密教の文化を色濃く残す「SEIMEI」で羽生選手の
フリーはフィギュアスケート史上最高得点で、優勝
しました。偉い!感動!
白鳥が舞うようなスピンにトリプル感動!四回転ジ
ャンプの美しさにもう一つ感動をありがとう!
どれくらい感動したかといいますと、言葉では表現
しにくいのですが、朝起きて鏡に映った自分の顔の
顎の弛みが緩やかに回復していました。
美は「感動」に勝るものはない、21世紀の課題は
感動にありますね。
これが中々難しいことです。環境に変化がなければ
暗澹の中に達成感があるので、羽生選手の「SEIMEI]
のなかには、東日本地震体験、中国杯での衝突事故な
どで、選手生命を絶たれそうになったことで、型通りの
フィギュアスケートではなく、西洋の中に日本伝統の能
や狂言などで表現される古典芸能を、世界の人に伝えよう
という。日本のものを忘れかけている日本人、西洋と日本
の違いの文化に触れること。同世代の人たちに支えてもら
いたいという羽生選手の思いを大事にしたい。
羽生選手の演技には政治、風俗、などの思想があり、四回
転ジャンプを何回跳べば良いのかだけではなく、ここら
で日本のものに戻って行く、羽生選手のこの度のフリー演
技は、日本観光ブームの中の精神文化を、世界とのつなが
りの中で見直さなければいけないと思います。
感動をありがとう羽生選手!