1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 昨今の研究で「インフルエンザワクチンは、毎年打つ人は、痴呆防止になる」と専門家が。なれば、このコロナワクチンは将来、何に貢献かな。

2022-03-12 00:09:31 | 法話
読者が「コロナワクチンは数年後に死ぬ、という風評が世界中で流れているが、住職はどう思うや」と。「数年後って言うが、抗体が数ヶ月で減少するから、何回も打ってるんでしょ。という事は、数年後までワクチンの成分は体内にはないよ。現在、全世界で1度以上接種した人が6割と。接種が原因で死亡、どれ程」と。

【追伸】
読者が「ワクチン3回目、住職はどうするの、受けるの」と。「もう、受けたよ、昨日だけどね。拙僧は小麦粉によるアナフィラキシィ、何度か経験があるので、その症状が出なかった過去2回接種のファイザーを選択。キャンセル待ちで申し込んでいたら、昨日の夕方、知らせがあったんで」「副作用は」「今回、肩が痛い程度かな。コロナ感染死の平均年齢は、85歳でしょ。拙僧の仕事は、その年代の人達との対応が大半なもんで、受けとかないとね」と。








【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2370話目】 父親からの虐待で、逃げ場所として選んだ犬小屋。必ずそこの住人シェパードが、寝れる場所を空けて、見守る様に添い寝を。

2022-03-11 15:01:16 | 法話
暴力を振るう父親の元で育った読者男性が「何度、命の危険にあったかな。包丁で刺されたり、ぶん殴られ、重症のまま玄関で半日、気絶を。家族は見て見ぬ振り。心を癒してくれたは、常に隣の家のチャコ(雌のシェパード)。犬小屋で寝させてもらったり、ご飯を食べろ、と鼻で私の方に皿を。この恩は生涯掛けて」と。

【追伸】
この読者男性が「住職は犬はどうですか」と。「好きだよ。過去に2匹。が、寿命で見送るが辛くて、もういいかな、と。あなたに1つだけ質問が。40年程前、お寺の近所にセントバーナードと秋田犬が。物凄くデカかったというイメージが。が、昨今、そんなデカい両犬を見た事が」と問うと「悪徳業者が品種改良して小さくしたんだよね。その方が売れるから。ティーカッププードルって知ってますか」「聞いた事は」「あの犬も品種改良です。ただ、無理して改良された犬は体が弱い。細いあの足、人間が少しでも力を入れて持つと、簡単にポキンと骨が」「何か、可哀想だね」「だから、反対運動をしてるんですが。欧米、その他の外国では、既に反対運動が浸透、日本は遅れてますもんね。私は定年後は、チャコへの恩返しのつもりで、その運動に従事していこうかと考えております」と。









【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 この日本は今、お金さえ出せば、何でもすぐに手に入る。我慢して、工夫をしなくてもいい国に。その環境が、努力するという姿勢に弊害を。

2022-03-10 10:41:47 | 法話
読者が「朝ドラ『カムカム』で深津絵里さん演ずる大月るいさんが、外国人相手に英語で対応を。対し川栄李奈さん演じるひなたさんが『いつ覚えたの』と。『貴女が小学生の頃に聞いていたラジオ英会話講座で、貴女はすぐ止めたけど。あれから』『えっ、17年も』『そうよ』と。石の上にも三年は普通、と住職も」と。

【追伸】
この「石の上にも3年は、普通の努力。人より上に行こうと思えば、石の上にも5年」と。この言葉は、萩本欽一さんが仰った事。さて、上記朝ドラの親子会話には続きが。ひなたが勤める京都映画村の外国人観光客ガイドをしてくれと娘のひなたが母親るいに。対し母親が「貴女もラジオ、聞きなさい。聞くだけじゃ駄目。声を出さんとあかんで。そして、貴女がガイドをやりなさい」「17年も時間を掛けてられへんから。だいたい私は、英語には挫折したんや、子供の頃」と。この言葉に母親の口が止まった。この親子会話には、教訓が山ほど、ありそうですね。














【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 高校生まで東大確実だった男性が、母親の過度の教育にブチ切れ、高校を中退し、極道の世界に。この度の話は、その方の人生も少し。

2022-03-09 21:54:15 | 法話
2011年3月11日14時46分、拙僧は妻と博多駅に。凄い揺れを感じ、震源地が宮城県牡鹿半島三陸沖と駅構内のモニターを見て驚いた。ここは九州、どんだけ大きい地震なんだと。その日、用事で他府県から宮城に来ていた人。その日、用事で宮城から出ていた人。人間の寿命とはいったい、何が基準なんだろうか。

【追伸】
3月20日前後、彼岸参りに檀家の家に伺うと、宮城に嫁いでいた娘さんが、2歳と3歳の女の子と一緒に実家にいた。向こうでの状況を尋ねると「新築の家が津波に呑み込まれるを見ながら、家族4人で必死に高台の方へ逃げました」と。聞くとこっちでは、実家には入らず、アパートを借りて、ストーブと必要分だけの生活必需品を持ち込み、親子3人で住んでいるという。「何故、実家に入らないんだ」と尋ねると「向こうでは主人も多くの人達も野宿しながら、必死に後処理を。私達だけがぬくぬくと暮らす訳には」と。これが経験者と未経験者の温度差か、と。北九州では当時、首を傾げる出来事が。市庁舎の前で「絆、絆」と声高に。ところが東北から廃材、それも放射性物質に汚染されてない廃材を持ち込むと言った途端に反対運動が。「何なんだ、いったい。自分に降り掛からん内は綺麗事を。降りかかってきた途端に掌を返して。他人事は所詮、他人事。対岸の火事は所詮、対岸の火事なんだな」と悲しい気持ちになった覚えが。





【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 人間は喉元過ぎれば、熱さを忘れて、また、熱い飲食物を望むんだよな。人間の欲には歯止めが。行き着く所まで行かないと分からんかな。

2022-03-09 06:17:09 | 法話
檀家爺様が「コロナで普通の生活がどれ程に有難いか、身に染みたはずなのに、人類はまたこの度も、欲に駆られて戦争を。過去の歴史から、感染病収束後は何故か、人類は大きな争いを。昨今では、第一次世界大戦に引き続いたスペイン風邪の収束後に、僅か18年後、第二次世界大戦を勃発。救い難いね、人間というは。

【追伸】
人間を最も殺しているは『蚊』と。2番目は皮肉にも『人間』という事。1918年から1921年まで続いたスペイン風邪。当時の世界人口20億人の内の5億人が感染し、約5000万人が死亡。どの感染病の周期も、過去の経過から見て約3年。コロナもそろそろ収束時期かな、と。が、過去の歴史から見て、感染病収束の後は、国家間で大きな争いが。力の余ってる国が、力を失った国に対し喧嘩を。今度もあるのかな、とコロナ発症当初、拙僧の周囲の見識者達は、結構、その心配を。で、的中ですがな。大きな戦争にならにゃいいが。人間は、喉元過ぎれば熱さを忘れて、また、熱くても美味しい飲食物を望むんだな。