「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■時々刻々

2020-04-03 | ●令和新時代
恐怖の連鎖,
令和になって、もうかれこれ1年がたつ。しかし折からのコロナ騒動で、
祝賀どころではない。コロナ防備一色の様相である。日本を含め世界の
人達は、春というのに家に釘ずけである。
春たけなわの繁華街は「不要不急の巣籠り要請」で閑散としている。

全てのマス報道は、ほとんどが、コロナコロナであふれかえっている.
実は,
武漢コロナが到来するまでの日本の夜明けは、5G時代への到来と

東京オリンピックで、格別の希望と活況が渦巻いていた。
間違いなく年間4000万人を超える予測で,
 いよ世界の観光国ベスト5入り

確実と確信していた。

そこへ去る2月3日横浜港に寄港したダイヤモンド  プリンセス号がもち
んだ武漢コロナが直接の動機となって,予想外の展開を見せる事になる。
瞬く間に欧州に飛火し、あっという間に米国を席巻した。
その足取りは、まさに人為を超えたもので,瞬く間に欧州全域に拡散した。

姿が見えないだけに人々は,虚を突かれたようにコロナウイルスの伝播
を許す羽目に陥った。飛沫感染のために,濃密な人たちの関係を、次々と
感染症へと取り込んでいった。
イタリアのごときは、理由もわからぬまま, あっという間に被災者も死者

もトップに躍り出た。その上、医療崩壊などという新しい社会現象までも
生み出し、世界を震撼させることになった。

日本は、四囲を海に囲まれた島国のお陰か、今のところ世界30数位で,
後塵を拝している。しかしこのところの報道では、首都圏では
連日感染者
が増えており、このままでは爆発的な増加が危惧されるという。
そこで全ての市民に、不要不急の外出をしないよう強力な要請が出された。


 

いまや世界は、コロナショックでモノの生産は止まり、消費は減退して、
株価は急落、世界的な経済危機の様相を呈している。

しかもその要因が、目に見えない新型肺炎ウイルスだけに 恐怖心も募る。

武漢コロナは、東京オリンピックはじめ数々の国民的イベントを,延期
追い込んだ。戦後、初めてのことではないのか。
世界がくまなく空路で繋がれ,人々の交流と交易によって世界の経済が

り立つ時だけに、ひとたび人を媒介するウイルスの餌食になると,瞬く
に行く手を阻まれる。しかし、それを阻止する薬がないと言うから、手の
打ちようがない。
ごく最近の世界情報によると、米国、サウジ、ロシアが、トランプさん
の呼び掛けで石油の減産調整に同意した。
そして マスクと酸素吸入装を大量に輸出提供すると報じた。犬猿だった
世界の大国が、武漢コロナを縁にして、寄りを戻すきっかけにれば、
まさに災い転じて福となるのだが。静観して結果を待ちたい。

● 東京オリンピック2020は、1年後に先延ばして開催と決まったが、
折角だから、56年前の東京オリンピック事情を整理しておつたえしたい。
当時を覚えている人と言えば 、日本の人口の2割に当たる、70歳を超える

高齢者の人たちである
 
「人智の足跡
前回東京オリンピックは、今を去る56年前の昭和39年に開催された。
今からみると、戦後19年の敗戦国が、よくもこのような幸運を掴んだも
と驚いたものだ。
この東京オリンピックの大成功によって、日本はこの時を契機にして世界

経済国を目指して、ひた走ることになる。

その4年前の昭和35年、所得倍増計画を標榜する池田内閣が華々しく
登場
した。  池田総理は「とにかく経済的に豊かになるため懸命に働こう

全国民に呼びかけた。
池田内閣は、主要経済ブレーンによって、公共投資と減税と社会保政策

軸にした高度成長政策を推し進めた。
それが功を奏してオリンピック誘致に成功し、全世界に日本経済の実力を
遺憾なく伝えることができた。
まさしく日本人の勤勉さがもたらした勝利だっ
たと言えよう。そしてそれ

が、戦後昭和を象徴する輝かしいスタートラインとなり、それによって、
日本民族が誇りと自信をとり戻したと言っていい。

今年米寿の筆者は、当時32歳だったが、その時の事は今も決して忘れる事
はない。当時の日本は、オリンピックの喜びで燃えたぎっていた。
全ての企業は、規模の大小を問わず毎週土曜日も昼まで出勤して生産性を
めた。そして社員は、上から下まで当然の如く、よく働いた。 

当時の日本の経済の実勢である。
1964年の日本の実勢」約56年前、昭和39年
(項目)            (実績)            (付記)
▼総人口        9718万人
▼出生数         172万人 (出生率2,05%)
▼死亡数          67万人
▼婚姻数          96万件
▼平均寿命      ・男性:68歳  ・女性:73歳
▼経済成長率         11,2%   2桁
▼大卒初任給       2万1190円
▼大学進学率        15,5%
▼総理大臣         池田勇人&佐藤栄作
▼当時34歳の青年は、 いま90歳の老人(現在)
▼葉書1枚             5円
▼タバコ1箱          40円  (ピース)
▼コーヒー            60円
▼かけそば          50円 
▼エアコン普及率            1,7%
▼テレビ普及率       87,8%    (白黒)
▼セリーグ優勝     阪神タイガース
▼パリーグ優勝     南海ホークス   (日本シリーズ優勝)


さて、パンデミック後の世界は、どうなっているのだろうか。
知見ある経済人の予測では、これを契機にして デジタルシフトの時代

来ると予見する。どちらにしろ世界は大きく変わらざるを得ないという。
新型コロナが、ことごとく克服され、再び世界経済に明るさが戻ったと

して、日本待望の東京オリンピック2020が、盛大に開催よう
こころから期待したい。人類の英知に栄光あれ



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