JUNSKY blog 2015

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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-23

2006-12-12 23:40:08 | 旅行記
  (ちょっと手振れで見にくいですが、第2ステージのアンコール時)

 昨日12月11日、午後9時からの「のだめカンタービレ」も、面白かったし、音楽もショパンの練習曲やシューベルトのピアノ曲など、野田恵がコンクールで弾く曲を相当長く引用していて、堪能した。
 千秋真一の飛行機恐怖症のトラウマと、それを解消させようとする、のだめの(先週からつづく)献身が描かれていた。
賞金目当てのコンクールへの出場も、千秋真一を欧州に留学させる費用にという「金色夜叉」みたいな展開。
 奇想天外で面白く音楽ファンが見てもなかなかの新機軸のドラマである。

 その後10時からは、チャンネル変わってNHKで、山本耕史がモーツァルトを訪ねる旅を1時間半に亘ってやっていた。
 山本耕史は「毎日モーツァルト」という番組の案内役(ナビゲーター)をやってきたと言う。
 ここで紹介されたモーツァルトゆかりの場所は、この3年間に私が旅したところが殆どであった。もちろん、行っていないところも紹介されていたが。
 しかし、さすがNHKとあって、一般観光客が入れない特別な場所にも入り込んで撮影していた。

 さて、私の「ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて」は、
Mozart Matinee Koncert(お昼のモーツァルト演奏会)のつづき。

2曲目は現代音楽。指揮者は大きな譜面台に楽譜を広げていた。

 1974年生まれというから、まだ30歳そこそこのラインハルト・フーフスという若手作曲家の2006年(今年!)できたてホヤホヤの作品。おそらく世界初演(で最後だったりして・・・)。
 オケはモーツァルト専門のザルツブルグの広告塔的楽団かと思っていたが、この現代曲を良くこなして見事な演奏を行なってました(失礼しました。)
 現代音楽にしては、比較的解り易い音楽でした。
最近の日本の若手の現代音楽は、独りよがりが一人歩きをしているような、聴く人の気持ちを全く無視している曲が多いが(たとえば、FM放送で聴いた日本音楽コンクール・作曲部門へのエントリー曲など)、フーフスのこの曲は現代音楽らしい斬新性も持ち合わせながら、全体として納得のゆく曲でした。

ここで、第一ステージ終了。

 第二ステージは、ソプラノとオーケストラによる、モーツァルトのオペラナンバー。
ソプラノはポーランド人のアレキサンドラ・クルツァーク。
いわゆる、おなじみの聞かせどころのあるアリアメドレーという感じで、先ほどの現代音楽のように構えて聴くこともなく、気軽なマチネ・コンサートという本来の雰囲気です。

 第三ステージは、次回のお楽しみに! 


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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-23
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