洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

Ring any bells?

2014年11月24日 | 英語表現
It was unheard of in Brazil. -THE TESTAMENT JOHN GRISHAM著より-


この話の主人公Nateが一緒に仕事をすることになったブラジルの弁護士Valdirの、
CNNで見たアメリカの弁護士たちの仕事の様子についての意見からの一節です。


ここで使われているキーフレーズ be unheard of ~に使われている単語unheardは
hear 「聞く」が活用して過去分詞形になった単語 "heard"「聞かれた」に 反対の意味を表すunがついて
「聞かれたことがない」となり、そこから意味が転じて「聞かない、聞いたことがない」という意味になっています。
そしてここでのofは「~について」という意味になりますので、

この It was unheard of in Brazil.という表現は、 
「ブラジルではそれ(そのようなこと)は聞いたことがなかった」
「ブラジルではそれ(そのようなこと)は聞かなかった」ということを伝えています。

ちなみに地名の前はinを使います。(TOEICでよく狙われます♪)



このunheard of そしてその反対語のheard ofはよく活用できるフレーズです。
注:unheard of はbe動詞と、heard ofは完了形(経験)でhaveと共に使用します。


例 Have you ever heard of it? (それについて聞いたことがありますか。)

 No, it's unheard of.  (いいえ、それは聞いたことがありません。)



口語のため少しだけ文法は崩れますが、
この表現はANGELS & DEMONSの中でも使われています。


You've heard of them? (彼らについて聞いたことがあるか)

こんなのもありました。
You ever heard of carpooling? (カープールについて聞いたことがあるか)※carpoolingは車の相乗りのことです。



ところで皆さん、

Have you ever heard of The Da Vinci Code? (ダヴィンチコードについて聞いたことがありますか?)

The same author wrote ANGELS & DEMONS.
天使と悪魔も同じ著者の作品です♪


※『(今までに)~したことがありますか』 は Have you ever プラス過去分詞で表現します。


ちなみに今回のタイトル、Ring any bells?は「聞き覚えがありますか」という意味です。

コメント
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