JUNSKY blog 2015

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畠山鈴香被告を精神鑑定へ 

2007-08-29 23:48:42 | 事件・事故
秋田小1児童殺害事件-67

畠山鈴香さんについて、珍しく「秋田さきがけ」以外からのニュースを見つけた。
asahi.com の記事である。

 今度は精神鑑定の話だが、前にも書いたように、これらの動きは、畠山鈴香さんが二人の幼児を故意又は過失または精神不安定で「殺した」ことを前提にしている。
 犯行に関する責任能力または、情状酌量を狙ってのものだ。

ここには、権力による『冤罪』と疑う姿勢は皆目ない。
警察・検察迎合の流れであり、おそろしいことだ。

先日も無実の罪で長期に拘束された「元被告」に対して国家賠償額の最高額の支払いが命じられたばかりだ。
警察・検察は、何度間違いをしでかしたら問題点を認識するのだろう?
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畠山鈴香被告を精神鑑定へ
   秋田・連続児童殺害事件

    朝日新聞Web版 2007年08月29日23時17分
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 秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人罪などに問われている畠山鈴香被告(34)に対する第12回公判前整理手続きが29日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)であった。弁護側が請求していた畠山被告に対する精神鑑定を、公判で実施することが決まった。判決は来年春に言い渡される見通し。

 精神鑑定は県外の鑑定医が、公判と同時進行で行う予定。弁護側は、長女彩香さん(当時9)と近くに住んでいた米山豪憲君(当時7)の両殺害事件で、畠山被告がストレスで記憶をなくす障害があるなどとして、畠山被告の刑事責任能力について争っている。

 整理手続きはこの日で終わり、9月12日に初公判が開かれる。

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秋田小1児童殺害事件-67

【連載第1回目から読む】    
   第66回へ    第68回へ

こんな内閣にでも入りたがる人、祝勝会をする人

2007-08-29 18:35:27 | 政治
 自民党三役と内閣の改造で「人心一新」を図ると言いながら、自らは留任し、その留任(続行)をけしかけた麻生太郎氏を実務の最高責任者である幹事長に据えた。
 お友達内閣の最たるものである。
 
このことは、既に前のブログに書いた。

 ところで、こんな体たらく内閣にも入りたがる人が居たり、絶対入れるつもりでモーニングも用意して電話を待っていたが「落選して」抗議の長電話を安倍首相にする人が居たり(元・国対委員長)、
 批判の先頭に立っていたはずなのに厚労相に取り込まれてしまう人が居たり、自らは絶対にしたくないとTV放映でも宣言していたのに農水相になってしまった人が居たり、
 派閥の長に就任を頼んだら無碍に断わった人が居たり、安倍首相自身が「あいつは絶対ゆるせねぇ」と拒否した人が居たり、
 幹事長になって「祝勝会」をする人が居たり、
 と、悲喜こもごもである。

 しかし、自らの政治生命を縮めてしまう可能性大な、こんな内閣に入りたがって落選を悔しがっている人の振る舞いは、浅はか且つ惨めな限り。
 こんな内閣でも大臣になりたいという大臣病は相当深刻な病状のようだ。

 農水相にだけはなりたくなかったと宣言するようなやからは即刻首にすべきだ!

 また、元・防衛庁長官経験者は財務相となり、官僚に頭を下げ、「頭からっぽ、素人なので、どんどん洗脳してください」と言ったという。
 
 内閣の人事と言うものが、単に「ステータス」(にもならないか?!)であって、その人物のその分野の政策に関する知識や意欲は全く関係なく、単に「大臣です」というだけのもの;すなわちお飾りでしかない。
 官僚主導から政治主導に『改革する』はずの内閣が、政治主導の意気込みを最初から完全に失っている。
 これでは、官僚主導の政治が続いて行くであろう。
尤も、無能な自民党大臣に変なことをされるよりも官僚主導のほうが、「まだまし」かも知れない。
 小池防衛大臣の馬鹿さ加減と、それを即刻収拾できない事態をを見ていると、自民党の政治手腕の無さをつくづく感じてしまう。

 なお、朝日新聞が緊急に実施した安倍改造改革に対する『世論調査』 で、
【内閣支持率は33%で、過去最低だった参院選直後の前回(7月30、31日)の26%から上がったが、不支持は53%(前回60%)と引き続き半数を超えた。】と言う


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農水相就任の遠藤氏「参ったなと思った」 会見で本音 asahi.com 2007年08月28日10時46分

「選外」矢野氏、首相に抗議電話 「釈然としません」 asahi.com 2007年08月29日09時08分

「頭からっぽ、洗脳して」 額賀財務相が就任あいさつ asahi.com 2007年08月28日19時00分

改造内閣支持33%、不支持なお53% 本社世論調査 asahi.com 2007年08月28日22時48分

「美しい国」改造で復活? 首相、自粛が一転 質疑で「3連発」(西日本新聞) - goo ニュース

郵政造反・復党組が復権 副大臣の人事決定(共同通信) - goo ニュース

森氏に不快感にじます=安倍首相 (時事通信) - goo ニュース

派閥均衡型に逆戻りした総花内閣 日経Web版  2007年8月29日(水)09:00

「派閥領袖人事」「旧態依然」=新内閣を一斉批判-野党 (時事通信) - goo ニュース

事務所費、13閣僚が1000万円超 asahi.com 2007年08月29日06時08分

処分保留で母親釈放 秋田県 大仙市

2007-08-29 16:36:28 | 事件・事故
秋田県の“事件”である。

 秋田県は、子どもが事故死したら、何でも母親が殺したことにするらしい。
畠山鈴香さんの事件の後も、度々こういう事件が秋田県警管轄地域で起こっていることも不思議だ。

 よくある「不慮の事故」を、肉親の犯罪に“でっちあげ”ているからかも知れない。

 今回は、殺意を特定できずに釈放されたようだが、そうであれば畠山鈴香さんも釈放されてしかるべきであった。

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以下、引用。
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さきがけOnTheWeb 2007.08.29

処分保留で母親釈放
     大仙市・2歳児殺害、「殺人と認定できず」

2007/08/29 08:30 更新
URL: http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070829a

 大仙市大曲の墓地で昨年1月、仙北郡内の男児=当時(2つ)=が死亡した事件で、秋田地検は28日、殺人容疑で逮捕、送検された母親(36)を処分保留で釈放した。母親は男児の後頭部を石のようなもので殴り殺害した疑いが持たれていたが、地検は簡易精神鑑定結果などを踏まえ、事件当時の母親の刑事責任能力の有無を判断できないこともあって、「現時点で殺人と認定する証拠がない」とした。捜査は今後も継続するという。

 捜査当局によると、母親は昨年1月30日、大仙市の市道で交通事故を起こした後、約400メートル離れた墓地で長男を殺害したとされていた。

 しかし事故後の記憶が断片的にしか残っていないほか、長男を殺害したとされる同日夕方から午後8時40分までの間の詳しい状況についても、繰り返し「覚えていない」と供述。

 発見当時、母親は墓地で首に針金のようなものを巻き付け、木の枝に体を預けていた。長男は近くでうつぶせで雪に埋もれた状態だった。この状況にも母親は「首をつった記憶はない。気がついたら病院にいた」と話していたという。

 簡易精神鑑定を担当した医師は、母親は交通事故が原因で意識が混濁し、普通の判断ができない状態だったなどと診断。母親の事件当時の刑事責任能力に問題があった、とする見解を示していた。地検はこの鑑定結果も参考にし、起訴は難しいと判断した。