2007年5月7日(月)17:31 の朝日新聞Web版によると、「エキスポランド」でジェットコースター「風神雷神2」が脱線し、乗客の一人が死亡、19人が重軽傷を負った事故で、車軸の定期交換を実施している施設があることが解ったそうだ。
ホッカホカのニュースである。
それによれば・・・
北海道のルスツリゾートでは、約10年前の分解点検で、車軸の表面に肉眼では確認できない輪状の亀裂が見つかり、車軸を交換したという。
同リゾートでは2年に1度、北海道内のメンテナンス業者に車両を持ち込み、車軸に特殊な液体をかけて傷に染みこませ、光線を当てて傷を浮かび上がらせる「浸透探傷(たんしょう)検査」を実施しており、その際に発見されたという。
東京都のよみうりランドのコースター「MOMOnGA」では、メンテナンスを委託している業者の「自主的な基準」を採用し、車軸については7年ごとに交換することにしている。
岡山県の鷲羽山ハイランドの「スタンディングコースター」も約20年間の営業期間中、車軸を4回交換したという。約5年を目安に交換してきており、今年も6月に交換予定だ。
熊本県の三井グリーンランドの「風神雷神」は車軸の交換時期を定めていないが、3万周ごとに分解検査を実施することにしており、不具合が見つかれば交換することにしている。
このような施設では一応「予防処置」が取られていることになる。
一方、エキスポランド社の「風神雷神2」は92年の営業開始以来、一度も車軸を交換してこなかったという。メーカーのトーゴ社が、今回折損した車軸を「消耗品」として扱わず、耐用年数や交換年限の指示がなかったという。
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この記事へのリンクは下記。
同型コースター、他の遊園地で車軸亀裂や交換例も(朝日新聞) - goo ニュース
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北海道のルスツリゾートでは、約10年前の分解点検で、車軸の表面に肉眼では確認できない輪状の亀裂が見つかり、車軸を交換したという。
同リゾートでは2年に1度、北海道内のメンテナンス業者に車両を持ち込み、車軸に特殊な液体をかけて傷に染みこませ、光線を当てて傷を浮かび上がらせる「浸透探傷(たんしょう)検査」を実施しており、その際に発見されたという。
東京都のよみうりランドのコースター「MOMOnGA」では、メンテナンスを委託している業者の「自主的な基準」を採用し、車軸については7年ごとに交換することにしている。
岡山県の鷲羽山ハイランドの「スタンディングコースター」も約20年間の営業期間中、車軸を4回交換したという。約5年を目安に交換してきており、今年も6月に交換予定だ。
熊本県の三井グリーンランドの「風神雷神」は車軸の交換時期を定めていないが、3万周ごとに分解検査を実施することにしており、不具合が見つかれば交換することにしている。
このような施設では一応「予防処置」が取られていることになる。
一方、エキスポランド社の「風神雷神2」は92年の営業開始以来、一度も車軸を交換してこなかったという。メーカーのトーゴ社が、今回折損した車軸を「消耗品」として扱わず、耐用年数や交換年限の指示がなかったという。
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