洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

Do It Now -Part 2- nothingを使った「何も~ない」の活用♪

2016年03月12日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

 

 

人生の後半をより幸せによりよく生きるための100個のシンプルなコツが書かれている本、

THE 100 SIMPLE SECRETS OF The Best Half of Life 

MAKE YOUR SECOND HALF THE BEST HALF!

(DAVID NIVEN, PH.D 著)より

「先延ばしにしない!」「今やる!」という100番目のコツの章から

今回は第2弾として

前回あまり触れられなかったnothingを使った文章の活用をご紹介します♪

 

 

まずは本文引用の復習から~

 

100

Do It Now

 

Nothing changes. Nothing matteres. "You can't teach an old dog. . . " Well, you know the saying.

These thoughts are the enemy of enjoying life. More important, they are not true. The most vital belief you need in order to live your life fully is that actions matter. Actions are called for. Actions are rewarded. Take actions now. There's no reason you shouldn't, and many reasons you should.

 

黄色で色づけした部分、前回少しだけ触れましたが、

nothingを主語にした文章で、文脈から、

一つ目は「何も変わらない」

二つ目は「何をしてもしょうがない(問題ない)」というような意味でした。

 

さっそくですが、このnothingを使った表現を活用してみます♪

 

 

「彼は何を食べても太らない」(直訳調は「何も彼を太らせない」)は

 

Nothing makes him fat.

 

(☆nothingは単数扱いですので

現在のことや普遍的なことを伝えるときには動詞に s が付きます)

 

少し脱線しますが・・・

【make + 名詞 + 形容詞】 =【(名詞)を(形容詞)にする】の型も便利な表現です。

この本のサブタイトル 

MAKE YOUR SECOND HALF THE BEST HALF!

(人生の後半を一番いいものにしよう!)にも使用されています♪

※second halfは「後半」、反対語は”first half" 「前半」です(^-^)

 

 

この型を活用するとこのnothingの応用表現がたくさん出てきます。

 

「彼女は気がめちゃくちゃ長い」(何も彼女を怒らせない)は

 

Nothing makes her angry.

 

落ち込んでいて楽しくない時は

 

Nothing makes me happy.(何も私を幸せな気持ちにしない)

 

どんなことでも前向きに捉えられたら

 

Nothing makes me sad.(何も私を悲しい気持ちにさせない)

 

すごく勇気のある人(恐れがない人)は

 

Nothing makes him afraid.

 

 

 

【make+名詞+動詞の原形】で「(名詞)に~させる」という型も便利です。

 

Nothing makes me laugh.(何も私を笑わせない)

 

Nothing makes me cry.(何も私を泣かさない)

 

Nothing makes me worry. (何も私を心配させない)

 

三番目がいいですね(^-^)

 

別の型を使って

「絶対に行くよ!」をドラマチックに伝えると

Nothing keeps me from coming.

※keep (A) from (B)=「(A)に(B)させない」の型も便利です♪

 

少し悲しくなりますがよく使うことわざに、

このnothingを使った

Nothing lasts forever. というものがあります。

※lastは動詞で「続く」という意味になりますので

文章全体では

「何も永遠に続かない」つまり「永遠に続くものなどない」という意味です。

 

少し切ないですが、この表現を思い出す度、

毎日大切に生きなければ!と思います。

 

本文の解説と活用が一行目からなかなか先に進みませんが、

nothingで色々思い出しましたのでご紹介しました。

 

次回は続きの表現についてご紹介します♪

お楽しみに!

 

 

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Do It Now ~THE 100 SIMPLE SECRETS OF The Best Half of Life 100番目のコツより~

2016年03月12日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

2月後半から少し忙しくなってしまい、またまたなかなか更新できずにおりましたが、

やっと少し落ち着きましたのでまたブログを再開します!

 

久しぶりのテーマに何を紹介しようかと迷っていましたが、

今回は以前何度かこのブログで紹介した、

人生の後半をより幸せによりよく生きるための100個のシンプルなコツが書かれている本、

THE 100 SIMPLE SECRETS OF The Best Half of Life 

MAKE YOUR SECOND HALF THE BEST HALF!

(DAVID NIVEN, PH.D 著)より

「先延ばしにしない!」を表す表現をご紹介します♪

 

「先延ばしにしない!」を英語に訳す時に日本語を見つめすぎると、

”先延ばし”・・・”延ばし”・・・・???あぁ分からない、言えない・・・(T T)となってしまいそうですが、

この表現をよくよく観察してみると、「先延ばしにしない」ということは「今取り組むこと」

ということは・・・

 

そうです!

 

今回のタイトル、Do it now!「今それをする! (←ちょっと直訳調です)」になります!

 

忙しいとついつい何かと後回しにしてしまいがちになりますが、

そんな時こそ、Do it now! の精神でいかなれけば!と思い直し、

今回のフレーズに選びました。

 

 

100番目に紹介されていたこのDo It Now

その説明の部分にもいい表現があったので続いてその表現もご紹介します♪

まずは久しぶりに本文の引用文から~

 

100

Do It Now

 

Nothing changes. Nothing matteres. "You can't teach an old dog. . . " Well, you know the saying.

These thoughts are the enemy of enjoying life. More important, they are not true. The most vital belief you need in order to live your life fully is that actions matter. Actions are called for. Actions are rewarded. Take actions now. There's no reason you shouldn't, and many reasons you should.

 

おすすめポイントがたくさんありますので少しずついきます♪

 

まずは出だしのNothing changes. Nothing matters. 

両方ともnothing(何もないもの)を主語にした文章で

「何も~ない」という意味です。

Nothing changes. (何も変わらない)

Nothing matters. ※matterは『問題になる』 『重要である』という意味です。

この文脈でのNothing matters.は(何をしてもしょうがない)というような意味だと思います。

 

続いて、

"You can't teach an old dog..."Well, you know the saying.

 

※sayingは「ことわざ」という意味です。

 

この文章の後半は【(あなたは)このことわざを知っていますよね】という意味です。

この文脈でわかることは、前半のYou can't teach an old dog の部分はことわざだということですね。

このことわざ、『...』のところに続きがあって、全部言うと、

You can't teach an old dog a new trick. となり、

(老いた犬に新しい芸を教えることはできない)→「年老いてから新しいことを学ぶのは無理だ」という意味です。

しかしながら、この本のテーマは「人生の後半をどうよりよく幸せに生きるか」ということ。

それなのに、こんな出だしで大丈夫なの・・・と不安になりますね。

 

ですが、そこはその続きのWell, you know the saying. という風に

ことわざをあえて全部書かずに途中で省略して、

≪このことわざ、言わなくてももうご存じですよね(だからこの続きは言いません)≫

とされているところがポイントで、

この続きの展開で、「そんなことはない!年齢を重ねてからでも思い立ったらなんでもできる!」

ということが伝えられています。

 

ここからまたさらに使える表現があるのですが、

続きはまた次回、表現の解説と活用とともにご紹介します(^-^)/

 

 

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