JUNSKY blog 2015

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のだめカンタービレ

2006-12-04 23:17:14 | TVレビュー
なんとも言いようのない「ドタバタ喜劇」であるが、何か味がある。

そういうのが、この番組の特徴だろう。

クラッシック音楽をあまり聴かない人たちや、全く縁が無かった青少年を、クラシック音楽に近づけたことは、高く評価されるだろう。

残念ながら私は原作のマンガは読んでいない。
しかし、その雰囲気をこの番組は伝えているのであろう。

マンガでは、音を伝えるのが困難であり、知っている人は知っているという感じだっただろうが、TVドラマ化することで、音を音として聴かせることができた訳である。

それが、うまく行ったのかどうか?
先ほど述べたように原作を読んでいないので何とも言えない。

それは別として、
ドタバタではあるが、各回に新たな音楽が配されているようで、音楽通にも楽しめるものとなっている。
本日の回では、その中の演奏会で演奏されるメインの曲・ブラームス「交響曲第1番」は、もちろん、モーツァルトの「オーボエ協奏曲」そして、ラヴェルの「ボレロ」、バッハの「マタイ受難曲」、そして私も知らなかったもう一曲(おそらくドヴォルジャークかスメタナの曲?)が演奏され、またBGMとして流れた。

オーボエ協奏曲では、福士誠治が訓練の成果か、指使いも結構まともに動かしているようだった。
この点、NHKは雑だ。どのドラマを見ても指使いはいい加減で、適当に動かさしている。
その面では、全ての楽器に演奏どおりの動きをさせているところは評価できる。

水川あさみのヴァイオリンも結構「様に」なっている。

上野樹里の、新しいキャラクターへの挑戦と熱演(ちょっととぼけた・抜けた感じを良く出している。)も心憎い限りである。

で、この番組への私の評価は上々である。
音楽喜劇と言う新しいジャンルを開拓した!

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話し変わって、先日来頭痛が続いていたので、今日夜間診療に出向いてCTスキャンを撮って貰ったところ、頭骸骨にも脳にも異常を認めませんでした。アルツハイマーのような萎縮も認められません。ということで、安心しました。