JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
文化関係の記事は、
【観劇レビュー&旅行記】(ブックマークのTOP)
で書いています

日本共産党 第4回中央委員会総会で民主党批判に軸足

2007-05-18 13:54:23 | 政治
           (写真は赤旗Web版より転載)

 産経新聞Webニュースによると、日本共産党が第4回中央委員会総会(略称;4中総)を開催し、「参院選前に民主党批判へ軸足」を置いたと言う。

 憲法改正を阻止する幅広い共同が求められている情勢において、民主党批判に軸足を置くのは如何なものかと思う。

【共産党の志位和夫委員長は17日、第4回中央委員会総会(4中総)の幹部会報告で、民主党について「自民党政治と弱肉強食の構造改革や憲法改定を競い合っている」と批判した。また、「民主党が基本路線で自民党と区別のつかない政党にいよいよなっている。自民党の延命を助けている」とも述べた。】

【志位氏が民主党への批判を強めるのは、夏の参院選で、「2大政党」の自民、民主両党の対決ばかりがクローズアップされれば、共産党が両党の間に埋没してしまうとの危機感が背景にある。】産経新聞Web(2007年5月18日(金)03:37 ) 

以下は、下記リンク参照
共産党、参院選前に民主党批判へ軸足 4中総 2大政党に危機感(産経新聞) - goo ニュース

 なお、5月18日昼現在、4中総に関するWeb記事は、残念ながら産経Web版だけだった。
 殆どのマスメディアから、今や無視される存在となってしまったようである。

 日本共産党の参議院選挙での獲得目標は比例代表の5議席と東京選挙区1議席、その他は、前回失った選挙区議席というから、良くても5-10議席どまりである。
 しかるに、当選を目指さない全ての地方区(選挙区)に候補者を立てると言う。
他の護憲勢力と調整したり、共同したりする意志は全くないようだ。
 これで、国民の過半数を結集して憲法改正を阻止すると言っても迫力が無いし、国民の共感を得られない。

日本共産党 第4回中央委員会総会開く
この、しんぶん「赤旗」Web記事より、上のリンクの産経Web記事の方が焦点が明確なのが如何ともしがたい!
「日本共産党は、文字は多いが意味が伝わらない」
これは、しんぶん「赤旗」記事でも、4中総報告でも、ビラでも、ハンドマイク宣伝でも同じ傾向にある。
ここを、大胆且つ抜本的に変えないと、国民の心の琴線に響くことは難しい!

*******************************************
今日も御覧頂きありがとうございます。
「憲法を暮らしにいかそう」と思われる方はクリックを!

*******************************************

4中総特集ページ

4中総への幹部会報告Movie

たたかいは これからが本番
改憲手続法成立にあたっての談話

【日本共産党 Q&A】
「9条ネット」とは どんな団体ですか?
「9条ネット」とは共同できないとの趣旨のコラムです。
【 日本共産党は、昨年5月20日付「しんぶん赤旗」に 「参院選での『平和共同候補』を求める運動について」 という論文を掲載しました。そこでは「市民運動」を名乗るこの運動が、新社会党の応援団ではないのかということを率直に指摘しました。また、日本国憲法を守るということを強調しながら、そのために必要な憲法擁護のたたかいの輪を広げることではなく、問題を国政選挙の「選挙共闘」に矮小化(わいしょうか)し、「市民運動」にあるまじき策略的な手口をろうしていることなどを批判しました。
 「9条ネット」は、この「市民運動」の流れを受け継ぐものですが、どちらも新社会党の「別働隊」のようなものです。】 これは一部の抜粋です。正確には、上のリンクから本文をお読みください。