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⬛️⬛️⬛️如月の歳時記⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
⬛️⬛️⬛️今月の歳時記⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
●季句 山寺や雪の底なる鐘の声 小林一茶
菜の花の中へ大きな入日かな 夏目漱石
島々に灯をともしけり春の海 正岡子規
残雪の解けて流れぬ春の道 寺山修司
●時候 麗月 霜夜 三寒四温 早春 春浅し 余寒 冴え返る 春一番
冬ざれ 冬深し 冬の暮 冬暁 春近し 冬尽く 啓蟄 二月尽
●祭事 北野菜種御供(京都北野神社) 梅花祭25日・針供養(8日)
麻耶詣(神戸)初牛の日 涅槃会(15日)バレンタイン(14日)
●風物 早梅 沈丁花 雪間草 わかさぎ うぐいす 寒ブリ
●味覚 山葵漬 花菜漬 蕗味噌 若布和 目刺 帆立貝 あんこう
●野菜 白菜 水菜 れんこん ごぼう 春菊 セロリー 菜の花 ニラ
●花木 梅 盆梅 紅梅 椿の花 彼岸桜 山茶花 雪割草 椿 福寿草
●挨拶 余寒の候 晩冬の候 向春の候 春寒のみぎり
●春の季語(時候)
暖か 麗か 朧月夜 木の芽時 春暁 春昼 遅日 長閑 春 春の朝
春の暮 春の霜 春の日 春の夕 春の宵 春の夜 春日和 春北斗
春三日月 日永
⬛️⬛️⬛️日本と世界の行事⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
01日●巨大IT企業に情報開示を義務付ける取引透明化法が施行
03日●節分 ●土用の明け04日●立春 (暦の上では春が始まる日)
05日●札幌雪まつり
08日●御事始 針供養
08日●テニス全豪オープン(メルボルン)
09日●初午(はつうま)年中で最も寒い日、
11日●建国記念日(祝日)
12日●中国の春節(旧正月)
13日●大学入学共通テスト特例追試験
14日●バレンタインデー
16日●日銀マイナス金利政策スタートから5年
19日●雨水(雛人形の飾り付け)
21日●梅見
23日●令和天皇誕生日61歳
25日●国公立大学入試の前期日程開始
26日●20ケ国の地域G20財務相中央銀行総裁会議
26日●サツカーJリーグ開幕
28日●琵琶湖マラソン
⬛️⬛️⬛️タイの行事⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
●チュンマイ花祭り(6~8日)
●万仏節 (ワンマーカブチャー)
⬛️⬛️余談往来⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
⬛️「怖いリスク」
●昨年1月コーラル・プリンセス号が横浜港に帰港、新型コロナの
患者が発見され、全船隔離されてから1年が経つ。昨年の2月の歳時
記でも、悪質な新型肺炎の到来を告げた。
●あの時の危険な状況は、いまも変わっていない。
物事には初めと終わりがある。しかし、今のところ終わりが見えてい
ない。だから不安と恐怖が募るばかりだ。1日も早い終息を祈るしか
ない。
歴史に「たら」「れば」はないが、それでも新型コロナがなかったら
トランプ大統領は再選を果たしたと思う人は結構多いという。
新型コロナは、その歴史まで変える怖い存在であることに違いない。
■「コロナの功罪」
●本来、疫病に功などあろうはずはない。しかし今回の新型コロナの
様に世界的に蔓延して、戦後最大の経済の下落をもたらし、医療崩壊
を招く事態になってくると、平素なら 見えない医療上や社会上の問
題が一挙に噴出してくる。
●ここで見えてきた功罪の「罪」(ざい)の部分は、
・病床逼迫や看護師の不足、医師の分散の問題。
・東京オリンピックはじめ、イベントの開催の全面中止問題。
・海外渡航禁止に伴う4000万人を予測したインバウドの崩壊問題。
・観光客の来日禁止によるホテルや百貨店の軒並み業績ダウン問題。
・コロナによる営業時短による飲食店の閉店や倒産問題。
・外出抑制による百貨店、商店街の売上げの軒並みダウンの問題。
などなど
●一方、功罪の「功」の部分は
・対コロナの法改正で感染症対策が強化された問題
・在宅勤務が増える事で、新しい働き方改革が進む問題。
・コロナ化でインターネットの役割が一段と高まる傾向にある問題。
・コロナ化を契機にデジタル庁が発足、デジタル化が前進する問題。
・外出抑制で、通販事業や宅配ビジネスが軒並み絶好調の問題。
などなど。
●ここで見えて来たのが、生活者であれ、企業であれ、ある日突然わわ
に襲い来るコロナウィルスの怖いリスクを、どのように対処するか
という緊急の必然によって、新しい仕組みが多く始動した事である。
怖いリスクと断然と闘う事で、思いもよらぬ経験が生み出され 再度
の怖いリスクをヘッジする事ができるという。まさに人間世界の知
恵の所産と言っていい。
地球上の災害や疫病など、人と自然とのあくなき闘いの結果が、新
しい次の世界を切り開いてきたと考えたい。
そのように理解が進むと、1年を超すコロナパンデミックとの闘い
も、人間歴史の流れから見ると、一つの小さな点でしかない事が判
って来る。人々の英知は、ワクチンはじめ必ず新しい道を切り拓い
てくれる事と確信したい。
■「怖い世代分断」
●今回の新型コロナで一番の標的は、既に生産活動から外れた高齢
者である。そうでなくても平素孤独に苛まれている年寄りに、更に
外に出るな、静かにしていろという追い打ちである。
その一方で百歳時代の到来だという。そうでなくとも、800万人
近い高齢者が、ひとり住まいを余儀されて、話相手もいないという。
そしてそのほとんどが、デジタル時代の寵児であるスマホをも手に
しないまま、世間との情報格差にさいなまされている。
今回のコロナ給付金やGOTOキャンペンでも、アナログ人間が
多い高齢者は、オンラインの蚊帳の外である。
今回のコロナパンデミックで、日本政府の公的な情報ネットワーク
の脆弱さが露呈したが、これを契機にデジタル庁が発足し一挙に情
報ネットワークの整備が進むと、引きこもりの高齢者との情報格差
は、益々広がりを見せるはずだ。
中国では、新型コロナの高齢者感染者の追及手段として、スマホの
アプリを活用し、感染者の特定に成功したという。
一方 日本の定例国会は、コロナと目先の経済の事ばかりで、世界一
の高齢国というのに高齢者問題は与野党から何の問題提起もない。
・都会の暮らし、 何百万人もの人々がいるのに、みな孤独。ソロー(思想家)
・最も不幸なこと。それは一人でいられない事。 ブリュイエール
望まないにも拘わらず「おひとり様老人」が増え続ける日本の現状、
一方でデジタル社会の仕組みは、猛烈な勢いで進む。当然 情報社会
から取り残されるのは,「おひとり様分断世代」である事は確か、
そしてアフターコロナの大きな社会問題になるのは目に見えている
ように思えてならない。
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