昨夜の書き込みで、「シルバーコレクター返上に賭ける両チーム、4-4の同点から延長PK戦までもつれて歴史に残る名勝負」という私の勝手なシナリオを期待しましたが、結果はC大阪が2-0で悲願の初優勝でした。
川崎Fも戦力的にはベストメンバーを組めたと思いますが、C大阪は杉本、山口蛍といった現代表に柿谷、清武、水沼といったキャリアのピークにある選手たちが揃い、さらにはソウザ、GKキム・ジンヒョンといった能力の高い外国人選手もいて、戦力的に一枚上手だったかも知れません。
加えて言えば、C大阪・ユン・ジョンファン監督、当ブログでも高く評価している指導者です。今年も1月22日の書き込みで「Jリーグ新シーズンの関心、ユン・ジョンファンC大阪監督と風間名古屋監督」という取り上げ方をしています。
2012年にまだ鳥栖の監督をしていた頃からウォッチしており、もういつタイトルをもたらしてもおかしくない経験を積んでいます。
今日の試合、監督のゲームマネジメントという点でも一枚上手だったかも知れません。
試合終盤アディショナルタイムに、狙い通りのカウンターで追加点をあげましたが、試合後半に圧倒的な強さを発揮してきた川崎Fに引導を渡す一撃でした。
監督として、これほどの終わり方はないでしょう。監督としての初タイトルにふさわしい試合運びでした。
海外挑戦を終えてセレッソに戻った清武選手と山口蛍選手、戻ってきた甲斐がある初タイトルです。金色の紙吹雪が舞う中、キャプテンとしてルヴァン杯を高々と掲げた柿谷選手を含め、サッカー人生を飾るにふさわしい結果を出したと思います。
翻って川崎F、またしてもシルバコレクターの歴史を重ねてしまいました。やはりタイトルを取るためには、必要なピースの一つも欠けては成し遂げられないということを痛感します。
対戦相手との相対的な戦力の差、その試合におけるチームコンディションの良し悪し、監督の采配力、枠を外したシュートが相手選手に当たってゴールに吸い込まれるといった運の有無、選手個々の「勝利への執着心」の総和の違い、それらのどのピースも揃わないと、なかなかタイトルはとれないと思います。
その意味で、川崎Fが、この先、近い将来にタイトルをとれるかどうかと言えば、保証の限りではありません。ただただクラブとイレブンが、これらのピースを全て揃えられるまで挑戦を続けるしかないと思います。
リーグ戦で2位につけているとはいえタイトルには厳しい状況です。今シーズンだけではなく来シーズンも倦むことなく挑戦を続けられるかどうか・・・。
頑張れ川崎F、です。
それにしても大勝負でした。スタジアムを埋め尽くしたピンクと青のサポーター。ともに跳ねるように声援を送るその顔がクシャクシャになっていました。締め付けられるような激闘の現場に立ち会えている感動と、試合の行方に対する期待と不安、いろいろな感情が入り交じって、自然とこみあげてくるのだと思います。
私も思わずこみあげてしまいました。ソウザのゴールが決まった時は、思わずフーッと大きな息がついて出ました。
いい試合を見せていただきました。ありがとうございます。
では、また。
川崎Fも戦力的にはベストメンバーを組めたと思いますが、C大阪は杉本、山口蛍といった現代表に柿谷、清武、水沼といったキャリアのピークにある選手たちが揃い、さらにはソウザ、GKキム・ジンヒョンといった能力の高い外国人選手もいて、戦力的に一枚上手だったかも知れません。
加えて言えば、C大阪・ユン・ジョンファン監督、当ブログでも高く評価している指導者です。今年も1月22日の書き込みで「Jリーグ新シーズンの関心、ユン・ジョンファンC大阪監督と風間名古屋監督」という取り上げ方をしています。
2012年にまだ鳥栖の監督をしていた頃からウォッチしており、もういつタイトルをもたらしてもおかしくない経験を積んでいます。
今日の試合、監督のゲームマネジメントという点でも一枚上手だったかも知れません。
試合終盤アディショナルタイムに、狙い通りのカウンターで追加点をあげましたが、試合後半に圧倒的な強さを発揮してきた川崎Fに引導を渡す一撃でした。
監督として、これほどの終わり方はないでしょう。監督としての初タイトルにふさわしい試合運びでした。
海外挑戦を終えてセレッソに戻った清武選手と山口蛍選手、戻ってきた甲斐がある初タイトルです。金色の紙吹雪が舞う中、キャプテンとしてルヴァン杯を高々と掲げた柿谷選手を含め、サッカー人生を飾るにふさわしい結果を出したと思います。
翻って川崎F、またしてもシルバコレクターの歴史を重ねてしまいました。やはりタイトルを取るためには、必要なピースの一つも欠けては成し遂げられないということを痛感します。
対戦相手との相対的な戦力の差、その試合におけるチームコンディションの良し悪し、監督の采配力、枠を外したシュートが相手選手に当たってゴールに吸い込まれるといった運の有無、選手個々の「勝利への執着心」の総和の違い、それらのどのピースも揃わないと、なかなかタイトルはとれないと思います。
その意味で、川崎Fが、この先、近い将来にタイトルをとれるかどうかと言えば、保証の限りではありません。ただただクラブとイレブンが、これらのピースを全て揃えられるまで挑戦を続けるしかないと思います。
リーグ戦で2位につけているとはいえタイトルには厳しい状況です。今シーズンだけではなく来シーズンも倦むことなく挑戦を続けられるかどうか・・・。
頑張れ川崎F、です。
それにしても大勝負でした。スタジアムを埋め尽くしたピンクと青のサポーター。ともに跳ねるように声援を送るその顔がクシャクシャになっていました。締め付けられるような激闘の現場に立ち会えている感動と、試合の行方に対する期待と不安、いろいろな感情が入り交じって、自然とこみあげてくるのだと思います。
私も思わずこみあげてしまいました。ソウザのゴールが決まった時は、思わずフーッと大きな息がついて出ました。
いい試合を見せていただきました。ありがとうございます。
では、また。