JUNSKY blog 2015

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セシウム137 北海道や四国・中国地方にも沈着 幸い九州は少ないが・・・

2011-11-15 23:06:57 | 政治
2011年11月15日(火)

 日米欧の研究チームの解析によると、放射性セシウム137が、北海道や

中国地方や四国にまで拡散していることが解ったという。

 実測されたデータを元に大気の動きなどを解析してシミュレーション

した結果だとのこと。


     セシウム137の土壌中の分布
    「福島原発の放射性物質、西日本にも」
     研究チーム解析より (朝日新聞)


 ちょっとパラメーターを変えれば、分布は大きく変わる可能性も

あると思うので、この図で「九州は安全だ」と断定するのは早急だろう。

 日本中が汚染されていると考えた方が良いと思う。

これに万が一「玄海原発」が暴走を始めたとしたら、それこそ日本全体が

汚染の暗雲の中に閉じ込められてしまうことになる。

 老朽化した玄海原発は直ちに停止させ廃炉に追い込む必要がある。

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 ところで、今朝の毎日新聞も西日本新聞も、もちろん読売新聞も

福岡での【さよなら 原発 1万人集会】 は掲載しなかった。

 昨日の夕刊には掲載されたのであろうか?

西日本新聞【Web版】では、11月14日夕刊 と明記してあったが・・・


 【赤旗】は、さすがに、きっちりと取り上げていたようだ。

さよなら原発 集会に1万5000人 福岡
 しんぶん赤旗 - 2011年11月15日(火)


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「福島原発の放射性物質、西日本にも」研究チーム解析
 (朝日新聞) - 2011年11月15日(火)05:00
 

 東京電力福島第一原発の事故で大気中に放出された放射性物質が、西日本や北海道にも拡散しているとの解析を日米欧の研究チームがまとめた。15日の米国科学アカデミー紀要電子版に発表する。文部科学省は長野・群馬県境で汚染の広がりはとどまったとの見解を示したが、以西でも「わずかだが沈着している可能性がある」と指摘した。

 米宇宙研究大学連合(USRA)の安成哲平研究員らの研究チームは、大気中の汚染物質の拡散を20キロ四方で計算するシステムを使い、事故後の天候や雨による放射性物質の降下を加味してシミュレーション。文科省によるセシウム137の測定値で補正して、3月20日から4月19日までの沈着量を算出した。

 分布状況は文科省の観測の傾向と一致していたが、岐阜県や中国・四国地方の山間部で、原発由来の放射性物質が沈着している可能性が示された。北海道にも広がりがみられた。  



西日本山岳、北海道も=低濃度で沈着可能性
―福島原発のセシウム・国際チーム

 (時事通信) - 2011年11月15日(火)06:03
 

 東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質のうち、半減期が約30年と長いセシウム137が、3月20日からの1カ月間に中部や中国、四国地方の山岳地帯や北海道の土壌に沈着した可能性があることが分かった。米大学宇宙研究協会(USRA)や名古屋大、東京大などの国際チームが14日までに行ったシミュレーションの結果で、米科学アカデミー紀要電子版に発表される。

 これらの地域の大半は人体に影響を及ぼしたり、除染が必要だったりする汚染濃度ではないと推定される。ただ、局所的に濃度が高いホットスポットが存在する可能性があり、詳細な調査が必要という。

 USRAの安成哲平客員研究員や名大の安成哲三教授、東大の早野龍五教授らは、ノルウェーで開発された地球全体の大気輸送モデル(20キロ四方単位)とヨーロッパ中期予報センターの気象データ、文部科学省の降下物観測データを組み合わせシミュレーションした。

 その結果、日本列島へのセシウム137沈着量は1カ月間で1000テラ(テラは1兆)ベクレル以上と推定された。
 福島県を中心に東北、関東の太平洋側の沈着量が多いのは文科省の航空機モニタリング結果などと一致したが、中部、中国、四国の山岳地帯や北海道でも、低気圧が通過した際に同原発からセシウム137の微粒子を含む風が流入し、雨で沈着した可能性が示された。 

[時事通信社]



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さよなら原発 集会に1万5000人 福岡
 しんぶん赤旗 - 2011年11月15日(火)
 

  「九州・沖縄・韓国に住む市民でつくる さよなら原発!福岡集会」(同実行委員会主催)が13日、福岡市中央区の舞鶴公園で開かれ、日ごろ別々の活動をしている団体・個人が「原発いらない」の一点で集いました。主催者が「参加者が1万5000人を超えました」と報告すると会場から歓声と拍手がわきました。(写真)

 13日の「さよなら原発!福岡集会」には、九州・沖縄だけでなく山口県などからもさまざまな団体・個人が「原発なくそう」の一点で結集しました。

 集会に先立つシンポジウムで、石村善治(福岡大学名誉教授)、出水薫(九州大学教員)、木村朗(鹿児島大学教員)、藤田祐幸(元慶応義塾大学助教授)の各氏が発言。原発の危険性と運動の課題などについて語りあいました。「黙っていては変わらない。生活しているわれわれ一人ひとりが『原発はいらない』と声を上げよう」と呼びかけると会場から賛同する大きな拍手が起きました。

 集会の幕開けは、沖縄医療生協の有志によるたたかいの報告。「日本に原発も米軍基地もいらない。ともに立ちあがりましょう」と訴えて「エイサー」を披露。会場は一気に盛り上がりました。

 この日の集会は、20人の呼びかけにこたえて実行委員会がつくられ、開催されたもの。

 集会呼びかけ人の一人で、福岡市内にある九電本店前で抗議活動を続ける「原発とめよう!九電本店前ひろば」世話人の青柳行信氏が開会あいさつし、「世界の青空、海、大地がこれ以上、放射能にまみれないためにも原発をすべて廃炉に」と訴えました。

 韓国の「韓日100年平和市民ネットワーク」運営委員長の李大洙(イ・デス)さんは、「佐賀の玄海原発で福島と同じような事故がおきたら韓国南部がひどい影響をうける」と強調。「日本の脱原発運動に励まされる思いだ。明るい展望を切り開くために頑張ろう」と呼びかけました。

 日本共産党の志位和夫委員長の集会メッセージを、赤嶺政賢衆院議員が代読。「広く深く対話と共同を広げ、『原発ゼロ』の国民的合意をつくりあげましょう」と結びました。

 「今日、ここに集った1万5千人の意思として、全ての原発の廃炉を求めます」との集会宣言を採択。福岡市中心部の天神まで3コースに分かれてパレードしました。参加者は、サウンドデモを先頭に、「原発いらない 電気は足りてる」「カネより命」「世界を変えよう」と唱和しました。ノーモア・ミナマタ訴訟原告団や小さな子を連れた母親ら、さまざまな年齢の人々がにぎやかに行進しました。

 集会会場では、賛同団体が、47のテントを出店。福島や首都圏から避難してきた母親たちでつくる「ママは原発いりません福岡」のテントでは、原発からの撤退の願いを込めた手づくりバッジなどを販売しました。 



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