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ゆふいん文化・記録映画祭

2007-05-26 22:06:01 | 映画レビュー
今日は新聞Web版のコピペです。すみません。

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99歳無名画家の記録、由布院の男性撮影 映画祭で披露
2007年5月22日(火)12:12  asahi.com

 大分県の由布院(由布市)に、83歳で初めて絵筆を握り、今年3月、99歳で亡くなった画家がいた。東勝吉(ひがし・かつきち)さん。その最期の半年間を見つめ続けた映画が、25日に開幕する「ゆふいん文化・記録映画祭」で披露される。撮影したのは、地元の電器店に勤める大谷隆広さん(37)。由布院の四季や人物を力強い線と鮮やかな色使いで描いた水彩画に感銘を受け、「多くの人に東さんを知ってほしい」と約半年間、カメラを回し続けた。

 映画は「99~ninety‐nine 東勝吉・99歳孤高の無名画家」。上映時間は40分。100歳を間近にしてなお絵筆を握り続ける理由や、後世に何を残そうとしているのかを探ろうと、本人の言葉や行動、東さんをよく知る人たちの証言を積み重ねた。

 東さんは大分県日田市出身。50代で木こりから転身し、由布院で雑貨店を開いた。86年に近くの特別養護老人ホーム「温水(ぬくみ)園」に入園。83歳になった91年から水彩画を始めた。

 個室の半分にベッドを置き、もう半分が「アトリエ」に。大きなキャンバスの前に、中腰の姿勢で立って絵筆を振るうのが日課だった。1人では出歩けないため、新聞や雑誌の写真、記憶に残る景色を頼りに描き続けた。

 職員が「今度もすごい絵だね」と声をかけると「ありがとう」と笑顔を返した。「近い風景と遠い風景はこう描くんじゃ」と、絵に対するこだわりを語る時もあったという。

 昨秋、大谷さんは温水園に東さんを訪ねて、撮影を相談した。「あんたたちに絵を任せるよ」。東さんは自分の作品約100点を託すのと引き換えに快諾した。

 JR由布院駅のホールや近くの美術館で4月から、生前から決まっていた「白寿個展」が開かれている。素朴さと繊細さを併せ持つ作品を見て、「年をとるのが怖くなくなった」「生きる力をもらった」と話す人も少なくない。

 温水園の佐藤忠興理事長(67)は「東さんが『小学校の頃、泥棒とお巡りさんの絵が先生にほめられた』と話していたので絵を勧めた。生涯の生きがいを得て、最期は地元の若者が映画でもり立ててくれた。これ以上の臨終はない」と話す。

 映画祭の開幕を飾る作品として25日午後7時から、由布市の湯布院公民館で上映される(無料)。問い合わせは実行委員会事務局(0977・85・3373)へ。
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