「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

ブラジル戦、リアルタイム書き込み、やってみます。

2017年11月10日 21時04分02秒 | サッカー選手応援
ブラジルとの親善マッチ、日本時間で夜9時のキックオフですから、リアルタイムで書き込んでみます。

前半9分、ブラジルのコーナーキック、ゴール前の競り合いでファウルを取られ、ブラジルにPK、ネイマールに決められ先制されました。

かえって試合が落ち着くでしょう。この間を使って日本代表スタメンを点検します。

ここまで書いて、前半16分、ブラジルのカウンターを受けゴール前でまたもファウル。ネイマールの2本目のPKを今度は川島がセーブ。しかし、CKからのこぼれ球をマルセロに叩き込まれ2-0。

では、スタメン点検に戻って・・。11月5日の書き込みでリストアップした最強メンバーは、
GK川島永嗣
DF吉田麻也、昌子源、酒井宏樹、酒井高徳(長友佑都) 
MF長谷部誠、山口蛍、原口元気(倉田秋)
FW大迫勇也、久保裕也(浅野拓磨)、乾貴士

でした。この中で変わったのは、DF昌子源から槙野智章、FW乾貴士からMF井手口陽介の二人。かっこ書きでハリル監督が選ぶでしょうと指摘した3人のからは、DF長友佑都選手がチョイスされました。

私は将来的なことを考え、絶対に昌司源選手を使って欲しかったですが、やむを得ないでしょう。

ここまで書いてきましたら、ブラジルの右からの高速グラウンダークロスがさく裂、左サイドゴール前につめたジェススに難なく決められ3点目です。世界のトップクラスのクロスボールを見せつけられた感じです。

さて、日本の布陣の話に戻ります。
大きな違いは、井手口陽介選手を入れたこと。これも理にかなっていることはかなっています。
守備を重視しての起用ですから。

しかし、やはり清武選手もしくは柴崎岳選手を欠いている布陣はプレースキックでのチャンスをまったく作れません。まもなく前半終了ですが、CKは井手口選手が蹴り、一度だけあったゴール前でのFKには吉田麻也選手と原口元気選手が立ち、吉田選手が蹴りました。

これでは、いかにも貧弱でしょう?
井手口選手は、かつての中田英寿選手のように、はじめは覚束ないプレースキッカーだったのに、いつの何か絶対的なキッカーになっていったように、いま、ひたすら場数を踏んでいる状態とも言えます。

トップ下に当たるポジションに守備面で大き力を発揮できて、それでいてプレースキッカーとしても卓越していれば、それに越したことはありませんから、井手口選手のチョイスもよしとしましょう。

そもそも、私は「日本のシメオネ、井手口選手」と呼んで高く評価していますから・・。

さて後半が始まりました。交代は久保裕也選手に代わって浅野琢磨選手、これもかっこ書きで想定していました。

後半1分、さきほどのブラジルの超高速グラウンダークロスが放たれた全く同じ位置から、井手口選手が同じようなクロスを放ちました。これは、ブラジルDFの網にかかってしまいましたが、井手口選手の脳裏には、あの超高速グラウンダークロスがあったことは間違いありません。

つまり実際目の前で体感したことが、即、経験値になっているのです。井手口選手の放ったクロスは「超」がつくほどではなかったのですが、それでも精いっぱいの高速クロスでした。

井手口選手と、清武、柴崎選手との関係で言えば、清武、柴崎選手は強豪と対戦する時に、井手口選手と同等の守備力を示さなければ出番は与えられないということが見えてきます。

さて試合ですが、後半16分、その井手口選手のCKから槙野選手のヘディングで1点返しました。中央で大迫、吉田、酒井宏樹選手が相手DFをひきつけ、ファーサイドの槙野選手が合わせたゴールでした。

これは自信になります。あとは2枚目のイエローカードで退場者を出さないようにしなければなりません。ネイマールに対する厳しいチェックを続けている酒井宏樹、井手口陽介、そしてDF吉田麻也、MF山口蛍各選手が1枚もらっていますので。

さて後半24分、日本は2枚変えてきました。長谷部誠選手に代えて森岡亮太選手、原口元気選手に代えて乾貴士選手。

ブラジルも時を同じくしてネイマールがお役御免になりました。

後半30分を過ぎてブラジルは後方に6枚残る形にして、それほど攻めに人数をかけなくなりました。あとは乾もしくは浅野がサイド突破できた時に何人がゴール前に詰められるかあたりでしょう。

その後、選手交代は井手口選手に代わって遠藤航選手、大迫勇也選手に代わって杉本健勇選手でした。長谷部選手より前の選手をすべて変えた形になりました。

後半アディショナルタイムは5分、2分過ぎたあたりに、森岡亮太選手が絡んで中央から右サイドに展開してつないだボール、酒井宏樹からゴール前に折り返されたところに浅野琢磨選手、ミートしきれずに千載一遇のチャンスを仕留められませんでした。まさにブラジルと日本の力の差が出た場面でした。

浅野選手は「あれを決められなければ、いつまでも二流の選手だ」と自覚しなければなりません。もし「まぁ、仕方がない」などとエクスキューズしようものなら、日本代表FWの資格を疑います。

まぁ、全体としてチャンスは少なかったですが、それでも「なすすべなく」というほどではなかったと思います。PKを2本とられましたが、強豪と試合する時の日本の慢性的リスクとも言えます。

特にブラジルの選手たちはマリーシアにたけています。ファウルを誘うプレーにまんまと嵌ることもあります。強豪との試合勘も必要ですし、その中でペナルティエリア内での対処の仕方を体感していくしかないところです。

来年の本番まで、強化試合が限られているようですから、PKをとられるリスクは本番でも覚悟しなければならないでしょう。

ということで、いろいろな教訓が詰まった試合になりました。
次のベルギー戦には、どういう布陣で臨んでくるでしょうか? ブラジル戦で出場機会のなかった選手を試すことにウェイトを置くのか、骨格はブラジル戦と同じで微調整してくるだけなのか、どちらかということです。

では、また。 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする