先日に続き明治維新の異質をひもどいてみます。
渡部昇一先生のお話
「官軍は強かった、その一つに維新の戦争の時、負傷者が出るわけですが、これ
の治療が漢方医学では出来なかった。なぜなら、漢方医学には外科がありませ
んからね。誰が言ったか外科のみが近代医学だそうです。
外科に知識を持っていた蘭方医が負傷者を手術して治療するが、漢方医の方は、
維新の戦争の時に限って使い物にならなかった。そこで大学を作る時に、医学
は蘭方と決めたんですよ。
漢方医にかかれば死ぬのに、蘭方医は、てを切ったり足を切ったりしながらも
生き延びさせる。その差があまりにも鮮やかだったので、蘭方医の方が良くな
った。最近漢方医学が見直されていますが、なぜ漢方医学が縁遠い存在だったかと
いうと、明治維新の問題があったんですね」
(心導ヒーリング、倉富和子著、致知出版社)より
明治維新の残した負の財産で、日本の医療費が8兆円を超えるというものです。
新撰組も官軍も斬り合いの時はみんな怖かったと。
4.5時間も斬り合いしてクタクタになりその後1ヶ月寝込んで死んだという事です
から。
元々西洋医学はドイツの戦争の時に生まれたものですからね。
近代文明になって150年も経つのに未だに、西洋医学にしがみついている人達は、
まだ明治維新の丁髷をつけたままです。
維新の維新をするこれからの課題があると思います。
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