いろいろと反省の弁を述べながらも、
「戦後レジームからの脱却」「美しい国」路線を堅持
することを明確にした演説であった。
NHKの解説では、「戦後レジームからの脱却」「美しい国」は、『それぞれ一回しか使われなかった』と強調し、ことさら『靖国路線』の後退を強調していたが、何回使用したかは問題ではない。
安倍氏が首相になった当時の演説では、これらの言葉を多用して、国民に訴えたが、これが参議院選挙で完膚なきまでに否定された。
これを踏まえて、今日の演説では、国民向けには“謙虚さ”を演出しながら、
今回も確実に、「戦後レジームからの脱却」「美しい国」を1回づつ使うことで、
右翼・靖国派に、きちんとエールを送って、
「僕ちゃんを見限らないで!」と言った訳である。
この人は本当にKY首相(裸の王様)である。
私たち技術者にとっては、KYは「危険予知」であるが、ギャルの間では「空気読めない」と言うのが面白い。
安倍氏は空気も読めないし、危険も予知できない人である。
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「深い反省」示し、成長路線は修正 首相所信表明演説(朝日新聞) - goo ニュース
「深い反省」示し、成長路線は修正
首相所信表明演説
朝日新聞 2007年09月10日14時33分
■「反省」前面に
「参院選は与党に大変厳しい結果となった。政治と行政への不信を招いた深い反省の上に立って国政に当たりたい」。首相は続けて「厳しい民意が示されたのだから、退陣すべきとの意見もあるのは十分承知している」と謙虚さを強調する。
それでも続投を決意した理由を、経済・行財政の構造改革や教育、安全保障体制など「戦後レジームからの脱却」が必要だからと説明。
「国民のために闘う覚悟を持ち、引き続き改革に取り組む」と語る。
だが、改造内閣は発足早々に遠藤武彦・前農水相の辞任でつまずいた。首相は「極めて遺憾。今後二度と起きないよう、補助金などの厳正な執行に万全を期す」と、ここでも低姿勢を見せる。
昨年9月の就任直後の所信表明に比べ、字数は約6割に減る。
当時は8回登場した看板フレーズの「美しい国」は、結びで1回出るだけだ。
■路線修正明確に
参院で民主党など野党が多数を占める「逆転国会」にどう臨むか。
改革の継続を訴えるものの、路線の修正は明確にした。改革に伴う痛みへの対策は「まだまだ十分ではない」として「優しさとぬくもりが感じられる政策に全力で取り組む」と、地方や格差問題への取り組みを強調、生活重視の姿勢を表す。
税財政では、1月の施政方針演説で「07年度を目途」とした消費税を含む税体系の抜本的改革の実現について、参院での与野党逆転という政治状況を反映して「本年秋以降、本格的な議論を行う」と語るにとどめる。
政府公約とした11年度の「基礎的財政収支」の黒字化も、「確実に黒字化する」(施政方針)から「黒字化するとの目標に向け、揺るぎなく歳出・歳入一体改革の道を進む」と変化させる。
安保分野では、首相自身が前向きで、昨年の所信表明でも言及した集団的自衛権行使をめぐる問題には、今回はふれていない。
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「戦後レジームからの脱却」「美しい国」路線を堅持
することを明確にした演説であった。
NHKの解説では、「戦後レジームからの脱却」「美しい国」は、『それぞれ一回しか使われなかった』と強調し、ことさら『靖国路線』の後退を強調していたが、何回使用したかは問題ではない。
安倍氏が首相になった当時の演説では、これらの言葉を多用して、国民に訴えたが、これが参議院選挙で完膚なきまでに否定された。
これを踏まえて、今日の演説では、国民向けには“謙虚さ”を演出しながら、
今回も確実に、「戦後レジームからの脱却」「美しい国」を1回づつ使うことで、
右翼・靖国派に、きちんとエールを送って、
「僕ちゃんを見限らないで!」と言った訳である。
この人は本当にKY首相(裸の王様)である。
私たち技術者にとっては、KYは「危険予知」であるが、ギャルの間では「空気読めない」と言うのが面白い。
安倍氏は空気も読めないし、危険も予知できない人である。
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「深い反省」示し、成長路線は修正
首相所信表明演説
朝日新聞 2007年09月10日14時33分
■「反省」前面に
「参院選は与党に大変厳しい結果となった。政治と行政への不信を招いた深い反省の上に立って国政に当たりたい」。首相は続けて「厳しい民意が示されたのだから、退陣すべきとの意見もあるのは十分承知している」と謙虚さを強調する。
それでも続投を決意した理由を、経済・行財政の構造改革や教育、安全保障体制など「戦後レジームからの脱却」が必要だからと説明。
「国民のために闘う覚悟を持ち、引き続き改革に取り組む」と語る。
だが、改造内閣は発足早々に遠藤武彦・前農水相の辞任でつまずいた。首相は「極めて遺憾。今後二度と起きないよう、補助金などの厳正な執行に万全を期す」と、ここでも低姿勢を見せる。
昨年9月の就任直後の所信表明に比べ、字数は約6割に減る。
当時は8回登場した看板フレーズの「美しい国」は、結びで1回出るだけだ。
■路線修正明確に
参院で民主党など野党が多数を占める「逆転国会」にどう臨むか。
改革の継続を訴えるものの、路線の修正は明確にした。改革に伴う痛みへの対策は「まだまだ十分ではない」として「優しさとぬくもりが感じられる政策に全力で取り組む」と、地方や格差問題への取り組みを強調、生活重視の姿勢を表す。
税財政では、1月の施政方針演説で「07年度を目途」とした消費税を含む税体系の抜本的改革の実現について、参院での与野党逆転という政治状況を反映して「本年秋以降、本格的な議論を行う」と語るにとどめる。
政府公約とした11年度の「基礎的財政収支」の黒字化も、「確実に黒字化する」(施政方針)から「黒字化するとの目標に向け、揺るぎなく歳出・歳入一体改革の道を進む」と変化させる。
安保分野では、首相自身が前向きで、昨年の所信表明でも言及した集団的自衛権行使をめぐる問題には、今回はふれていない。
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