
その分からなかった言葉とはNWO(新世界秩序)なんです。
プーチン大統領と新世界秩序で検索するとこんな記事が出てきます。
この記事が言う新世界秩序と現実に使用されている新世界秩序は違う物のようです。
実際にwikiには下記のような表現がされています。
新世界秩序(しんせかいちつじょ、英: New World Order、略称:NWO)とは、国際政治学の用語としては、ポスト冷戦体制の国際秩序を指す。また陰謀論として、将来的に現在の主権独立国家体制を取り替えるとされている、世界政府のパワーエリートをトップとする、地球レベルでの政治・経済・金融・社会政策の統一、究極的には末端の個人レベルでの思想や行動の統制・統御を目的とする管理社会の実現を指すものとしても使われる。
つまり、現実社会の世界秩序とは別物の空想的な管理社会の実現を示す物らしいです。
映画でもあったような管理社会ですが、現実では中共なんて正に地で行く統制社会のようです。
プーチン大統領が言ったとされるNWOはおそらく、タックスヘブンで優雅に暮らす金持ち資本家による経済掌握か何かのような話かと思います。
しかし陰謀論に過ぎません。
冷戦後の世界秩序にしても世界の警察と呼ばれていたアメリカは米国第一主義で他を構っていられません。
中国の台頭で一部開発途上国などはその投資に踊らされて配下にならざるを得ないような覇権主義に陥っています。
更に産油国がOPECで原油価格の維持、より高く売って、将来の温暖化対策社会へ備えるような新たな掘削に投資しないようなのもここ最近の秩序と言うか力関係と言えなくないのでしょう。
つまり、プーチン大統領の言う朝日新聞の記事に有るようなグローバルサウスの動きも新しい国際秩序なのかと推定されます。
陰謀論での温暖化対策やポリコレによる世界的な動きでリードしようとする一部とは別に存在しています。
また、それとは別に国連でもSDGsがあります。
持続可能な開発目標で、秩序的にかなり縛られる恐れもあります。
ただ、『リベラル』と言う意味ではなく、元来の自由と言う意味では規制は少ない方が楽です。
それに行き過ぎた統制はかえって危険を伴います。
誰もが同じ方向へ一気に動けば、ワゴンセールに飛びつく転売ヤーのようになってしまいますから。
新型コロナ対策で中国政府すら懲りた統制は人間扱いしないくらいまで厳しくなりました。
そしてその反撃が政府に向いたのでしたから。
ヨーロッパEUの拡大でプーチン大統領には国民が自由に選ぶ権利と豊かになるのが不都合だったのでしょうね。
それでも困らないなら戦争をする必要もないし、EUを遠避ける必要もなかったのでしょう。
新世界秩序が何を示すかで違ってきますが、グローバリズムに対して自国民優先または孤立しても旧態依然の体制の維持なのでしょうね。
グローバリズムとは、地球を一つの共同体と捉え、国境を越えて経済や政治、文化などを拡大させる思想や姿勢を指します。英語の「globe(地球)」が語源で、日本語では「地球主義」とも呼ばれます。
引き篭もり的な孤立政治、外交で国連ではやっていけるないけど常任理事国の力で押し切るだけの悲惨な話が並んでいます。