人間の進化発展は足から優れた成績を挙げた。何時の時代にても何処かで誰かが、何等かの方法で、足を保つ事を唱導したは事は争そえぬ事実であるが、時世の急変期には或期間空白に近くなった時もあるわけである。反省の必要がある。
例えば働ける者の健康を保持するのも、病める者を健康ならしめる事も足である。足に対して此れ迄等閑視して来た事はなかったかを反省して、お互いが協力して足の完全を期さなければならない。
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一口メモ
約30万年前に絶滅したネアンデルタール人は現代のヒト(ホモサビエンス)の脳は成長スピードが同じ、十数万年前に出現し、欧州でヒトと共存していたが、片方だけが全滅したことはわかっていない。脳の成長パターンが同じなのに一方が滅んだことのは学習能力や学んだことを次世代に伝える言語能力などに差があったのではと近藤修、東京大学准教授(人類学)の節があります。
同じようなことは現代社会にもあてはまる気がします。文化的教えを伝える 身体を滅ぼさないようにしないとネアンデルタール人と同じ道をたどる危機があります。