1.機械受注総額の動向をみると、2023(令和5)年9月前月比15.1%増の後、10月は同7.6%減の2兆6,544億円となった。
2.需要者別にみると、民需は前月比1.9%減の1兆47億円、官公需は同37.9%減の2,699億円、外需は同3.4%減の1兆2,681億円、代理店は同24.1%増の1,257億円となった。
3.民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2023(令和5)年9月前月比1.4%増の後、10月は同0.7%増の8,587億円となった。このうち、製造業は同0.2%増の4,092億円、非製造業(除く船舶・電力)は同1.2%増の4,500億円となった。
設備投資の意欲を見ると必ずしも順調な訳ではないようです。
これまでもそうでしたが、この先の経済を予想すると言うのは難しい話です。
ある程度は計画的に設備を導入して生産やサービスを増やし、効率化するのはあるのですが、それが繰り返されるのかは消費動向や普及率、人気などによってしまいます。
最悪なのは投資したけど儲からないような話でたいていこの失敗からリストラやM&Aに陥ってしまいます。
だから慎重なのも当然ですが、それはそれなりにいい物を投資しないと成果も出ません。
そこで人手不足の解消に機械化するにしても試算して一人雇うのと機械導入を天秤に掛けるから二の足を踏むような状況なのかと思います。
これを分析してこの先を見極められるようならそれなりのコンサルになれるのでしょうから難しいのは当たり前なんでしょうけど。
それでも一部には在庫不足とか騒がれる物もありそこは改善されないといけないのでしょうね。
またマイナンバーカードで保険証を代替する事になるとそのカードリーダー等が必要な筈で来年秋までにその需要が喚起されるのでは?