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「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■JTIROの苦闘

2012-10-10 | ●NPO・JTIROの足跡
■■■■JTIRO日タイ国際交流12年の足跡■■■■
■「苦闘の歩み
私どものNPO法人日タイ国際交流推進機構(略称JTIRO)は
2000年創立来、
今年10月5日お陰さまで設立12周年を迎えた。
まずこの間の皆様のご支援に、感謝申しあげたい。
 
去る2000年[民の中の公」を目指して、政府や行政にもでき
ない社会的な使命感を第1義として活動する組織として生まれたの
がNPOセクターである。
いち早くそれに共鳴して産声を上げたのが、日タイ国際交流NPO・
JTIROである。
   爾来、民間の日タイ国際交流活動を推進するNPO団体のとして
日本やタイ政府に
おもねることなく常に民の中の公の立場で12年
間、公平に社会活動を推進してきた
 
地域活動団体が多いNPOの中で、運営が難しいとされる広域で
国際的な活動団体
に敢えて挑戦したのは、折しも, シニアの退職後の
海外ロングスティが国策的に推進される
契機に直面していたからだ。
 
それから、さまざまな初めての試行錯誤の取り組みが始まった。
・タイ・ロングスティの適地選択のラウンドの旅
・タイの拠点はバンコクから北へ500キロのチェンマイに決めた。
・日本での会員募集と初めてのロングスティセミナーの開催
・全国的な広報活動の開始、
アットいう間の1年間が過ぎJTIROの12年の活動がスタート
しオンラインした。

JTIRO日タイ国際交流12年の足跡
1999年●(PO日タイ国際交流推進機構を創立)
2000年●(ロングステイの先駆けとしてチェンマイを拠点に活動開始
2000年●(初のロングステイセミナーと下見ツアーを開始)

2002年●(日本政府管掌健康保険のタイ医療機関での適用実現に尽力)
2003年●(初の日タイ国際交流情報メールマガジンの定期配信を開始

(タイ北部地方小学校で美工授業を教えるJTIROロングステイヤー)
2003年●(タイNGOのケアー財団と提携、タイの子供支援活動に着手
2003年●(日タイ古都伝統交流ミッションとチェンマイ伝統セミナーを開催

2004年●(タイ国政府観光庁と公式MOU(相互協力協定)を締結、)
2005年●(オールドメディシン伝統マッサージ校と提携、研修留学を開始)

2006年●(日タイ国際交流Webサイトを開設、ビジネスブログを発信開始
2006年  ●タイ、クーデター発生 ロングスティ活動一時停止
2007年●(タイにおける介護ロングスティの協業協議と、調査研究に着手)
2007年●(日タイ両国政府、国交120周年の記念3事業を実施
2008年●(日メコン政府交流年記念2事業と、タイ農村交流に着手)
2008年●(大阪府アクティブシニア機構に参画)、
2008年●(公式Webサイト ビジネスブログ発信を開始
 

                  (ITMマッサージスクール研修留学の教場)
2009年●(チェンマイITMマッサージスクールと業務提携研修留学を開始)
2010年●タイ政争で国際空港封鎖の事態発生、活動一時停滞
2010年●(JTIROブログが3大Webサイ上期アクセス実績第1位を独占)
2011年●バンコク周辺中部工業地帯大水害発生、一時活動低迷
2011年●(タイ国政府(NESDB)研究視察団来日、主要介護施設を視察)
2011年●(JTIRO主体のシニア情報Webサイトシニアネット総研を設立)
2012年●(JTIRO設立12周年記念事業に着手)

 
2)不滅のスローガン■     
2000年NPO設立のときに取り決めたスローガンがある。
私たちはJTIRO不滅のスローガンと称してきた
思えば、時折たるむ時や、当事者意識を盛り上げる時に大いに
役立った。
人のために尽くす事は、いい事だが難しい事だと思う。よくも
12年続いたと感謝している。
         

 
8つの活動スローガン今も連綿と生きている。
使命感
●社会貢献
●当事者意識

●協働
●政府・行政におもねない
●弱者救済
●世代間交流
●ネットワーク

12年を振り返ると
設立時のエピソード
設立定款では役員は会員から選ばれると理事と称し、代表を
「理事長」と言った。
折しも、政府の関連団体で天下りの不祥事が相次ぎ、理事長が
逮捕される報道が
相次いだ。
そこで認証の際イメージの悪い定款の「理事長」を「代表理事
に変更したいと行政
機関と掛合い、こだわって、粘って粘って
勝ち取った覚えがある。
NPO法施行当初だけに思い出に残る珍しい出来事である。

12年を振り返ると
 
まず日タイを含めて世の中が大きく成熟し、変容した事だ。
それに伴い、我々の活動が、ことごとく翻弄され揺れ動いた。
まずタイ国の経済が急成長し、タイが中進国に急成長した。
・タイロングスティヤーの会員が高齢化し、JTIRO団体自体
 も成熟化した。

・2006年来の政変による、空港閉鎖や首都騒乱大水害でタイ
 の安全神話が崩れた。

・日本の高齢化の進展、団塊の参入でタイのロングスティニーズ
 が変わった。

・日本の景気低迷、年金不安で高齢者のロングスティニーズが落
 ち込んだ。

・Webサイトの普及による情報浸透でNPOの支援の役割が変
 わってきた

などなど、地域NPOでは考えられない、多くの局面に直面した。


JTIROの新しい方針
●日タイ国際交流活動の取り組みは、日タイ友好125周年にも
あるように不変だが、
今後は、タイをハブにしたアジア、もしく
はメコン諸国に視点を広げて、情報発信をし、
活動範囲を広げて
行きたい。
当然そのための、私ども自体の研鑽も必要になってくるし会員構
成も変わってくるはずだ。
次の運営を担うスタッフにも参画して
貰い、早急に討議を始めたい。

画期的なシニアネット総研の立ち上げ
実は昨年8月には、 タイ・ロングスティで培った日本のシニア
マーケット
の経験と実証的なデータを生かして情報発信するシニ
アの情報交流サイトNPOシニアネット総研を立ち上げた。
まだ緒に就いたばかりだが、JTIROとの協働も視野に入れて
の3500万人と言う膨大な日本のシニア市場における面白い発
想と展開が待ち構えている。


 次年度への具体策
次に今年から来年初頭にかけての運営プロジェクトだが、
1)運営体制を大幅にリニュウアルする
2>情報媒体を3極体制にして、相乗効果を期待する。
3)懸案のタイでの「介護ログスティプロジェクト」を進めたい。
4)来年の「プーケッとウオーキング&マラソン」にウオーキング
  の領域で公式参加の予定
 


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