現状は半分人災、ロックダウンを 岩田健太郎医師の警鐘
この人物と言えば
彼を評価するか否かは別にしてもこう言う人だと言う認識は持っています。
関西のテレビに出演していますが、それが制作局だと関東でも見かけます。
そんなにすんなりと言う事の通りなら、少なくとも関西であんなに感染拡大したとは思えません。
つまり、彼の指摘は豪華客船の頃から無視されていると言えば無視されています。
今回の話も当たり障りのないように展開しています。
しかしながら、五輪に関する限り人流への影響を頓着するよりも五輪にさえ頓着しない人達の事を考える方がいいのかと思います。
年寄りが思うほど、五輪に魅力がなく、選手などに敬意を払ってもその恩恵が開催した政府には至らないような人達なんです。
海外からの変異株等で感染拡大だから反対と言っていたのに、現実はそれ以前の変異株が五輪とは無関係に拡大していきました。
感染拡大のスタートは7月の頭で選手が多く来日した頃より前です。
その頃マスコミは
これが2021年7月9日の記事です。
たまたま残っていただけで、おそらくワイドショーなんかも同様にやらかしていた筈です。
こう言う風潮で、感染拡大しても国民の緊張を高めない政府が悪いのでしょうか?
悪いのはズバリ、マスコミの方です。
そして何よりもこの後に芸能人が感染しています。
くりぃむしちゅーの上田晋也さんのニュースが7月25日ですから潜伏期間を考えると7月の11日辺りになるんでしょうね。
しかしもっと緩んでいるのが明確なのはYouTuber 31人による誕生日会でこれが6月18日だったようです。
この頃沖縄県を除いて解除されていた頃です。
なまじっか、数字やグラフを見て判断してしまい兼ねない人達がやるのだから困りものなんです。
蔓延が下がった頃を見計らって空気を読んだ末にパパラッチのような取材で発覚したのでしょうから、難しいのです。
それも集まってきてしまったようなのが見て取れます。
マスコミはどうも政府批判とかをしたがるのですが、実はデルタ株の脅威を実感する以前に自粛疲れやその対策意識の薄れ等で上手く機能していないのも事実なのでしょう。
何より未体験のデルタ株の脅威に感染拡大が加速してしまったのは誰かが悪いとかでなく、デルタ株が悪いのでしょう。
マスコミが作る空気で自粛の緊張感の強弱が影響してしまうのでしょう。
特に若者や飲酒に夜出歩く中年は少しでも隙が有れば感染し兼ねない状況になったのかと想像されます。
特にマスコミが飲酒提供の飲食店の不満やルールを守れない話をしたのはまずかったのでしょうね。
ところが、そんな事は忘れてこんな記事に代表されるような有様だからロックダウンとか言いたがるのです。
ところが、現実に実施するとなれば大変な事態ですからまた騒ぎになります。
これまでの経緯を整理してみれば、ロックダウンが必要なのは都市や人流より前に人の心の方なのかと思います。
自粛や我慢に失敗して、強制になると言うのならそれは若者や飲酒する中年には更に辛い話でしょう。
もしマスコミが本当に感染を抑制したいなら、政府批判よりも政府と同調して一時的だけでも飲酒外出をやめさせるしかありません。
またイベントの話でも本質的に問題行動する人達の話を取り上げるだけにした方がいいです。
仮にイベント主催者に同情的ならオンラインイベントで実施して貰うなどの協力をお願いするのがテレビとしても出来る事なのかと思います。