JUNSKY blog 2015

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高齢者つめ切りに逆転無罪 「看護師の正当な業務」 福岡高裁

2010-09-16 12:33:01 | 司法・裁判
2010年9月16日(木)

【高齢の入院患者のつめ切りをめぐり、故意に深く切り出血させたなどとして、傷害罪に問われた北九州八幡東病院(北九州市)の元看護課長上田里美被告(44)=懲戒解雇=の控訴審判決が16日、福岡高裁であった。
 陶山博生裁判長は 「看護目的でなされ、必要性があり、手段、方法も相当。正当な行為であり違法性はない」 などとして、懲役6月、執行猶予3年とした 一審福岡地裁小倉支部判決を破棄し、無罪 (求刑懲役10月)を言い渡した。】
  (2010年9月16日(木)11:03 時事通信)

  当然である!



 逆転の無罪判決を受け、支援者の祝福に笑顔を見せる
   上田里美元看護課長
   =16日午前11時10分、福岡高裁 (共同通信)

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 この事件の第一報がニュースで流された時、私はこの方の行った行為は「正当な看護行為であるはずだ」と思った。

 しかし、殆どのマスコミは要旨『ストレスから患者を捌け口にした虐待行為』という角度から報道した。

 そういう見方に異議を申し出るようなマスメディアは皆無だったように思う。

 警察は、看護や介護の現場での処置を詳しく知らないくせに、患者家族が『虐待されたのでは?』と疑問を呈すると、医療介護関係者などへの正当な調査や事情聴取もせずに、犯人扱いで取り調べを行ったようである。

 そしてマスコミは相変わらず、警察が垂れ流す『情報』を無批判に流し続けた。

 マスコミが犯人を作り、これを見た聴衆がスッカリその報道を信じ切って、ひどい場合は被疑者宅に執拗な恫喝電話を掛けたり、自宅前に押し掛けたり、石を投げつけるなどの破廉恥行為を行うのである。

 警察の垂れ流し情報が、『馬鹿な』聴衆を扇動しているとも言える。

 警察もマスコミも、この間の『誤報』に対する真摯な反省は殆どない。

 厚労省の、村木元局長(当時・課長)に対する『犯人報道』もその類であり、この報道を反省した記事を書いたのは一部に留まる。
 一部の反省記事を読んだが、「松本サリン事件」の反省からできるだけ双方の主張に配慮したとして反省の素振りをしながら、却って『改善』を主張していた。

 マスメディアが自主的な調査報道を行い、警察発表の垂れ流しを止めない限り、マスコミが『創り出す冤罪』は減ることがないであろう。

 私が以前から取り上げていた「秋田県・藤里町 畠山静香 事件」も有罪が確定してしまったが、私は今も彼女の無罪・「冤罪」を確信している。

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 話は最初に戻るが、「虐待行為」として有罪を下した大阪地裁判決は破棄され、警察と地裁裁判官の無知と無責任と「本来の任務」放棄が暴露された。

 被告・上田里美看護師の 【全面勝利判決】 と言える。


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元看護課長に逆転無罪=つめ切り「正当な行為」-「自白に誘導の疑い」・福岡高裁(時事通信) - goo ニュース

つめ切り傷害、看護師に逆転無罪 福岡高裁(共同通信) - goo ニュース

認知症患者の「爪はぎ」、元看護課長に逆転無罪(読売新聞) - goo ニュース

つめ切除事件、看護師に逆転無罪判決 福岡高裁 

      朝日新聞 2010年9月16日(木)10:36

     
      上田里美被告の無罪判決を喜ぶ支援者たち
       =16日午前10時33分、福岡市中央区、
       山本壮一郎撮影  (朝日新聞)

 北九州市の病院で2007年、認知症の入院患者2人の足のつめを切除してけがをさせたとして傷害罪に問われた看護師、上田里美被告(44)の控訴審判決が16日、福岡高裁であった。陶山博生裁判長は、懲役6カ月執行猶予3年(求刑懲役10カ月)とした一審・福岡地裁小倉支部判決を破棄し、無罪を言い渡した。

 事件をめぐっては、患者への「ケア」なのか、傷害罪にあたるのかが争われ、福岡高裁の判断が注目されていた。日本看護協会は被告の行為について「看護ケアである」との見解を出していた。

 09年3月の一審判決によると、上田被告は北九州八幡東病院の看護課長だった07年6月、入院中の当時89歳と70歳の女性2人の足のつめ計3枚をつめ切り用ニッパーで深く切るなどして、出血を伴うけがを負わせたとされる。一審は「患者への配慮を欠き、正当な看護行為ではない」と判断していた。

 これに対し、被告が控訴。09年8月からの控訴審では、検察側、弁護側ともに別々の医師の証人尋問などを行い、今年6月の第6回公判で結審した。

 検察側は控訴審で「(職場の人間関係などによる)欲求不満を解消し、隠微な楽しみを得るため、つめを切り詰めるなどして出血させた。正当な業務行為ではない」として傷害罪にあたると主張した。弁護側は「当時の標準的手法に照らしても優れたつめケアで、正当な看護行為だった」と主張。控訴審で検察側証人として出廷した医師が「処置後の状態は適切」「行為自体は問題ない」と証言した点について、弁護側の主張に沿う見解だとしていた。
 



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今日の運動
 *ストレッチング20分
 *入会時に測定した身体状況を示す指標の再測定。
   体重減(2.7kg)の相当部分が
    体脂肪の減量(2.0kg)であったことを確認。
   体脂肪率は、19.8% から 17.5% へ 2.3% の減
   皮下脂肪断面積は、85.7c㎡ から 62.2c㎡ へ 23.5c㎡ の減
            -27.4%
   内臓脂肪断面積は、107.2c㎡ から 92.3c㎡ へ 14.9c㎡ の減
            -13.9%
   合計脂肪断面積は、38.4c㎡ の減。 -19.9%
   胴回りも 77cmとなり、10cm近く減少。
 *【平泳ぎ40】40分
 *水泳 平泳ぎ 500m 20分
 *浴室で入浴して汗流し 10分
 トータル2時間半程度