JUNSKY blog 2015

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秋田「大仙市の男児死亡」事件

2006-11-03 18:18:38 | 事件・事故
畠山鈴香さんが容疑者とされた藤里町の事件以来、「秋田魁新報」メールニュースを配信してもらっている。

今週の「秋田魁新報」Web版へのアクセスランキングTOP3は、「大仙市の男児死亡」であった。(TOP5のうち4本がこの事件)
この事件は、気に掛けていたが、これまで書いてこなかった。
マスコミは、藤里町の事件報道への“反省”からか? 報道を抑制してきたように見える。
それが、この数日ニュースなどに取上げられるようになった。

「さきがけ on the Web」の内容は、それぞれ見ていただくとして、見出しを引用すると、
<1>事件の疑い強まる 大仙市の男児死亡、遺体に複数の傷
 
<2>捜査本部並みの態勢 大仙市男児死亡、実況見分や聞き込み続行
 
<3>現場近くの草倒れる 上から圧力か、大仙市男児死亡
 
<5>報道陣など立ち入り禁止 高畑保育所と東大曲小、大仙市男児死亡
 

ところで、第4位は、秋田でも必修単位偽装事件である。
<4>秋田南高でも未履修 3年生320人、補習へ

これら、事件に関連した記事のうち、一つだけWeb版の記事を引用しよう。
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空白の時間に何が、数多い不自然な点 大仙市の男児死亡

 大仙市の農業用水路で遺体で見つかった保育園児、進藤諒介ちゃん(4つ)=同市大曲住吉町=について、大仙署と県警捜査一課は事件に巻き込まれた可能性が高いとみて捜査を進めているが、これまでに事件と断定できる決め手は得られていない。諒介ちゃんが23日夕に行方不明になってから、遺体で見つかるまでの約1時間半の間に何があったのか。

 同署と捜査一課が事件性があるとの疑いを持ったのは、行方不明になったとされる時間帯や遺体発見現場に不自然な点があるからだ。

 23日の日没は午後4時50分。母親と外出先から帰った午後5時ごろには、辺りはすでに暗くなっていた。諒介ちゃんは30分後に姿が見えなくなったといい、母親が同6時10分、近所の人を通じ110番した。

 用水路は自宅からつながる道路沿いにあり、自宅からの距離は400メートルほど。「4歳児が暗くなってから、一人でそんなに離れた場所まで歩いたとは考えにくい」と捜査幹部は話す。

 用水路の脇の斜面などに滑ったような跡があれば、誤って転落した可能性も否定できない。斜面には、上から圧力をかけられたようにして草が倒れていたことが分かっているが、それだけで転落したとは断定できず、用水路で倒れていたという不自然さは解消されていない。

 遺体には複数の外傷があった。だが司法解剖の結果、死因は窒息死の疑いが強く、こうした外傷が致命傷ではなかった。

 大仙署などは現在の態勢を維持して、聞き込みを中心とした捜査を続ける。

秋田 さきがけ on thw Web(2006/10/28 14:18 更新)
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畠山鈴香さんが投獄されていなかったら、これまでの経緯からみて、この事件も彼女の犯行にされかねなかったところだと思う。

秋田「さきがけ on thw Web」のTOP Pgae アドレスは下記。
http://www.sakigake.jp/

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モスクワ・フィル 演奏会

2006-11-03 17:49:16 | 音楽レビュー

11月2日のコンサート・レビューの続き。
私が着席しているのは、下手2階1列目の中間付近。

後半は、チャイコフスキーの定番「白鳥の湖」(指揮者のシモノフ編)

レニングラード・バレエなどで、全曲通しバレエ公演を見たことがあるが、オケピットに入っているときには、こんなに大迫力・大音響だったかと疑うほど、凄い大音響。
もちろん、静かに進むところもあるからこそ、コントラストが明瞭で好い音楽となる訳ではある。
とはいえ、迫力満点ながら、背筋ゾクゾク感の感動を呼ぶには及ばなかった。

以前、東京の国立劇場コンサートホールでも「白鳥の湖」をコンサート形式で聴いたことがあったが、その時もそう言えば、迫力満点で満喫した覚えがある。

シモノフ選の本日の公演。あの有名な曲が選ばれていないのは何故?
というところがあった。
しかし、そこはなかなか曲者。
アンコール曲に、その曲「四羽の白鳥の踊り」を持ってきたのだった。
鳴り止まぬ拍手にもう1曲アンコール。
ポケットから懐中時計を取り出して時間を見て、「よしもう一曲行こう!」という仕草に会場爆笑。
ユーモアもサービス精神も兼ね備えた指揮者である。
そのアンコール曲は「眠りの森の美女」から最も有名なワルツ。

その曲も終わると、開いていた楽譜を聴衆に良く解るように大げさに閉じ、指揮棒を譜面台に押し付けた。すると、その指揮棒が縮んだ! テレスコピック式・指揮棒だったのだ。
そういう仕草も大げさにするので、観客の喝采を受けていた。

今日の入りは、一部空席(売れているが来られなかった席?)もあったが、補助席も出すほど、ほぼ満席であった。

コンサートが終了したのは9:45と、日本のクラシック・コンサートでは破格の遅さ。やむをえず、途中退席する観客も居た。


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