岸田首相が実は「処分に後ろ向き」だというのです。ある政権幹部は「処分を決めるのは難しい」。その理由について、ある首相側近議員は「次の総裁選もあって、安倍派に恨まれたくない」などと話しています。
岸田総裁が処分しないと叩かれ続けるのでどうなるのかが予算を年度内通過させた後、特に補選後に相当なプレッシャーが発生するのかに掛かっているのではないかと思っています。
補選で負けたとしたら、その後に解散・選挙になるリスクが高まります。
総裁選については噂では既に麻生派が見限っているようなので数で纏まるのは難しいですね。
総裁選に持ち込んで勝てないなら、最後の手段で解散して勝つしかないのでしょう。