あのタレント“弁護士”出身の、何か勘違いしている
『プーチン気取り独裁者』橋下徹前大阪府知事が、市長となり、
トンデモ自治体になるのを阻止するため
【共産党大阪府委員会は5日、大阪市長選で再選をめざす平松邦夫市長(62)の全面支援に乗り出す方針を固めた。】(朝日 11/6付け)
という。
【英断】 に拍手を送ります。
フランスのレジスタンスやディミトロフの提唱した「民族民主統一戦線」に
通じるもので、共産主義者の懸命な判断を示すものとして歓迎します。
日本共産党としては、異例なことに「政策協定」なしで、勝手に応援する
形を取りながらも、日本共産党支持者には、現職・平松邦夫市長への
支持を呼びかけるらしい。
この頃は、殆どニュースに取り上げられなかった日本共産党ですが、
この英断により、NHK-TVニュースをはじめ、昨日と本日のニュースに
取り上げられて、一躍 “脚光” を浴びています。
この上は、橋下を倒し、『維新ブーム』に冷静な判断をできなくなった
一部の大阪庶民のオツムを覚醒させて頂きたいと思います。
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共産、平松氏を全面支援へ
大阪市長選 「独裁を阻止」
(朝日新聞) - 2011年11月6日(日)08:12
共産党大阪府委員会は5日、大阪市長選で再選をめざす平松邦夫市長(62)の全面支援に乗り出す方針を固めた。前大阪市議の渡司(わたし)考一氏が同市長選への出馬を撤回したことを踏まえ、橋下徹前大阪府知事の当選を阻止するため支持者に「平松氏支持」を呼びかける。共産推薦候補は前回市長選で11万票余りを獲得。異例の判断は選挙戦に大きな影響を与えそうだ。
渡司氏は5日の会見で「橋下氏の独裁政治や教育基本条例案の成立を阻止するため、現時点での最善の判断」と、不出馬の理由を説明。「橋下氏は今のやり方を全国に広げると言っている。ファシズムの台頭を大阪で止めるには、(平松氏への)支援を表明した方が一番すっきりする」と語った。
会見に同席した共産党大阪府委員会の山口勝利委員長は、平松氏側には政策協定を求めず「党の支持者には平松氏の支持を呼びかけていく」とした。党市議団の幹部も「独自候補の擁立見送りは、私も経験のない歴史的な非常事態。決断した以上は結果を出すために全力で平松氏への投票を呼びかける」と説明。選挙戦では集会などで平松氏への支持を呼びかけるという。
大阪市長選不出馬の前共産市議
「反独裁で一致」
(読売新聞) - 2011年11月6日(日)09:44
大阪市長選への出馬を見送った前共産市議の渡司考一氏(59)が5日、記者会見し、「橋下徹・前大阪府知事の独裁を許してはならないという市民の声を生かすには、これしかない」と理由を説明。
選挙戦では、橋下氏との一騎打ちが予想される現職の平松邦夫氏(62)を支援することを明言した。
渡司氏は「政治的立場の違いを超え、橋下独裁に屈しないという声が広がっている」としたうえで、「少なくとも平松氏は橋下氏の独裁的なやり方を批判している」と強調。平松氏側との協議はしていないが、今後、支持者に平松氏支援を呼びかけていくという。
一方、民主、自民両党と同様に平松氏を支援することに橋下氏が「野合だ」と批判を強めていることについては、「反独裁で一致しているだけで野合批判は当たらない」と反論した。
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大阪市長選 独裁阻止 共同へ全力
渡司氏が会見で表明
【赤旗】 - 2011年11月6日(日)
5日夜、大阪市長選(13日告示、27日投票)への立候補辞退を明らかにした渡司考一氏は、記者会見で次のように語りました。
◇
大阪からファシズムの台頭を許してはならないという大阪市民のみならず全国の声を生かすにはこれしかないとの結論に至り、この決断が独裁政治を阻止し、要求実現への道を切り開いていくための現時点で最善の判断だと確信します。
少なくとも平松氏は「維新の会」の独裁的なやり方を批判し、大阪市の税金を「むしり取る」「大阪都」構想や教育基本条例案に反対の態度を明らかにしています。平松氏が今後ともこうした立場を堅持することを願い、今回選挙では独自の立場から支援します。
橋下徹前知事は「一人の指揮官」で何でもやりたい放題の「大阪都」をつくり、憲法をじゅうりんし、教育に政治介入し、子どもと教職員に強制を持ち込む教育基本条例案を最大の焦点とし、橋下・「維新の会」による独裁政治をつくりあげると宣言しています。
こうした橋下・「維新の会」のファッショ・独裁の本性が見抜かれ始め、これまでの政治的立場の違いを超えて、「大阪は独裁・橋下知事に屈しない」との声が広がっています。
私は、大阪を日本の民主主義を脅かす反動独裁政治の拠点にする企てを阻止しようと決意しています。橋下・「維新の会」のファッショ的な独裁政治を許さない府民の広範な共同を党派の垣根を超えてつくり上げるために全力を尽くします。
大阪市長選
橋下独裁政治の阻止へ渡司氏が立候補を辞退
山口党府委員長 「平松氏を自主的支援」
【赤旗】 - 2011年11月6日(日)
大阪市長選挙(13日告示、27日投票)に「大阪市をよくする会」から立候補を予定していた渡司(わたし)考一氏(59)=日本共産党推薦・前大阪市議=は5日夜、大阪市内で記者会見し、橋下徹前知事によるファッショ的な独裁政治を許さないために、立候補を辞退すると表明しました。
会見には、日本共産党大阪府委員会の山口勝利委員長が同席し、大阪市長選への日本共産党の対応について、明らかにしました。
渡司氏は、橋下氏が府知事を辞任して市長選に名乗りをあげた翌日の街頭演説で「ものすごい権力闘争」をやって「日本のシステムを変える」と豪語し、府に続き“大阪市の乗っ取り”をはかることが目的だと語っていると批判。平松邦夫現市長が少なくとも橋下・「大阪維新の会」の独裁的なやり方を批判し、「大阪都」構想や教育基本条例案に反対の態度を明らかにしているとして、こうした立場を堅持するよう願い、「独自の立場から支援する」と述べました。「ファッショ的な独裁政治を許さない府民の広範な共同を、党派の垣根を超えてつくりあげるために全力を尽くす」と語りました。
山口府委員長は、渡司氏とともにファッショ的独裁政治を阻止するために全力をあげ、「『恐怖政治から市民を守る』とする平松氏の当選のため、自主的な支援を行う」と表明しました。(別項)
山口党府委員長の発言
渡司考一さんの決意は“新たな闘争宣言”ともいうべきものであり、この英断を正面から受けとめ、渡司さんとともにファッショ的な独裁政治を阻止するために全力を尽くすものです。
日本共産党は、平松邦夫氏には「自主的に支援する」立場でのぞみます。政策的な一致を求めず、当選後に与党になることもありません。「大阪は独裁・橋下知事に屈しない。恐怖政治から市民を守る」と表明されている平松氏の当選のため、自主的な支援を行うということです。支持者のみなさんに平松氏への支持をよびかけます。
知事選では、もちろん梅田章二候補の勝利に全力をあげます。松井氏は橋下前知事の後継者です。倉田氏は「橋下改革を是とする点は譲れない」と明言、「私以上に橋下改革を継承できる者はいない」と述べています。著書には「橋下総理待望論」とまで書かれており、橋下・「維新の会」の政治への対決姿勢は見えません。
独裁許さぬ決断 説明
「よくする会」が代表者会議
【赤旗】 - 2011年11月6日(日)
「大阪市をよくする会」が推す渡司考一氏が、大阪市長選への立候補を辞退すると表明した問題で、同会は5日、地域・団体代表者会議を大阪市内で開きました。
福井朗事務局長は、立候補の辞退が渡司氏から出されたものだと報告。橋下徹前知事が市長に当選して橋下・「維新の会」によるファッショ的な独裁政治の台頭を許してはならないとの大阪市民と全国の声を生かすための前向きな決断だと説明しました。
「よくする会」は、現市長の平松邦夫候補の過去の市政に対する評価を変えず、政策協定や選挙協定は結ばないと強調。今後、「『独裁を許さないために橋下候補には入れないでほしい。もしあなたがいいならば、平松候補に入れてほしいと思う』と理解してもらったところからどんどん広げていくことが大事だ」とのべ、党派の垣根を超えて広範な市民と対話し、ファッショ・独裁を許さないの一点での壮大な共同を広げようと呼びかけました。
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