
2000年創立来、今年10月5日お陰さまで設立12周年を迎えた。
●去る2000年[民の中の公」を目指して、政府や行政にもでき
いち早くそれに共鳴して産声を上げたのが、日タイ国際交流NPO・
JTIROである。
日本やタイ政府におもねることなく常に民の中の公の立場で12年
間、公平に社会活動を推進してきた。
国際的な活動団体に敢えて挑戦したのは、折しも, シニアの退職後の
海外ロングスティが国策的に推進される契機に直面していたからだ。


しオンラインした。

1999年●(PO日タイ国際交流推進機構を創立)
2000年●(ロングステイの先駆けとしてチェンマイを拠点に活動開始)
2000年●(初のロングステイセミナーと下見ツアーを開始)
2002年●(日本政府管掌健康保険のタイ医療機関での適用実現に尽力)
2003年●(初の日タイ国際交流情報メールマガジンの定期配信を開始)

(タイ北部地方小学校で美工授業を教えるJTIROロングステイヤー)
2003年●(日タイ古都伝統交流ミッションとチェンマイ伝統セミナーを開催)
2004年●(タイ国政府観光庁と公式MOU(相互協力協定)を締結、)
2005年●(オールドメディシン伝統マッサージ校と提携、研修留学を開始)
2006年●(日タイ国際交流Webサイトを開設、ビジネスブログを発信開始)
2006年 ●タイ、クーデター発生 ロングスティ活動一時停止
2007年●(タイにおける介護ロングスティの協業協議と、調査研究に着手)
2008年●(日メコン政府交流年記念2事業と、タイ農村交流に着手)
2008年●(大阪府アクティブシニア機構に参画)、
2008年●(公式Webサイト ビジネスブログ発信を開始)

(ITMマッサージスクール研修留学の教場)
■2)不滅のスローガン■
●2000年NPO設立のときに取り決めたスローガンがある。
私たちはJTIRO不滅のスローガンと称してきた。
思えば、時折たるむ時や、当事者意識を盛り上げる時に大いに
役立った。
人のために尽くす事は、いい事だが難しい事だと思う。よくも
12年続いたと感謝している。
「8つの活動スローガン」今も連綿と生きている。
●使命感
●社会貢献
●当事者意識
●協働
●政府・行政におもねない
●弱者救済
●世代間交流
●ネットワーク
「12年を振り返ると」
●設立時のエピソード
設立定款では役員は会員から選ばれると理事と称し、代表を
「理事長」と言った。
折しも、政府の関連団体で天下りの不祥事が相次ぎ、理事長が
逮捕される報道が相次いだ。
そこで認証の際イメージの悪い定款の「理事長」を「代表理事」
に変更したいと行政機関と掛合い、こだわって、粘って粘って
勝ち取った覚えがある。
NPO法施行当初だけに思い出に残る珍しい出来事である。
●12年を振り返ると 、
まず日タイを含めて世の中が大きく成熟し、変容した事だ。
それに伴い、我々の活動が、ことごとく翻弄され揺れ動いた。
・まずタイ国の経済が急成長し、タイが中進国に急成長した。
・タイロングスティヤーの会員が高齢化し、JTIRO団体自体
も成熟化した。
・2006年来の政変による、空港閉鎖や首都騒乱大水害でタイ
の安全神話が崩れた。
・日本の高齢化の進展、団塊の参入でタイのロングスティニーズ
が変わった。
・日本の景気低迷、年金不安で高齢者のロングスティニーズが落
ち込んだ。
・Webサイトの普及による情報浸透でNPOの支援の役割が変
わってきた。
などなど、地域NPOでは考えられない、多くの局面に直面した。
「JTIROの新しい方針」
●日タイ国際交流活動の取り組みは、日タイ友好125周年にも
あるように不変だが、今後は、タイをハブにしたアジア、もしく
はメコン諸国に視点を広げて、情報発信をし、活動範囲を広げて
行きたい。
当然そのための、私ども自体の研鑽も必要になってくるし会員構
成も変わってくるはずだ。次の運営を担うスタッフにも参画して
貰い、早急に討議を始めたい。
「画期的なシニアネット総研の立ち上げ」
●実は昨年8月には、 タイ・ロングスティで培った日本のシニア
マーケットの経験と実証的なデータを生かして情報発信するシニ
アの情報交流サイトNPOシニアネット総研を立ち上げた。
まだ緒に就いたばかりだが、JTIROとの協働も視野に入れて
の3500万人と言う膨大な日本のシニア市場における面白い発
想と展開が待ち構えている。
「次年度への具体策」
●次に今年から来年初頭にかけての運営プロジェクトだが、
1)運営体制を大幅にリニュウアルする
2>情報媒体を3極体制にして、相乗効果を期待する。
3)懸案のタイでの「介護ログスティプロジェクト」を進めたい。
4)来年の「プーケッとウオーキング&マラソン」にウオーキング
の領域で公式参加の予定

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます