洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

ゆっくりハリー・ポッター(15) "もっと~”

2016年04月19日 | ゆっくりハリーポッター 

みなさん、こんにちは!

今回は前回に引き続き、ゆっくりハリー・ポッター 第15弾

more (形容詞の比較級)を使って、「もっと~」と依頼する表現をご紹介します。

 

まずは前回のおさらいから♪

 

ハリーの両親がハリーに残したお金を少し引き出すため、

地中深くにある金庫へ向かったHagridとHarry。

その道の途中で目にしたstalagmite(石筍)とstalactite(鍾乳石)の違いを尋ねるHarryに

乗り物酔いで吐きそうだから、今、質問しないで(話しかけないで)と言ったHagrid。

前回はそこで登場した I think I'm gonna be sick.という表現を紹介しました。

 

ところで、前回の引用文を読んで、stalagmite? stalactite??

知らない単語ばっかりだ(><。)と思われた方、安心して下さい!!

この二つの単語、具体的な意味が分からなくても、読み方が分からなくても、

Harryたちが地下にいることを忘れずに、地下といえば何があるかのイメージを膨らませて

≪地下にいる動物か何かのことだろうな≫と思いながら読み進められれば、

それで十分です!

 

お勧めの目標としては、その続きにあるHagridの言葉が、

ただ単にスペルのことだけ言って、この二つの見分け方は何?という

少々難題なハリーの質問を交わしているということが分かれば

面白さは多少増しますが、わからなければ、

それも取り立てて気にすることはありません。

ましてそれ以上は、よほど地下の地形に興味がない限り心配する必要ありません!

Harryだってわからないって言っているのですから(^-^)

 

実際、私もこの部分を初めて読んだとき、

(あ、これ、確か、地下の鍾乳洞的な何かやったかな?それとも虫やったかな?)と思いながら、

読み進めて、Hagridの答えにクスッ(^-^)となって、そして、

このブログで紹介するにあたって、きちんとした訳を調べてお知らせしましたが、

本当は気にしていません(笑)

 

ちなみに、それでも気になる方のために少しだけ。。。

この二つの違いはstalagmite「石筍(せきじゅん)」はタケノコの字を使っているだけあって

鍾乳洞で洞底から上に向かって出来る柱のようなもので

stalactite(鍾乳石)は洞窟の天井から伸びる洞窟生成物で出来たつららのようなものです。

 

前置きが長くなりましたが、

今回のオススメ表現は前回のところから少し進んで、

お金を保管していた場所から、再びカートに乗って、次の金庫へと向かう時に

Hagridが言った言葉にありました。

 

*ここから先、引用を含んだ部分は「---」で区切っています。*

 

----------------------------------------------- 

カートで曲がりくねった道を猛スピードで進んできたため、すでに気分が悪くなっていたHagrid、

「(次は)もう少しゆっくりいけませんか」とGriphookに尋ねます。

 

He turned to Griphook. 'Vault seven hundred and thirteen now, please, and can we go more slowly?'

彼(Hagrid)はGriphookのほうを向いて言った。「次は金庫713までお願いします、それから、(今回は)もう少しゆっくり進んでもらえませんか。

 

それに対するGriphookの答えは、、、

 

’One speed only,' said Griphook.

「一定のスピードしか出ません。」

---------------------------------------

 

Oh, poor Hagrid! (><;)え・・・とがっかりする姿が目に浮かびます。

 

プルーで印を付けた今回のオススメ表現の活用は次回お届けします♪

 

コメント
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