「財務省SNS」トレンドに 衆院選後に批判殺到の報道受け「解体すべき」「玉木潰したら暴動」
6日前のニュースで流れたのをソースにしています。
実際に投稿したかったのは下記の話です。
先ず原油価格のグラフを貼っておきます。
以前にも書いたのですが、2000年以降原油価格は高騰し不安定な状態にあります。
9.11が2001年であり、その後イラク戦争が2003ー2011年でおきます。
中東が不安定になり、当然の如く原油価格は高くなります。
原油価格の上昇が日本経済に悪影響を及ぼすのは当然です。
つまり、子供の頃にオイルショックを経験した世代からすれば当然の帰結さえも最近のネットでは他人の所為にしたいのでしょう。
ここまでが以前にも書いた事のある内容でした。
イラク戦争の時に『イラク特別措置法』が成立して2004ー2008年自衛隊がイラクの駐留及び物資空輸の任務がありました。
更に歴史を遡ります。
湾岸戦争の時に派遣しなければならない事態が起きました。
1990年にイラクがクェートに侵攻しました。
この時に多国籍軍がクェート解放に活躍しました。
その時、金を出しても派遣はしないとの批判でトラウマになりました。
このブログが失われた20年について書く時のお決まりは1992年中国市場解放でした。
それまで日本に投資されていたものが中国へといきました。
更に製造業も海外移管でした。
ですが、その前にJapan bashingで国際的に日本はあまり良く思われていません。
つまり、憲法9条を押し付けられ、その上に平和憲法で教育されたのに今度はそれで国会が揉めて派遣しないと国際社会から酷い目に遭わされました。
そう言うような事を言う人が居ないのが現実のネット民の可哀想な別の意味での義務教育の敗北です。
平和憲法や国連と言う概念がいかにも大手を振っているのは日本だけで、アメリカで戦後は通用しない言葉です。
1991年にソビエト連邦はロシアになっています。
1989年ベルリンの壁が崩壊しました。
東ドイツは1990年に今のドイツに編入されました。
財務省が責められていますが、本当に失敗したら、こうなります。
戦後、経済成長した国際環境の一つ、アメポチ政治のツケが1990年頃に瓦解したように見えます。
そして例えばバブル崩壊の残務処理が2002年頃までかかっています。
旧みずほが成立したのがこの年ですから。
実際の完済は更に遅れます。
ただその後にリーマンショックでまた凄い不況になります。
問題なのは当事者のアメリカよりも日本の方が更に酷い状況でした。
当時の円高もあって。
それに世界的な新型コロナですから、動乱の世の中、国際経済の中で遭難していたようなものです。
しかしながら、それでもアメリカや中国、ロシアよりも底辺は日本の方がいいのに相対的な話にはなりません。
ヨーロッパでも一部の国を除けば大変なのは大変です。
グローバリゼーションの潮流の中で『リベラル』が叫ばれて、ネット民の中にはそれを信じている人がいます。
ですが、世界の貧困率は10%あり、必ずしもうまくはいっていません。
確かに不平不満を言わないと伝わらないのでしょうけど、屁理屈にもならないような愚痴の連投だと良くなる筈もないのです。
資源が少ない日本が国際経済の中で踏ん張ってこれただけで、財務省に期待しても良くなるような政策は経済理論のようにはうまくいかないようです。
特に資源の問題は深刻で、平和憲法と同じくらいにボケている反原発運動があり、非現実的な話でも罷り通りました。
ネット民の特徴として、文句は一人前でも現実にどうにか出来る人でないと思われます。
現に成功している人は書き込むリスクは回避します。
それで一番問題なのはやはり説明出来ない専門家と言い訳すら成立しない財務省なのでしょう。
大まかに示すと金融のです方法よりも資源の問題が大きく、それを超えてまで日本全体を良くしきれないのでしょう。
また、平和憲法を信じる人達によって国際社会の中で孤立した上に更に戦争に資金加担させられるような矛盾のままです。
極論で言えば、経済や国際問題にしても理論が現実に追い付かず、日本がより良く存在したいとしてもそれが難しい国際社会なのを傍に置いてしまうのがネット民の現実なのでしょうね。
数で勝てないとこう言う発想になると言う展開例かもしれませんが。