「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

●Copyright © 2025.All rights reserved.●Since2008.
  

■2月如月の歳時記

2021-02-02 | ●歳時記2)

⬛️⬛️⬛️如月の歳時記⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️

   
⬛️⬛️⬛️今月の歳時記⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
季句  山寺や雪の底なる鐘の声    小林一茶
    菜の花の中へ大きな入日かな  夏目漱石
    島々に灯をともしけり春の海  正岡子規
    残雪の解けて流れぬ春の道   寺山修司

時候  麗月 霜夜 三寒四温 早春  春浅し 余寒 冴え返る 春一番
    冬ざれ 冬深し 冬の暮 冬暁 春近し 冬尽く 啓蟄 二月尽
●祭事 北野菜種御供(京都北野神社) 梅花祭25日・針供養(8日)
      麻耶詣(神戸)初牛の日 涅槃会(15日)バレンタイン(14日)

風物 早梅 沈丁花 雪間草 わかさぎ うぐいす 寒ブリ 
●味覚 山葵漬 花菜漬 蕗味噌 若布和 目刺 帆立貝 あんこう

野菜 白菜 水菜 れんこん ごぼう 春菊 セロリー 菜の花 ニラ
花木 梅 盆梅 紅梅 椿の花 彼岸桜 山茶花 雪割草 椿 福寿草
●挨拶 余寒の候 晩冬の候 向春の候 春寒のみぎり

春の季語(時候)
暖か 麗か 朧月夜 木の芽時 春暁 春昼 遅日 長閑 春 春の朝 
春の暮 春の霜 春の日 春の夕 春の宵 春の夜 春日和 春北斗 
春三日月 日永

   

⬛️⬛️⬛️日本と世界の行事⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
01日●巨大IT企業に情報開示を義務付ける取引透明化法が施行
03日●節分 ●土用の明け04日●立春 (暦の上では春が始まる日)
05日●札幌雪まつり
08日●御事始 針供養
08日●テニス全豪オープン(メルボルン)
09日●初午(はつうま)年中で最も寒い日、
11日●建国記念日(祝日)
12日●中国の春節(旧正月)
13日●大学入学共通テスト特例追試験


14日●バレンタインデー
16日●日銀マイナス金利政策スタートから5年
19日●雨水(雛人形の飾り付け)
21日●梅見
23日●令和天皇誕生日61歳
25日●国公立大学入試の前期日程開始
26日●20ケ国の地域G20財務相中央銀行総裁会議
26日●サツカーJリーグ開幕
28日●琵琶湖マラソン

 

⬛️⬛️⬛️タイの行事⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
●チュンマイ花祭り(6~8日)
●万仏節    (ワンマーカブチャー)    

⬛️⬛️余談往来⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
⬛️「怖いリスク
昨年1月コーラル・プリンセス号が横浜港に帰港、新型コロナの
患者
が発見され、
全船隔離されてから1年が経つ。昨年の2月の歳時
記でも、
悪質な新型肺炎の到来を告げた。

あの時の危険な状況は、いまも変わっていない。
物事には初めと
終わりがある。しかし、今のところ終わりが見えてい
ない。
だから不安と恐怖が募るばかりだ。1日も早い終息を祈るしか
ない。
歴史に「たら」「れば」はないが、それでも新型コロナがなかった

トランプ大統領は再選を果たしたと思う人は結構多いという。
新型コロナは、そ
の歴史まで変える怖い存在であることに違いない。

 
コロナの功罪
本来、疫病に功などあろうはずはない。しかし今回の新型コロナの
様に世界的に蔓延して、戦後最大の経済の下落をもたらし、医療崩壊
を招く事態になってくると、平素なら 見えない医療上や社会上の

題が一挙に噴出してくる。
●ここで見えてきた功罪の「罪」(ざい)の部分は、
病床逼迫や看護師の不足、医師の分散の問題
東京オリンピックはじめ、イベントの開催の全面中止問題。
・海外渡航禁止に伴う4000万人を予測したインバウ
ドの崩壊問題。
・観光客の来日禁止によるホテルや百貨店の軒並み業績ダウン問題。
コロナによる営業時短による飲食店の閉店や倒産
・外出抑制による百貨店、商店街の売上げの軒並みダウンの問題。
などなど
    
一方、功罪の「功」の部分
・対コロナの法改正で感染症対策が強化された問題
・在宅勤務が増える事で、新しい働き方改革が進む問題。
コロナ化でインターネットの役割が一段と高まる傾向にある問題。
・コロナ化を契機にデジタル庁が発足、デジタル化が前進する問題。
・外出抑制で、通販事業や宅配ビジネスが軒並み絶好調の問題。
などなど。

ここで見えて来たのが、生活者であれ、企業であれ、
ある日突然わわ
に襲い来るコロナウィルスの怖いリスクを、どのように対処するか
という緊急の必然によって、
新しい仕組みが多く始動した事である。
怖いリスクと断然と闘う事で、思いもよらぬ経験が生み出され 再度
の怖いリスクをヘッジする事ができるという。まさに人間世界の知
恵の所産と言っていい。

地球上の災害や疫病など、人と自然とのあくなき闘いの結果が、新
しい次の世界を切り開いてきたと考えたい
そのように理解が進むと、1年を超すコロナパンデミックとの闘い
も、人間歴史の流れから見ると、一つの小さな点でしかない事が判
って来る。人々の英知は、ワクチンはじめ必ず新しい道を切り拓い
てくれる事と確信したい。

  
■「怖い世代分断
今回の新型コロナで一番の標的は、既に生産活動から外れた高齢
者である。そうでなくても平素孤独に苛まれている年寄りに、更に
外に出るな、静かにしていろという
追い打ちである。
その一方で百歳時代の到来だという。そうでなくとも、800万人
近い高齢者が、ひとり住まいを余儀されて、話相手もいないという。

そしてそのほとんどが、デジタル時代の寵児であるスマホをも手に
しないまま、世間との情報格差にさいなまされている
今回のコロナ給付金やGOTOキャンペンでも、アナログ人間が
多い高齢者は、オンラインの蚊帳の外である。

今回のコロナパンデミックで、日本政府の公的な情報ネットワーク
の脆弱さが露呈したが、これを契機にデジタル庁が発足し一挙に情
報ネットワークの整備が進むと、引きこもりの高齢者との情報格差
は、益々広がりを見せるはずだ。

中国では、新型コロナの高齢者感染者の追及手段として、スマホの
アプリを活用し、感染者の特定に成功したという
一方  日本の定例国会は、コロナと目先の経済の事ばかりで、世界一
の高齢
国というのに高齢者問題は与野党から何の問題提起もない

都会の暮らし、 何百万人もの人々がいるのに、みな孤独。ソロー(思想家)
・最も不幸なこと。それは一人でいられない事。 ブリュイエール

望まないにも拘わらず「おひとり様老人」が増え続ける日本の現状、
一方でデジタル社会の仕組みは、猛烈な勢いで進む。当然 情報社会
から取り残されるのは,「おひとり様分断世代」である事は確か、
そしてアフターコロナの大きな社会問題になるのは目に見えている
ように思えてならない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■JT Head Line News Jan. | トップ | ■老後の準備/松本語録 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿