JUNSKY blog 2015

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2回もミサイル発射の誤報 これじゃ迎撃できないわナ!

2009-04-04 23:08:44 | 戦争と平和
 「当たる筈の無い」迎撃ミサイルと、
 正確な探知もできない「探査レーダー」


 よくも、こんな無能で無駄なものをアメリカの口車に乗って買ったものだ。
国民にとっては、米国政府が主犯・日本政府が引き出し屋の振り込め詐欺にあったようなもの。

 北朝鮮のロケットが飛んでくる前に、日本の迎撃体制のオバカぶりが世界中に知らされてしまった。

 北朝鮮にしてみれば、もう発射しなくても目的を達したようなものかも?
まあ、人工衛星を打ち上げるつもりなのだから、明日かあさってには発射はするのであろうけれど・・・

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 防衛省、2回もミサイル発射の誤報
    全国の部隊や官邸に

       朝日新聞 2009年4月4日21時7分


  新型レーダー「FPS5」。
形状からガメラレーダーとも呼ばれる
5階建てビルほどの大きさ=千葉県旭市

 防衛省は2度にわたり、北朝鮮のミサイルが発射されたとの誤報を流していた。首相官邸が4日午後0時16分に発表した発射情報は、防衛省が誤った情報を伝えたのが原因と判明。秋田県で陸上自衛隊の連絡官が県に発射情報を伝えて混乱を招いたのも、陸上幕僚監部の指揮所から全国の部隊など約900の端末に誤った情報が伝えられたのが原因だった。

 浜田防衛相は「防衛省・自衛隊における情報伝達の不手際。国民にご迷惑をおかけした」と謝罪。政府は誤報に至った経緯の検証を終えた段階で、関係者の処分を検討する方針だ。

         
         ミサイル発射情報の誤報について
          謝罪する浜田防衛相=
          4日午後5時26分、
          東京都新宿区の防衛省、
             水野義則撮影

 首相官邸は4日午後0時16分、防衛省中央指揮所の情報をもとに、「北朝鮮から飛翔体(ひしょうたい)が発射された模様」と報道機関や自治体に発表。「誤探知」に気づいた後の同21分、「さきほどの情報は誤りです。飛翔体が発射は確認されておりません」と訂正した。

 防衛省は4日夕、航空自衛隊の航空総隊司令部(東京都府中市)が午後0時16分、中央指揮所に(1)米国の早期警戒衛星による発射情報が流れた(2)千葉県旭市にある新型レーダーFPS5(通称「ガメラレーダー」)がミサイルの航跡を探知した――との誤った情報を流したことが原因だったと明らかにした。

 米国の早期警戒情報は実際は流れておらず、ガメラレーダーがとらえた航跡もすぐに見失い、結局、誤探知とわかった。日本海に展開するイージス艦のレーダーも発射を探知しておらず、官邸危機管理センター詰めの防衛省の連絡官が午後0時20分、センター内に誤探知を知らせた。

 一方、陸幕が誤情報を送信したのは、メールで各部隊などに指揮を伝えるシステムで、コンピューターに不具合が生じたとしている。

 問題が表面化したのは秋田県と茨城県。秋田では県庁に詰めていた陸自の連絡官が発射情報を県に伝え、県が午前10時54分に県内の市町村に一斉メールで連絡。秋田市や大潟村など9市町村は防災行政無線などで住民にも伝えた。県が陸自側に確認を求め、誤報とわかった。

 茨城県では、発射情報を受けた陸自勝田駐屯地が午前10時52分、県消防防災課に電話で伝えた。県危機管理室は、政府から入るはずの連絡がなかったため、陸自に再確認し、誤報とわかった。防衛省は詳しい原因を調べているが、5日以降も引き続き同システムを使うとしている。

 浜田防衛相は、誤報の背景について、「一刻も早く国民に伝えたい気持ちがあり、少々前がかりになった。正確さが足りなかった」と記者団に語った。浜田氏は河村官房長官から注意を受け、防衛省・自衛隊の幹部らに、正確な情報伝達を指示したという。
 

防衛省、2回もミサイル発射の誤報 全国の部隊や官邸に(朝日新聞) - goo ニュース

「発射」誤発表2回、防衛省の機材不具合や勘違いで(読売新聞) - goo ニュース

「勘違い」伝達、誤発表に=速さ重視、確認追いつかず-防衛省(時事通信) - goo ニュース

野党、誤発表を一斉批判=「いいかげんな政府」「大失態」(時事通信) - goo ニュース

     時事通信 2009年4月4日(土)20:30
 野党各党は4日、北朝鮮の弾道ミサイル情報に関する政府の誤発表について「いったい(麻生)政権は何をやっているのか」(鳩山由紀夫民主党幹事長)などとそろって批判した。徹底した原因究明を求めるとともに、麻生政権の危機管理能力の甘さを追及する方針だ。

 鳩山氏は、大阪府東大阪市での集会で「むやみに動揺するより、冷静に対処することの方がはるかに大事だ。いたずらに危機感をあおりすぎることも国際的に問題だ」と指摘。その上で、「このようないいかげんな政府は国民のためにならない」と述べ、政権交代の必要性を訴えた。

 共産党の志位和夫委員長は長野市で記者会見し「国民に緊張、不安、混乱を招く。お粗末ということに加え、責任は重い」と非難した。社民党の福島瑞穂党首も取材に対し、「政府の大失態ではないか。間違ってミサイル防衛で迎撃していたら、先制攻撃にもなりかねなかった」と語り、原因究明と情報公開を要求した。

 国民新党の亀井久興幹事長は「国民がピリピリしている状況だから、きちんと対応してくれないと困る。無用な混乱を招きかねない」と述べた。
 



ミサイル誤報、野党が批判 「お粗末」「失態」(朝日新聞) - goo ニュース



軍隊が市民生活の中を闊歩する異常

2009-04-04 11:06:53 | 戦争と平和
 北朝鮮のロケットが、日本上空を越えて飛んでゆくという事態を前にして、政府とこれに操られたマスコミが「ミサイルだ!ミサイルだ!」と騒ぎ立てる中、迎撃ミサイルの配備を行うため、PAC3ミサイルや軍需物資を運ぶ自衛隊が市中を走り回るという大デモンストレーションを行った。
 中には道を間違えて立ち往生したオバカな「迎撃ミサイル」もあったようだが。
   ここをクリック

     

 この異常な事態が当たり前のようになって、市民生活に自衛隊が走り回ることに国民の目を慣れさせてしまうというところに、政府の主要な目的があるのに、マスコミはこれを検証したり批判したりするどころか、お先棒を担いでいる。

          

 このようなマスコミの「提灯持ち記事」に影響されて、国民の7割以上が、「迎撃賛成」と応えていると言う(日経調査など)
 恐ろしいことだ。

 何故 国民は、こんなにも簡単に『政府広報』に乗せられてしまうのだろうか?

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なお、2009年4月4日 お昼12:17頃、NHKが政府の発表を報道した。
「北朝鮮から飛翔体が発射された」

12:21 頃、先ほどの発射情報は「誤報(誤探知)」であったと、政府から連絡があったという。

これらの情報は、「Emネット・システム」によって、自治体や自衛隊・警察・報道機関に送信される仕組みであるとのこと。

今、この「Emネット・システム」の説明をしている。

官邸のパソコンをワンクリックするだけで、マスコミが全て「Emネット・システム」によって、政府の支配下に置かれるようになっているようである。

いつでも『緊急事態』を発動すれば、ワンクリックするだけで、政府報道が全てのマスコミに流れるようになっている訳だ。

「北朝鮮」の脅威を作り出して、こういうシステムをいつの間にかマスコミに配備していた訳だ。

 恐ろしい話だと思う。

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 市街地に物々しい雰囲気
   PAC3特殊車両夜間移動

   ※写真も「さきがけOnTheWeb」から

  物々しい雰囲気を漂わせながら陸自新屋演習場の展開場所へ
  向かう特殊車両=30日午後9時55分、秋田市将軍野

 地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の発射機や関連装備などを積んだ自衛隊の特殊車両30台余りは30日夜、配備先の陸自新屋演習場(秋田市新屋町)と秋田駐屯地(同市寺内将軍野)、空自加茂分屯基地(男鹿市男鹿中)に到着した。夜の市街地を抜け、住宅地をかすめながら走る特殊車両は、通過する場所の空気を一瞬物々しい「非日常」の雰囲気に変えながら、目的地へと向かった。

 PAC32基を展開する新屋演習場には新国道、臨海バイパスを経由するなどして、16台が到着。報道陣のライトやフラッシュに照らされながら、林に囲まれた広大な演習場の中へ姿を消したが、発射機1基を積んだ車両が、途中で物損事故を起こし立ち往生するアクシデントもあった。演習場付近では、県平和委員会の2人が監視に訪れたほかは市民の姿はなく、混乱はなかった。

 演習場は国道7号と日本海に挟まれ、付近には学校や保育園、福祉施設などが点在。住宅地や工場などにも程近く、海岸線を北上すると秋田港がある。

 演習場近くの勝平小に通う3児の母、小形由紀子さん(41)は「自宅は演習中の発砲音が聞こえるほどの近さ。新学期が4月6日に始まることもあり、北朝鮮がいつ発射するのかを一番知りたい」。演習場から直線距離で1キロ足らずの松美ガ丘北町町内会の小田長政美会長(75)は「万一の際の対処といっても、一町内会レベルの話ではない。心配だが見守るしかない」と語る。

     「さきがけOnTheWeb」(2009/03/31 09:10 更新) 


 北朝鮮ミサイルで迎撃準備
    政府、厳戒態勢

 政府は4日、北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルを同日にも発射する事態を想定し、厳戒態勢に入った。日本領域内に落下する可能性を排除せず、自衛隊はミサイル防衛(MD)による迎撃態勢を整えている。麻生太郎首相は公邸で待機し、発射が確認されれば直ちに官邸入り。首相官邸は発射情報を直ちに公表する。

 河村建夫官房長官、浜田靖一防衛相や中曽根弘文外相ら安全保障会議メンバーの閣僚も都内で待機。官邸の危機管理センターも職員を増員して情報収集に当たっているほか、自治体や報道各社に対する発射情報の伝達に備えている。

 迎撃態勢では、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を秋田、岩手両県に配備。海上配備型の迎撃ミサイル(SM3)を搭載した海上自衛隊のイージス艦2隻が日本海、弾道を追うイージス艦1隻が太平洋にそれぞれ展開している。

 「ミサイル」が発射された場合、政府は5—10分で自治体や報道各社へ一斉に連絡する。この後、河村氏が記者会見し、発射や日本上空の通過の状況などを逐次発表する。官邸で首相と河村氏、中曽根外相、浜田防衛相による情報集約会議、安全保障会議を順次開いて情報収集と分析を進めるとともに、国連安全保障理事会への新たな決議案の提出も視野に対応を協議する方針だ。

     「さきがけOnTheWeb」(2009/04/04 09:15 更新)
 


PAC3、新屋演習場に配備完了
    迎撃態勢整う

   ※写真も「さきがけOnTheWeb」から

  新屋演習場に搬送され、日本海に向けて配備された
  PAC3発射機=31日午後3時12分

 北朝鮮が「人工衛星」として発射準備を進める長距離弾道ミサイルの落下に備え、空自浜松基地(静岡県)から移送された地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊の装備が31日、秋田市新屋町の陸自新屋演習場に配備され、報道陣に公開された。東北での配備は訓練を含め初めて。

 公開されたのは、迎撃ミサイル発射機2基と発電機、通信アンテナを搭載した自走式の射撃管制装置など。30日夜に演習場に搬送され、31日に作動状態などを点検して所定の位置に配備された。演習場にはほかに、発射機がもう1基運び込まれている。

 県内では演習場のほか、陸自秋田駐屯地(秋田市寺内将軍野)にデータ情報を受信する通信アンテナなどを設置。空自加茂分屯基地(男鹿市男鹿中)にもレーダー装置などが配備された。

     「さきがけOnTheWeb」(2009/03/31 20:37 更新)
 


「麻生・小沢両氏から新党のススメ」 平沼赳夫元経産相

2009-04-03 23:30:21 | 政治
 平沼赳夫元経産相が麻生首相からも小沢民主党代表からも新党結成を求められていたことを著書で明らかにしたという。

 麻生首相も小沢民主党代表も、言わば「他力本願」で政局を転換しようと考えたようだ。

 自らは『手を汚さず』第三者にいわば『決起』を促して、それを自らの政局転換の駒として利用しようとしたのだろうか?

 主体性の無い話である。

 こんなヤカラに、政治を任せるわけには行かない!

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以下、asahi.com よりコピペ 

 平沼氏が暴露、「麻生・小沢両氏から新党のススメ」
          朝日新聞 2009年4月2日22時34分

 麻生首相からも小沢民主党代表からも新党結成を求められていた――。郵政政局で自民党を離党した平沼赳夫元経産相(無所属)が今月出版した「七人の政治家の七つの大罪」(講談社)で、双方から連立政権を視野に連携を呼びかけられていたと暴露した。

 著作によると、昨年9月の自民党総裁選の翌日に麻生氏から電話で「たけちゃん、早く新党を作れよ」と持ちかけられた。その翌日も国会内で麻生氏に「あの話、どうなった?」と聞かれ、「その気はないよ」と答えた。その後の麻生氏は「態度が一変し、おそろしく冷たい雰囲気になった」という。

 昨年4月には小沢氏から食事に誘われ、新党結成を盛んに勧められたという。平沼氏は「私たちのグループを単独過半数を取れなかった時の保険として動かそうとしていた。心外だ」としている。
 


 平沼氏が暴露、「麻生・小沢両氏から新党のススメ」(朝日新聞) - goo ニュース

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「首相も小沢氏も新党結成求めた」=平沼氏、著書で明かす(時事通信) - goo ニュース

自・民低迷…今がチャンス 影響力拡大へ平沼氏意欲(産経新聞) - goo ニュース

進退極まった? 党首討論にも出られない小沢民主代表

2009-04-02 19:49:51 | 政治
2009年4月2日(木)

 国会で、自公政治を徹底追及する重要な機会である「党首討論」を自民党からの呼びかけにも拘わらず、民主党・小沢代表が拒否したと言う。

 小沢一郎氏は、もはや国会で論戦する意欲も能力も喪失したのであろうか?

 公設秘書の法令違反が無かったと主張するのであれば、国会での「党首討論」というまさに国民に開かれた公的な場で、潔白を主張すれば良いものを、それさえできないとなると、国民の疑いの目をますます鋭くする結果となるであろう。

 これでは、衆議院総選挙で自民党に対抗する野党の束ね役は務まる訳がない。
もっとも民主党が政権をとっても金権政治は『まかり通る』ことを一方では証明して見せたので、国民全体としても幻滅と失望は大きいものであろう。

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党首討論、民主が拒否(時事通信) - goo ニュース

民主、8日の党首討論を拒否 今国会では1度もなし(共同通信) - goo ニュース

小沢一郎氏は次の総理大臣にふさわしくない(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース


“着陸復航”

2009-04-01 23:46:05 | 事件・事故
一泊二日の韓国ソウル出張からの帰途のこと。

ソウルINCHOEN空港を18:30の定刻より20分ほど遅れて飛び立った大韓航空機は、ほぼ予定通りの19:55頃福岡空港に着陸態勢。

風で少しあおられながら(機上にいてあおられているのが解る程度の揺れがある)、滑走路に進入する前に今まで静かだったエンジンの出力を上げているので、これは相当な風が吹いているのだとは思いながらも、先日成田で起こった貨物機の着陸失敗転覆炎上事故が頭をかすた。

出力を上げて、機体を安定させたところで、着陸するばかりに(滑走路からおそらむ数メートルの高さ)なっているが、着地できないでいる様子。

滑走路の長さの相当程度まで着地できない様子が伺えた。

その直後、機体は着地しないで、再び急上昇!

いわゆる “着陸復航” を行い、博多湾上に再び飛び出した。

“着陸復航” と言えば、事故ではないが、「このままでは安全に着陸できそうにもない」と機長が危険性を認識してやり直すことであるから、ある程度危険な状況に遭遇していたことは確かだということになる。


(“着陸復行”との表現もある。
Wikipedia では、着陸復行 としているが、記事検索では、“着陸復航”の方が多い様子。)

“着陸復航”に出くわしたのは初めてで、横に座っていた韓国人の方も初めての経験だという。めったに見られない光景らしい。

 すぐには、事態の説明が無く、上空で旋回し始めて初めて機長からの放送があった。立て直して安心できてからの放送だったことにしておこう。
 その機内放送では、最初に韓国語の放送があり、私の横の方が、「風が強かったようですね」と日本語で説明してくれた。
次に日本語の放送があり、風のことは言わず「霧が濃かった」と言った。
続いて、英語の放送があり、そこでは「強風と霧で」と言っていたように思う。
言語によって説明内容を変えるのか!?


 この“着陸復航”のおかげで、博多の夜景は2度楽しめたが、やはり先日の事故のニュースを見ているだけに『怖かった』というのが正直なところ。

 2度目のアプローチで無事着陸できたが、パイロットは 相当の緊張を強いられたことだろう。

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2007/11/18 JAL1685の着陸復航


Difficult landing in Madeira