みなさん、こんにちは!
お正月の三が日、私はあっという間に過ぎてしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしでしたか。
昨日から、もしくは今日から通常のスケジュールという方も多いかと思いますが、もう少しだけお正月気分を!ということで、
今回は当ブログでReader's Digestと同じくらいおなじみのTIME FOR KIDS ALMANAC(今回は2017年度版からご紹介します)より
世界のオモシロ(?!)新年の祝い方のコーナーで紹介されていた、スペインの新年の慣習をご紹介します。
それではさっそく本文の引用から♪
The Spanish pop twelve grapes into their mouths at midnight. It is considered good luck.
この文章を読んで、え?!と思われた方、おそらくそれで正解です。
ポイントと意訳を少し。
popはその文字通りポンッとはじけるイメージで、ここでは「pop何々into場所」で
「(場所)に(何か)をポンっと入れる感じ」を出しています。
ここでは(何か)に当たるのがtwelve grapes、場所がtheir mouthsです。
そうです、「口にブドウを12個ポイっと入れる」つまり、「ブドウを12粒食べる」と。
いつ???と気になりますが、それがat midnight(午前零時)です。
consider は「考える」の意味です。これが受動態になっていますので、
It is considered good luck. は、もうお分かりですね。
もう一度本文を続けて見てみます。
The Spanish pop twelve grapes into their mouths at midnight. It is considered good luck.
※冒頭にスペインの新年の慣習と書きましたが、それがわかるのが出だしのThe Spanishです。
The Spanishでスペイン人全体を指しています。ですが、この文章全体の意味は次のような感じだと思います。
【スペインでは夜の12時になると(午前零時になると)12粒のブドウを食べます。そうすることで幸せになると考えられています。】
※意訳です。
先日ALMANACをパラパラと拾い読みしていた時になんとなく見ていた文でしたが、
よくよく考えたら、え???ブドウを12粒って?!(^-^;)と思い、ほんとかどうか知りたくなり
ちょっと調べて見ましたら、スペインではよく知られた新年の風習のようで、
それにまつわるウェブサイトが沢山ありました。
一気に食べたり、一粒ずつ食べたり、食べ方はいろいろあるようですが、
どうやら、0時になったら鳴る鐘に合わせて食べるというのが基本のよう。
そして、12粒食べる理由は。。。
その風習を伝えているウェルチ(フルーツジュースで有名な会社)のブログに12粒の由来に関する簡単な説明があり
分かりやすくていいなと思いましたので、少しだけ参考にご紹介します♪
(そのブログはこちら⇒Twelve Grapes of Luck New Year's Eve Tradition※ちなみにブログで紹介されているメニューに登場するbamboo skewers<読み方:バンブー スキューワーズ>とは竹串のことです。 )
The Twelve Grapes of Luck is a fun New Year's Eve tradition that originated in Spain.
When the clock strikes midnight you eat twelve grapes; one for each month of the year ahead.
Some say that sweet grapes are a sign of good months while sour grapes are a sign of not-so-good-
months, but don't forget, it's all just for fun!
下線を引いた部分が、12粒の由来が書かれた部分です。
aheadは "Go ahead." (お先にどうぞ)でよく使われる、「前に」「先に」という意味です。
下線部から少しだけ簡単に訳してみます。(それ以外は文脈から想像して頂いて、だいたいこんな感じかなぁという、”だいたい読み”で大丈夫です。)
「12粒のブドウはこれからの12か月を表している。そして、甘いブドウは良い月、酸っぱいブドウはそんなに良くない月を表しているという人もいる。でも、忘れないで!これはただ新年を楽しむためのものだから!」
bad monthsと書かずにnot-so-good monthsとしているのがなんだか良いですね。
最後の部分、もし仮にすっぱいブドウだらけでも落ち込むことはないよ、単なる遊びだから!と言っているとも取れますね。
ところで、この習慣、諸説あるようで、食べるだけで幸せになるということもあるよう。
だからこそ、ここでの説明が、Some (people) say となっているのですね。
この表現方法は日本の文化を紹介するときにも活用できますね!
お正月の三が日、私はあっという間に過ぎてしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしでしたか。
昨日から、もしくは今日から通常のスケジュールという方も多いかと思いますが、もう少しだけお正月気分を!ということで、
今回は当ブログでReader's Digestと同じくらいおなじみのTIME FOR KIDS ALMANAC(今回は2017年度版からご紹介します)より
世界のオモシロ(?!)新年の祝い方のコーナーで紹介されていた、スペインの新年の慣習をご紹介します。
それではさっそく本文の引用から♪
The Spanish pop twelve grapes into their mouths at midnight. It is considered good luck.
この文章を読んで、え?!と思われた方、おそらくそれで正解です。
ポイントと意訳を少し。
popはその文字通りポンッとはじけるイメージで、ここでは「pop何々into場所」で
「(場所)に(何か)をポンっと入れる感じ」を出しています。
ここでは(何か)に当たるのがtwelve grapes、場所がtheir mouthsです。
そうです、「口にブドウを12個ポイっと入れる」つまり、「ブドウを12粒食べる」と。
いつ???と気になりますが、それがat midnight(午前零時)です。
consider は「考える」の意味です。これが受動態になっていますので、
It is considered good luck. は、もうお分かりですね。
もう一度本文を続けて見てみます。
The Spanish pop twelve grapes into their mouths at midnight. It is considered good luck.
※冒頭にスペインの新年の慣習と書きましたが、それがわかるのが出だしのThe Spanishです。
The Spanishでスペイン人全体を指しています。ですが、この文章全体の意味は次のような感じだと思います。
【スペインでは夜の12時になると(午前零時になると)12粒のブドウを食べます。そうすることで幸せになると考えられています。】
※意訳です。
先日ALMANACをパラパラと拾い読みしていた時になんとなく見ていた文でしたが、
よくよく考えたら、え???ブドウを12粒って?!(^-^;)と思い、ほんとかどうか知りたくなり
ちょっと調べて見ましたら、スペインではよく知られた新年の風習のようで、
それにまつわるウェブサイトが沢山ありました。
一気に食べたり、一粒ずつ食べたり、食べ方はいろいろあるようですが、
どうやら、0時になったら鳴る鐘に合わせて食べるというのが基本のよう。
そして、12粒食べる理由は。。。
その風習を伝えているウェルチ(フルーツジュースで有名な会社)のブログに12粒の由来に関する簡単な説明があり
分かりやすくていいなと思いましたので、少しだけ参考にご紹介します♪
(そのブログはこちら⇒Twelve Grapes of Luck New Year's Eve Tradition※ちなみにブログで紹介されているメニューに登場するbamboo skewers<読み方:バンブー スキューワーズ>とは竹串のことです。 )
The Twelve Grapes of Luck is a fun New Year's Eve tradition that originated in Spain.
When the clock strikes midnight you eat twelve grapes; one for each month of the year ahead.
Some say that sweet grapes are a sign of good months while sour grapes are a sign of not-so-good-
months, but don't forget, it's all just for fun!
下線を引いた部分が、12粒の由来が書かれた部分です。
aheadは "Go ahead." (お先にどうぞ)でよく使われる、「前に」「先に」という意味です。
下線部から少しだけ簡単に訳してみます。(それ以外は文脈から想像して頂いて、だいたいこんな感じかなぁという、”だいたい読み”で大丈夫です。)
「12粒のブドウはこれからの12か月を表している。そして、甘いブドウは良い月、酸っぱいブドウはそんなに良くない月を表しているという人もいる。でも、忘れないで!これはただ新年を楽しむためのものだから!」
bad monthsと書かずにnot-so-good monthsとしているのがなんだか良いですね。
最後の部分、もし仮にすっぱいブドウだらけでも落ち込むことはないよ、単なる遊びだから!と言っているとも取れますね。
ところで、この習慣、諸説あるようで、食べるだけで幸せになるということもあるよう。
だからこそ、ここでの説明が、Some (people) say となっているのですね。
この表現方法は日本の文化を紹介するときにも活用できますね!