生物進化史がゲノム、遺伝子のほうから、解明され
て来たり、人工知能やロボットの出現で見えてくる
ものなどで、人類史もそういう中で、時代的風景が
生き様含めて面白い展開が始まってきました。
その生きざまの歴史観も、広がってきています。
時代が変わり地球の歴史は地球歴史だけでは解けない、
宇宙意識の記憶の中にある地球の歴史が見えている、
若い歴史学者に注目してみて、今まで封印されていた
ような事実を明らかにしてくれる、若い世代の歴史学者
に注目してみたいと思います。
明治維新の歴史の「学説」の歴史の定説は、勝てば
官軍の歴史のるつぼで、江戸時代はかすんでいまし
たが、日本の歴史の定説を環境とともに見直してみ
る事も大切です。
吉田武弘氏の講演から
「明治維新は、武士の革命といいますが、実情は少し
違ったところにありました。
士農工商は、武士が一番困っていました。この時代は
儀式をしなければいけないとか、下級武士は大変だった。
儀式には〝鯛”を買って食べなければいけないと、鯛が
買えないので、紙に”鯛”と書いて貼ってやったとか。
商人は出世できたが、武士はほぼ皆無で階級矛盾に苦し
しんでいました。
明治維新は下級武士が一番苦しんでいた人の革命でした。