JUNSKY blog 2015

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「父親たちの星条旗」 昨日のつづき

2006-11-05 01:08:22 | 映画レビュー
「父親たちの星条旗」レビューのつづき

「戦時国債」募集キャンペーンに連れ回される会場の多くでは、昨日書いたモーツァルトでは無く、スーザの行進曲が演奏されていた。

「星条旗よ永遠なれ」(Stars & Strips Forever)や「士官候補生」など。
これらの行進曲は、中学校のブラスバンドの定番であり、私も中学校時代にスーザの行進曲を喜んで演奏していた。
特に「美中の美」(Fairest of the Fair)は、大好きな曲だった。
しかし、今考えて見ると、スーザの行進曲は、音楽としては優れているものの、この映画のように『戦意高揚』のために利用されていた訳だ。

今時の吹奏楽部(ブラスバンド)は女性が殆どというから、スーザの行進曲が定番かどうかは知らないが、当時のブラバンと言えば、女性は僅かで、スーザはできて当たり前であり、他にタイケ(ドイツ)の「旧友」などを良く演奏したものだ。

そう言えば、軍国少年だった訳ではないが、当時あまり乗り気ではない顧問の先生(社会科)を説得して、音楽的に優れているからと「軍艦マーチ」(瀬戸口藤吉作曲)も嬉しがって演奏していた。

それが、今は全く反対の立場の運動をやっている訳である。

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